【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 5W1H質問よりも、Yes-No質問が効果的な場合もあるんだな… 』と感じた出来事
1. 自己紹介
こんにちは。
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、画家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
本日は、私の趣味であるビールを飲みながら、日々学んでいることについて『 ブログ 』を書きましたので、その御報告をいたします。
2. 【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 5W1H質問よりも、Yes-No質問が効果的な場合もあるんだな… 』と感じた出来事
前回は、週に一度の休刊日ということで、日頃の中国生活をご報告する『 今週のマガジン 』をさせていただきました。こちらです。
本日は、『 5W1H質問よりも、Yes-No質問が効果的な場合もあるんだな… 』と感じた出来事についてお話いたします。
■ 技術営業をやってみて
今日は自分の御仕事での気付きを、メモ程度に書き留めておきたいと思っております。いつか自分の今のポジション(お仕事)に来る“ 後輩 ”のために、同じ失敗はしない方が良いと思いますので、実際に体験したことを書いておこうと思います。
まずは私事なのですが、2018年までずっと研究開発をしていて、2019年から今日まで、“ 技術営業 ”をしてきました。
① お客さんの所に行って、
② 自社の製品のスペックやこんなことが出来ます、等を紹介し、
③ お客さんの要望を聞いて、
④ 材料提案やら、処方提案を行う、
そんなお仕事です。
このうち、③でのお話が今日のnoteのテーマになります。
『 5W1Hで質問をするか、Yes-No質問をするのが良いか? 』
です。
■ 両方大切なんだけど…
結局のところこの2つの考え方は両方大切なのですが、個人的には『 Yes-No質問 』が大切かなと思いました。
例えば…
先日顧客訪問した際、まずはお客さんに対して、こんな質問をしてみました。
当方 : 『 御社で使用している材料は何ですか?(5W1H) 』
先方 : 『 言えません 』
相手の立場に立つととっても分かるのですが、内部の情報はそう易々と教えてもらえません(笑)。
そこで、30分くらいたった後に、こんな聞き方に変えてみました。
当方 : 『 御社は、今回の案件と似た特許ではA、B、Cを使ったデータを出していました。そのうち、A、Cの性能が良かったです。つまり、この状況だと、御社で使用してるのはAかCですよね?(Yes-No質問) 』
先方 : 『 ハハハ(苦笑)、うーん、答えづらいですね。。。 』
こんなやり取りでした。結果、100%正解ではありませんが、AかCである可能性が高い、ということが分かりました。
この局面では、圧倒的にYes-No質問が効果的でした。
もちろん、すごいお客さんは顔にも出ないので、この聞き方でも全く分からないことも多いですが(笑)。
■ “ 知識 ”だけは必要だなと感じました
こんな経験を経て、もちろん両方の考え方での質問は大切なのですが、お客さんを訪問して技術情報を引き出す、という状況においては
“ Yes-No質問 ”は非常に効果的なのでは?
と思っております。
実際、自分自身がこういった質問を逆にされたら凄く嫌です(笑)。“ 答えやすい ”ので、うっかりポロっとYes!No!と言ってしまいそうです。
ですのでこの問い方をしたい訳ですが、これをするために重要なのは“ 知識 ”だと思いました。つまり、選択肢を網羅的に、こちらから提示し、どれかを選ばせる、という質問なんだなと感じたからです。
これですか? - No。
これですか? - No。
ならばこれですよね? - Yes。
みたいなイメージです。この質問の“ これ ”を質問するには事前に“ これ ”の知識がないとできません。
ということで、この辺りを注意しつつ(知識を詰め込みつつ)、Yes-Noで答えられる質問をしてあげると、沢山の情報を引き出せるのかなあと思った今日この頃でした。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
3.【 ビールの御紹介 】
こちらのデザイン、好きです。自分が描いている絵のテイスト、そっくりなので(笑)。
以上、今週もお疲れ様でした!
今後ともよろしくお願いいたします!
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。