HOTEL PETRICHOR EP.AFTERWARD MYSTERY TOURからの脱出 全通感想


※ ありとあらゆるネタバレが含まれます※
※ 思い出し次第色々追記します※
※ 全通と言っておきながら、一日目情報を受け止めるのに精一杯で朧気で記憶少なめです ※





開演前/導入

始まる前の舞台はスクリーンに「ホテペトからの脱出(要約)、注意書き」に加えて、椅子・時計椅子、左から青、紫、緑、赤、黄色の順番で傘、2人がけのソファとタンス、その上に金縁の電話が並んでいました。

2日目/昼

最初は真っ暗な会場の中、YouTubeで公開されたホテルぺトリコールの映像が断片的にTHETEARのスクリーンに映し出されている感じ。
スマイルの「エ゛ーッ」が2回入ってるのが存在デカ過ぎて笑っちゃいそうになったけど、これから始まるんだ…って感じが凄くて毎回画面思いっきり見入っちゃう、映像もさることながら背景の音楽も大好きで、演出が本当に好きです。


点灯、共にホテルのツアーガイドが真ん中に登場。

色素薄めの金髪(上の方が黒くて微プリンだったので地毛の可能性)、白いシャツ、黒い蝶ネクタイ、黒のスパンコールがついたベスト、黒いズボン、黒い靴、黒ネイル(又聞きした情報)。

殴り書き



ボイチェンで喋っていたから聞こえるのは基本低い声だったんですけど、時折聞こえる地声っぽいものはわりと高めの声でした。一回目の公演は緊張からか噛んだりしてた。「ちょうしゃを…調査を、噛んでしまうのもご愛嬌ということでね
あと普通に話が上手い~~~!

EDで出演者が「???」だったからワンチャンnakamuかも?って言ってる方もいました、ここに関して確証はありません


謎解きの説明を受けながら謎解き開始
謎解きの内容:傘に紐づけられた人物の記憶と照らし合わせながら事前に配布されたパンフレットの謎を解いていき、鐘が3回なり終わったあとに導き出した指示に従う。
(例:バンザイをしろ、という指示があったとしたら、3回鐘が鳴り終わったあとにバンザイをする。)



Mystery1

最初の記憶は黄色の傘。地下にあるカタコンベの悪霊を祓うため、自ら入った(自ら階段をおりていました)神父らしき人物がの記憶を元に、ルールに従いながら迷路から抜け出し、道中で拾った平仮名を読んで言葉を作れというもの。

迷路の至る所に様々なアイテム(十字架やノート、リンゴや地図等)と頭蓋骨が分布されており、ルールというのはこのアイテムに紐づけられてるんだろうなってぼんやり考えてました。

記憶を見る際、ツアーガイドの方ははその色の傘を一旦さして閉じ、舞台裏に消えます。3公演目のとき黄色の傘をくる~ってして遊んだのがとても印象強かったです。所作が綺麗で見入ってしまう。

選択肢として、ゴールまでには様々な道がありました。記憶の中の神父は、初手すぐ右にあった頭蓋骨の山は通れないと判断し、ほか三つの道に行ってみたけどルールに反しているので通れず。そこまでで途中にあるアイテムをしりとりになるように通っていかなければならないことがわかっていました(例:十字架→カメラ→ランプ)。十字架を通る時の「十字架ということは、通れるということの暗示かもしれないな!」て言っていたのが良かった。しりとりが途中で途絶えるから結局十字架の道はダメなのもまた良かった。

最後の判断として頭蓋骨の山に行こうとして殴ってみると、なんと山が崩れ落ち、進めるようになります。その時の「えいッ…ああ゛!?」って声と、頭蓋骨の横を通る時の「ちょっと失礼しますね~」って声が最高にやんさんぽくて楽しくなっちゃいました
そのあと道中にあった釣竿を拾い、もう一度頭蓋骨の山にぶち当たったので通ろうとするも通れず。

(「これで通れるように… な ら な い ゛❗️」)

一見障害物(壁替わり)かと思われた頭蓋骨も、しりとりのルールに含まれるというのが謎解きの答えでした。
記憶を見たから理解することが出来たけど、ド初見は無理〜!!!でした! パンフレットに書かれた迷路は骨の壁で出来ており、また頭蓋骨は本当に色んな所にあるものだから、脳が勝手に「障害物」と認識してしまっていました、一泡吹かされた
出された指示は「立ち上がれ」。会場の殆どが(恐らく全員)立ち上がることができてました。

