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『 最高の教育は、やっているところを見せることなのかも 』と学んだ出来事

= 自己紹介 =

技術系会社員をしながら、アート活動や塗り絵本を世界の子供たちに届ける活動をしております、KENTA AOKIと申します。

これまでに、「インドネシア、タイ、日本の幼稚園や学校で塗り絵授業」を行ったり、「上海日本総領事館・上海伊勢丹との協賛で塗り絵ワークショップ」を行ったり、「アメリカのギャラリーコンペで年間6件受賞」をしたり、そんな活動を行っております。

本日は、『 最高の教育は、やっているところを見せることなのかも 』と学んだ出来事をほろ酔いの中、書いてみたいと思います。


= 若手との一幕 =

昨日、こちらに飲みに行ってきました。" 会社の若手と一緒に "、です。

実は昨日、会社の若手が初めての出張だったので、初出張お疲れ&どうだった?のお祝い会を行いました。その後輩は、普段、研究開発をしていて、ほとんど会社の外に出ることなく、ラボで仕事している、そんなメンバーです。

この後輩と今回、色々な企業が出展している展示会にに行き、各社へのヒアリングを通して情報収集を行ったのですが、後輩に

『 ヒアリング、どんな感じでやるかイメージつく? 』

と質問したところ…

『 全然イメージつかなくて、ただただ緊張してます… 』

と不安100%の緊張モードで返答がきました。思い返せば、僕もかつてはそんな感じだったかもしれません。やっぱりはじめては怖いもんです。

それで、『 こういう感じで、ここはこうで、こうしてみるとコミュニケーションしやすいよ 』とアドバイスと言いますか、経験談をコメントしてみたのですが、、、

はじめの1時間は一緒について回る、のが精一杯でした。


= " やってみせる "ことの強さ =

『 さて、どうしようかな…。 』

色々考えてみた結果、やっぱりこれしかないな、という結論にいきつきました。それが本日のタイトル、『 やっているところを目の前で見せる 』でした。

一緒に出展ブースを見て回る中で、後輩の" 目の前 "で、僕がお客さんと技術ディスカッションをしている様子をちゃんと見せる。うまくいっていないところも含め、ありのまま(笑)。アイスブレイクっぽいとこから、名刺交換、聞きにくい質問をどう聞いていくか、ディスカッションの締め方、までほんとに全部です。その上で、何回かやった後、最終的には、" 後輩を一人にさせて "、お客さんの前に送り出す。これしかないな、と思いました。

…で、実際それをやってみると、どうなるかと言うと、後輩は一人になって頼れるものが無くなるので、なんとかしようと、見よう見まねで動きはじめます。もちろん、そうならないような人もいますが、大抵の場合、" なんとかしなきゃ "と見よう見まねで動きます。そして、何がうまくいき、何がダメなのかを、実際に、自分の経験として学ぶ。それをもとに、改善して次にいかす。

これが一番教育になる気がします。真似て自ら実行し、自ら改善点を考え、また実行するからです。これ以上の教育はないんじゃないか、とさえ思います。


= 最大のポイントは" 我慢 " =

…ですが、よくよく考えたらこのことは大抵の人なら分かることかと思います。OJTなんて正にそうなので。でもこれってなかなかできそうで、できないことだよな、と感じています。なぜなら、このやり方が成立するのは、" 後輩がやることに口出しせず、失敗を許容できないといけないから "です。寛容になれないといけないんです。

みなさんはできますでしょうか?

僕はなかなか難しくて、" それはこういう結末になることが見えてるから、こうしといたほうが良いよ "とか、" その方法は別の人が似たようなことをしていたから、やめといたほうが良いよ "とか、言いたくなってしまうんです。ただ、後輩が納得するためには、自ら考え、自ら行動し、会得するのが一番良いんです。ここは物凄く我慢のいるポイントだなぁと思いました。

ということで、本日の学びは、

『 最高の教育は、やっているところを見せることなのかも 』

ということと、

『 そして、後輩が自ら学び始めたときは、寛容な心で、我慢強く、学び続けている姿勢を止めないように心がける 』

だなと感じました。

僕自身、肝に銘じておきたいと思います。


P.S.

こちらのビールを。

柑橘感があって、美味しかったです…

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KENTA AOKI @ 会社員 × 塗り絵作家 × ビール愛好家
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。