いま日本に希望の兆しが見えてきた
東京の杉並区で、岸本聡子氏が区長に当選した。
いまの岸田政権の醜態は、まさに皮が破れかかった腐れトマトか化膿した傷のおもむきで、こういうのを、ふつう、腐敗と呼んでいるのだ。我々はまるでドブに顔を突っ込まされたようだ。
それがわからずにいた国民は浅ましいし、そう誘導したメディアの罪は重い。
そのなかに出現した岸本区政こそ、泥中の蓮(でいちゅうのはちす)というものだろう。
れいわ新選組、東京都世田谷区の保坂区政、明石の泉市政とならんで、いまの日本で期待できる、善政の最有力候補が、杉並区でこれから始まる岸本区政だ。(その後、群馬県前橋市で当選した小川晶新市長もいる)
トランスナショナル研究所という硬派の国際的NPOで調査立案など行ってきた岸本さんには、これまで日本でなかった清新な政策、世界では常識になっているまっとうな政策を打ち出してくれることが期待できそうだ。その著書『水道、再び公営化!』は非常に重要だ。
手始めに隣の保坂世田谷区長と手を結んでPCR検査を街角で、ということをやったらいいと思う。インターパーク倉持呼吸器内科が栃木県で、もはや政府をあてにはできないと始めたコロナ診療も、同じ方向の動きで、日本のあちこちにいる良心的なお医者さんたちにどんどん見習ってほしいものだ。世界のどこでもやっていることだ。
杉並、世田谷、両区合わせて150万の人口規模。それがほかのいろんな自治体にも広まったら、たんにコロナ対策としてだけでなく、全国の有権者が生き生きしてくるだろうという意味でも素晴らしいと思う。
先に「最有力候補」と書いて、なんの候補か言わなかった。首相候補である。日本では有力な首相候補が3人いることになる。山本、泉、岸本。
女性宰相にしたければ岸本さんが最有力候補だろう。