3回目の公演の時、ツアーガイドさんはだいぶ慣れてきたのか、ちょけてることが多かったです。(「この謎がまだ解けていないよお~(横揺れ)って人は…」ってくねくねしてた)3回目のみ解けていない人はいなかったんですが、その時は「ほお!いない!素晴らしいですねえ!」って褒めてくれました。



Mistery2

続いての2つ目の記憶は青色の傘。とある画家がまだ新人の頃、ホテルのレセプションパーティーに招待された際フィルトレ氏に送った絵のひとつ「Response」に関する記憶です。このResponseは多くの贋作がでまわり、ホテルの知名度に一役買うほど値の着いた作品でした。警察が入った頃には何者かに荒らされており、作者本人の消息も不明です。

謎解きの内容は、「明らかな間違いのあるエリアを番号順に読んで出てくる指示に従おう」。パンフレットに描かれたイラストにはエリアと番号が割り振られていました。このイラストを手に、記憶との違いを探します。

以下 とある画家が喋っていたことで覚えているもの(うろ覚えなので脳内補完しているところもあります 。あくまでフィーリングで捉えてください。


「いや〜それにしてもいい絵だなあ。
そりゃあ贋作が出回るわけだわ、ウン」

「野菜の瑞々しさが映えるように、
全体の色味を暖色に統一したんだっけ」

「この絵のタイトルはResponse。
対話を題としたこの絵に、あえて人は描かずに椅子だけを描いたんだよね。見た人が想像できるように。これが写真と創作の違いだよね~!」(うろ覚え)

「絵は全部書くのが全てじゃない(要約)」

「最初はもっと背景を書き込もうとしたんだけど、窓枠が綺麗すぎて心を奪われた(要約)」

「整然とした窓枠の中から映し出される整然とした景色は、さぞ圧巻なんだろうなあ。」

「ただ、窓枠に時間をかけすぎて、背景はあんまり書き込めなかったんだよね笑」

「火を書くのって案外難しくて、暗い部屋の中で蝋燭に火を灯して、本物の炎のグラデーションを何回も観察したんだっけ…。近すぎて2回…いや、3回くらいかな笑 火傷して大変だったけど…」

うーんやっぱりこの絵、いいなあ。自画自賛だけど…!


動画で出てきた絵とパンフレットにかかれた絵の違いは以下の三点。

・椅子がない(指示は「胸の高さで:3」)
・ロウソクが青い(指示は「盛大に:6」)
・窓枠がズレている(指示は「拍手して:11」)
導き出される指示は「胸の高さで盛大に拍手して」。
ただ、謎解きの指示は「明らかな間違いのあるエリア」でした。

そうです。贋作と本物を見分けるだけでなく、作者本人ですら気が付かなかった「間違い」も、
間違いとして認識しなければならないのです。

EP.7

この絵、明らかにおかしなところがあるのです。

拡大画像

時計の長針が長すぎる!

このままではこの時計の長針はつっかえ、動くことができず、時計としての機能を果たしません。このエリアに書かれた指示は「立ち上がって:6」。
つまり正解は、「胸の高さで、盛大に、立ち上がって、拍手して」となる訳です。

あまり客席全体を見ていた訳では無いので確証は無いですが、1公演目、2公演目ともに立ち上がる方は少なかったように思います。1公演目は前の方だったこともあり私の視界には1人もいらっしゃいませんでしたが、2公演目にチラホラ立ち上がれた方は殆どが2回目だったじゃないかな?と思います。3公演目もリピート者が多かったのか、私の席は2階席の後部だったのですが、結構な人が立ち上がっていたような。

思えばツアーガイドは、「いいですか、明らかな間違いのあるところです」 「明らかな間違い、ですからね。間違いといっても色んな種類がありますから…」と意味ありげに言ってはいたけど…!!!となりました。意表をつかれたちょっと意地悪な(主観)楽しい問題で面白かったです。

ただ消息不明だったりとかこの後この絵を破壊するんだなだとか、そう思うとちょっと心が苦しかった。こんなに自信満々なのに、「画家向いてないから辞めようかな~」とか言っちゃうの、本当に辛くて… 特に、本当に本当に一番最初の動画がそのセリフから始まるのも、ほんとに、辛くて…

解説をしている際、1公演目はずっと立ち上がっていた(多分)のですが、2公演目くらいから椅子に座って足組んでたりとかしてました。
立ち上がってくださった皆さんが、大正解です!


3公演目のみですが、「ペコリコール」などと言うてました。最初の方にもぺトリコールの話は言っていたのですが、「ここからどんどん謎も難しくなっていくと思います。…そんな時こそ、(客席に耳を寄せる)(無言)…ありがとうございます、"ペコリコール"ですね!」というひと茶番を挟む。ペコリコールなるものは、隣の人とペコリすることです。

そしてここで何故か「拍手喝采」の話を挟みます(三公演共通)。拍手喝采はみんなでも、たった1人でも、拍手喝采なんだとか。普通に勉強になりました。


Mistery3

続いて3問目、赤色の傘に紐づけられた記憶。記者らしき人物が館内を歩き、そこに隠された様々な謎をみつけ、撮った写真を元に謎を解いていく。この問題は映像を見なくても、パンフレット内だけで完結することが出来ます。

以下印象的だった記者のセリフ。発言のほとんどが謎解きのヒントだったので少なめです

「あ〜!朝ごはん美味しかったな〜!ちょっと味濃かったけど…

「ウワッ!スクリーンに謎が投影されてるよ‼️」

「ここが青の(※)洞窟か~!青いな~!」

※動画に映し出されていたのは教会
味濃かった、と言ってる点から、きっと記者も毒を食しているんでしょうね。遅効性の毒?


登場する謎は5つあり、それら全て答えは「記号」になります。
謎の下に置いてあるひらがなと記号があちこちに散らばった画像。時系列順に記号を繋ぎ、道中で拾った平仮名を続けて読めば答えが導き出せます。
省略すると、答えは「左手突き上げて

ただ、それだけではありません。
記号同士を繋いでいくと、それはひとつの大きな矢印になります。その矢印が指す方向には、「ピースして」の文字。

つまりは、「左手突き上げてピースして/左手突き上げて、ピースして」が答えとなるのです。答えが複数あるんですね、これまた意表をつかれました。
そもそも初回は謎解きが分からなくて矢印までたどり着いていなかったのでそもそも論アカンかったのですが(🥲)、なんというか、ホントに固定観念を剥がさないと解けないのが面白いです。

気づけば確かに!となるし、そりゃそうだ!となるのに、気づくところまで至れなかった!おもれ~~~!!巧妙~~~!楽しい~!!!

ただこの謎、普通に謎が難しかった。記号同士を繋げる前の段階、そもそも記号を導き出すまでにグダるという… なので、2公演目からはツアーガイドさんが全ての答えを開示してくれました。優しい。

「謎を解けば、答えを導き出せるは、ず、なんですが……仕方がないですねえ!特別に答えを教えて差し上げます!」(3公演目の言葉)

この時、このツアーガイド、舞台のへりにすわっていました。1列目の人の安否が心配です。



Mistery4

続いて4問目、紫色の傘に紐づけられた記憶。とある男の一日の様子です。

「ただこの男の記憶!! あんまりにもつまらなかったので!私が細工を施しています!!」


ツアーガイドにまでつまらんと言われるスマイル。恐らく目的が だから?このツアーガイドは決まりきった結末を嫌うので。死は死以外の何物にもなりえないですからね。


謎解きの内容としては、事前に配布されたシールを使って薬の形💊になるようにシールを貼っていけというもの。画面にはクイズと共に2択の答えが表示されます。
(例:「例えば…答えがスマイルだとしたら。パンフレットから「スマ」または「イル」を探してください。シールも同様です。ああ、スマイルっていうのは笑顔のスマイルのことですからね?」)


以下セリフ(略)

「チェックインもできたし、せっかくだから見て回ってみるか(うろ覚え)一度歩き回ってみたかったんだよな~。あの薬を飲むタイミングは…また後で決めればいいし

「エレベーターってどっち押した方が早いんだ?…まあ…どっちでもいいか」

俺の死に場所にしては綺麗すぎる気がするけど…

男のセリフの節々から、やっぱり彼は死にに来ていたんだな ということが感じとれて オタク(一人称)は辛かったです。


この問題の中の答えのひとつに、「」という答えがありました。普通にパンフレットとシールから「ソ」「ト」を探せばいいのではないかと思うかもしれませんが、そんなものなく。タト(外)を作るというちょっととんち?地味た答えが面白かったです。

この時も、ツアーガイドは「字の表し方は、カタカナ以外でも…漢字でも出来ますからねえ」とヒントをくれていました。

答えにそぐうシールを全て貼り、残ったシールの指示を読め が今回の謎。残ったシールは「ア カ ウエ カラ」でした。アカウエカラ、赤上から

パンフレットに目を移すと、赤いカプセルに表示された文字は上から 「ハク シュ カッ サイ」でした。

伏線回収キター!最初から拍手喝采できるやん!とは思っていましたけど、まさかほんとにそうだとは思いませんでした。

Mistery5

続いては5問目、緑色の傘に紐づけられた記憶。

シェフの使った食材の欄に書かれた指示に従い、事前に配布された紙を折る。全ての指示に従った際、その紙は以下のシルエット(クローシュ、綿棒、ワイン瓶、肉)のいずれかになる。という謎でした。

以下セリフ

「次は…シェフの気まぐれミートパイか、めんどくせえのきたな~」

「どれにしようかな~… 全部入ってるしどれでもいいか!」

「包丁使うの疲れるんだよな~」

「この牛肉大丈夫かな。色味…悪いな

「あ〜涙出てきた、この玉ねぎずっと置いてあったから」

「最近使ってなかったのは…ここら辺だっけ、まあいいやこれにしよう。なんかこの卵デカそうだし」

「…このミートパイめっちゃ味濃いんだよな。まあ苦味消すためだからしょうがないか

毒はね、カモフラージュする為には彩りが大事だからね

全体的に軽い感じの声色。

小麦粉と卵でパイ生地を錬成してこねる時、空中で一旦パイ生地がピタ…と止まって、ビタン!とまな板に叩きつけられるのが少しシュールで面白かったです。


シェフの行動通りに従っておっていきます。
肉→玉ねぎ→小麦粉→卵。折り紙はクローシュの形になり、ここで終わり…かと思いきや、シェフは慌てて飾り付けとして水色の花を持ってきます。この水色の花を使用した時の指示は、「金色の三角形にペンを差し込む」。

これではクローシュの形が崩れてしまいますし、ほかのシルエットにもならない……かと思いきや、シルエットは上記4つだけではありませんでした。ノンブルの傘のシルエット。そう、これもシルエットに含まれていたんです。

私はわけも分からぬままとりあえずペンを指して傘なるものを作りましたが、まさか傘も含まれているとは思いませんでした。これもまた柔軟な判断と言うか、臨機応変さが求められる良問で良かったです。2問目、3問目と比べて正答率は高かったように感じます。


Mistery6

最後!!!
一旦暗転し、雰囲気が変わります。
声に艶がかかり、一気に不穏なモードに。壇上には先程までなかった黄色と青の扉が現れ、いかにも悪役ですと言った感じのセリフ、言い回し。

「続いて…最後の謎に参ります。」

「私はフィルトレ氏の、"罪人にも華々しい最後を"という思想に酷く感銘を受けた!」

「君たちはこのホテルで何が行われていたのか知ってなお、このホテルに足を踏み入れた…。(中略)尚且つ頭もきれるようだ」(うろ覚え)

「罪人でない人間などいない… 何がペコリコールだ!」(三公演目のみ)

「ただまあ……決まりきった結末など面白くない。このツアーは、最後までエンターテインメントであるべきだ。君たちが正しい選択を行えば、最後を迎えずに住む運命も用意している」

「さあ、自らの意思で!自らの運命を選択しろ!」


そして始まる60秒のカウントダウン。スクリーンに映し出されたのは黒背景に黄色 青 の選択肢。どちらかの色の長方形を掲げ、自らの運命を選択しろとのことでした。

黄色はシール台紙の裏、青はパンフレットor配布された折り紙の裏。私は全公演通して青を上げ続けていたのですが、毎回最初に黄色が選ばれていました。

3公演目は半々だったようで、「う〜~~ん、う゛~~~~~ん、う〜~ん、…今回は黄色が多いようだ…」とか結構悩んでらっしゃいました。


それでは!お前たちが自ら選んだ未来を見せてやろう

結果黄色の運命はバドエン、THETEARは何者かにより鍵をかけられ、雷により一体は停電。永遠の時間と寒さがツアー参加者を襲い、ついぞ生きて帰ることはありませんでした(要訳)──という文面がスクリーンに表示され、会場が「死んだ笑」とザワいた瞬間、「ちょっと待ったあ!」と背後から聞こえるnakamuの声。沸き立つ会場。(ちなみに土曜は前の方、日曜午前は2階席、日曜午後は1階後方だったのですが、日曜午後にしてやっと「nakamuの声スピーカーから出てたんだ!」と気づきました。)

「何!?映写室に侵入者が…!」(舞台裏に消える)
少しだけ時間を巻き戻します!そうすればやり直せるはず!

みたいなことを言いながら時間が巻き戻される。選択肢から黄色の選択肢が消え、青のみになります。時間が巻き戻されたツアーガイドが舞台裏から登場します。
「では改めて、むっつめの謎に…ナニィ゛!?選択肢が消えているだと!? …ふ、ふふ、ま、まあいい、このツアーにトラブルは付き物だからな!」

そして続いて掲げるは青の選択肢。こちらも死にます。THETEARは何者かにより鍵をかけられ、どこかから浸入した水によりTHETEARは浸水、ツアー参加者が生きて帰ることは二度となかった──

二度目の死に参加者が笑う中、予想通りの「ちょっと待ったあ!!」が入ります。

「何!?映写室に侵入者が…クソッ、」(舞台裏に消える)
「どっちもダミーだなんて、なんて卑怯な奴なんだ!…俺がもう一度時間を巻き戻す!君たちなら、必ず正しい答えを導けるはずだ!

安心したのもつかの間、発砲音とnakamuの「ウッ」といううめき声。会場が悲鳴をあげる中、ツアーガイドが「余計なことをするからだ…」と低い声で言います。
ですがそのまま時間は巻き戻され、nakamuの安否に不安を抱えながら再度運命の選択へ。青と黄色の選択肢が消え、スクリーンにはカウントダウン表示と真っ黒な背景のみ。

「では改めてむっつめの謎にすす…何、何笑ってるん……ェ゛エ゛!?
「…ま、まあいい。むしろ選択肢が無くなったことで、より難しくなったんじゃないか?(うろ覚え)」
ツアーガイドさんの声は公演が重なる度にリアクション💮になっていってて楽しかったです。

そしてカウントダウンの後、一斉に上げられる黒のバインダー。青も黄色もなくなった今、私たちに残された「長方形の色の着いたもの」はそれしかありません。
そう、運命の選択の答えは、背景と同化していた」という選択肢だったわけです。

暗転し、スクリーンに「脱出成功」の旨が表示されます。ホテルは苔にまみれ、ツタにまみれ、ボロボロになりながらも、何室か電気が着いていました。
(外は真っ暗で、すっかり泣き止んだ表情でホテルの黒い物語を見届けた)


点灯と共に、ツアーガイドが俯きながら言います。
脱出、成功だ…。君たちは、見事に、黒い背景に隠された黒を見抜いたのだな…」
「私はフィルトレ氏にはなり得なかったのか… はたまた君たちは、最初から罪人ではなかったということなのか…」

暗転。エンドロールとともにびいどろが流れます。ああ~これで終わりか~、良かったな~!!!!涙ほろり 普通にびいどろが良すぎ

出演  : ??? (ツアーガイド)
      nakamu

映像出演: きりやん
      きんとき        …

と続いて、nakamu音声出演じゃないの?と頭に疑問符はうかべましたが、まあスルー。
最後、「specialThanks. Hotel Petrichorを楽しんでくれた皆さん」で〆てくれて ヴ となりました。

nakamu

終わったけど会場が明るくなる気配がない…と思ったら左下にオレンジ色のライトがパッとつき、そこにベルマンのシルエットが現れます。

こんな感じのシルエット


襟足までベルマンnakamuぽくて大歓喜で、トランクまで持っているのが嬉しい。nakamuを目に焼き付けようとシルエットしかメモ描いてないのですが、セリフはうろ覚えだとこんな感じです。

「彼は…殺すつもりはなかったみたいです。空砲が横を掠めて、気絶しちゃって…」

「私は、このツアーのことを、最初から怪しんでおりました。貴方たちはホテルの全てを知って知っていながら、こんなツアーに参加するなんて…相当な怖いもの知らずですね。」

「このことはいずれ外部に出回り、このホテルはいつか取り壊されるでしょう。…ですが、このホテルのことは、いい意味でも悪い意味でも、忘れないでください。ここで起きたことは、ここにいた私たちだけの秘密ですから。

……もう出会うことは無いかと思いますが、どうか皆さんお元気で。それでは、行ってらっしゃい。

うろ覚えだけど確かこんなの。全公演通して微妙な違いはあれどこのようなことを言っていました。もう二度と出会うことは無い、って言葉が、3公演目になると重苦しく響いて辛かったです。
ぺこりとトランクをもったベルマンがお辞儀をして、舞台裏に消えます。今度こそ本当に終わりかと思いきや、舞台が虹色でてらされます。え?終わんないの?と言ったところで、


nakamu2


「お疲れ様でしたー!」


3 D モ デ ル N a k a m u


以下 断片的喋りまとめ

「なんですか~ソワソワして!

…そりゃソワソワするよね。まさかお前出てくるんかーいってね、思ってるでしょ今。言ってなかったからねー。
これやるためにこの1年間、エンドロールで出てきたたくさんのスタッフさんがたに協力したいただいて、頑張ってね、やっとこれが作れたわけだから…僕目当てで来てもらうのは違うなって思って。言ってませんでした!」(確か1か2公演目)



「なんか最初の方ピリピリしてなかった?笑 ツアーガイドさんのボケにも、あ…みたいな、笑っていいのかな?みたいな、すんってなってたよね?笑」

「ちなみに昨日、感想見て急いで予約したよーって人いる? …あ、じゃあ今日謎解き初めてだよーって人は?多いねえ、初めてでも楽しめたよって人は手振って!
昨日も来てくれたよって人は?…あれ意外と居ない?後ろにいる?(上を見る)…いてもちょっと分かんねーな…あ!いるねえ!」

「…あ、マスクつけてんのか。なんか顔白いな~って思って見てた、見えにくいからさこれ」
「今ね、靴履いてないんだよね。靴下なの。裏でスタッフさんとかに見られながら慌てて着替えてるからさ、」(2公演目)



「このズボンさ、ホテルマンのズボンなんだよね、いつもと違うでしょ? ここにいたの(ホテルマンの事)俺だから」

「謎解きどうでした?騙されたでしょ?結構。」

「まだホテルぺトリコールの世界観に浸ってたいよーって人!…うれしい。はい、ということでね、スライドお願いします」

「あ、これ。色味可愛いでしょ? (トートバックを見せる)なんかあのー、印刷が剥がれちゃうこともあるみたいなんだけど、それがまた一点物って感じがしていいんだって。アニメイトに行った時に剥がれ方とか見てみてよ」(3公演目)

3公演目メモ



カップソーサーを見せてくれた時のnakamu

1公演目;
「みんなが欲しい欲しい言ってたヤツね、作る気決まってるやん!」うろ覚え

2公演目;
「そりゃ作るよ、作るに決まってるでしょ!こちら受注生産なんでね、届くのは1月なんですけど、まあ…届けてもらうまで頑張ってください」

3公演目;
「はい、欲しいぜ!ってみんな思ったと思うんで、あげます。支払い忘れだけはすんなよ!!まじで誰も幸せになんないから!!大量の在庫抱えながら『な゛んでみんな゛予約したのに買ってぐれないのぉ゛;;』ってなっちゃうから… 笑 軽く酸欠なんだけど、」

などと話していました。

描き殴り


後は事後通販の話、ネタバレの話、受注生産の話、スタッフさんへの感謝とか色々。そしてぺこりと一礼して、今度こそ終わりかと思いきや、この動画。
https://x.com/whitetails06/status/1698338143316115762?s=46&t=1IN6EX1l0_eJvJA0erd0Fw

会場内で聞いた時は列車の音は聞こえませんでしたが、完全にみんな沸き立ちました。


最初から最後まで驚き・予想外の連続で、本当にこの人はファンを喜ばせるのが上手いなってヒシヒシと感じる2日間でした。追い打ちに追い討ちかけられて追い討ちされて…みたいな追い討ち祭り。要所要所に感想は書きましたが、マジで何回行っても飽きない公演!全通してよかった!本当に!!!!!!!!

ワイテルズファンならぜひ行って欲しいと思いましたが、もう二度とやらないのが悲しい。あと5万回だって行きたい、けどこれで綺麗さっぱり終わるのがいちばん綺麗なんだろうなとは思います。情緒の踏ん切りがつくかは置いておいて。

本当に、本当に楽しかった!
ありがとうワイテルズ!
ありがとうnakamu!!
本当に大好きです!!!!


2日間もお疲れ様でした!!
2024年もとっても楽しみにしています!!!!






以下謎に思ったことまとめ

・きりやん、Broooockの罪は何だったのだろう
・会場に現れたベルマンは一体何者?
・ツアーガイドの正体は?

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