【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 非常事態になると人はコミュニティを形成しやすくなるのかな 』と感じた最近の出来事
1. 自己紹介
こんにちは。
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている37歳の会社員です。技術系会社員の傍ら、作家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
本日は、私の趣味であるビールを飲みながら、日々学んでいることについて『 ブログ 』を書きましたので、その御報告をいたします。
2. 【 ビール飲みつつブログを書く 】 『 非常事態になると人はコミュニティを形成しやすくなるのかな 』と感じた最近の出来事
前回は、週に一度の休刊日ということで、日頃の中国生活をご報告する『 今週のマガジン 』をさせていただきました。こちらです。
本日は『 非常事態になると人はコミュニティを形成しやすくなるのかな 』と感じた最近の出来事をブログにしてみたいと思います。
上海ロックダウンの真っ只中からお届けしてみたいと思います(苦笑)。
■ 上海ロックダウンの最近
具体的な数字などは調べていただくとして、簡単な感染状況からお話しますと、上海の新規感染者数(無症状含め)は、おとといでざっくり25000人くらいだったところが、4/15時点で19000人くらいと、『 ん?ちょっとピークにきてる? 』といった様子になってきました。もちろん、このピークがダラダラ長く続く可能性はあるので、ピークアウトとはまだ言えないかなと思っています。
…とはいえ、よく考えれば感染者数の議論をしていても実際のところは仕方がなく、大事なのは” 実行再生産回数 ”だとは思いますので、今後、この辺りもより具体的に数字で出てくるのではと思っています。
ちなみに、現地ニュースではこの辺りの情報も昨日、出てきていました。中国語に自信がまだまだないですし、ヒアリングがしっかりできていたか疑わしく、確かな情報とは言えないかもしれませんが、先週までが2.2くらい、今週は1.8くらい、だったかと記憶しています。感染者一人から何人に伝染しているか、と言う数字ですね。
#数字が間違えていたらすみません
#また確認してみます
#1切ったらロックダウン解除にしてほしい
そして、新たな施策として、小区(団地みたいな意味)の感染状況に応じ、” 3段階で行動が可能になる “という施策が出てきました。
(1) 14日以内に新規感染者(無症状含む)が出ていない小区は、その小区が所属する街道(茨城県日立市◯◯◯■■丁目、みたいな細かいところ)まで行動OK。
(2) 7日以内に新規感染者(無症状含む)が出ていない小区は、その後7日間小区内の行動OK、その7日間で新規感染者が出なければ街道まで行動OK。
(3) 7日以内に新規感染者(無症状含む)が出ている小区は、7日間自宅隔離、その後感染者が出なければ7日間小区内の行動OK、その7日間で新規感染者が出なければ街道まで行動OK。
※ なお、いずれも新規感染者が1人でも出た場合、(3)になり、14日間小区(団地)から出ることはできません。
こういったややこしい施策です(笑)。国語力がここにきて問われています。と言いますか、こんな感じの” 感染者数 ”に紐づく施策なので、当然ながら大きな小区は確率論的に、感染者が出る可能性は高まる=封鎖期間がどんどん伸びる、ことは間違いないです。。。
#私の小区
#5000人の住人
…という状況なので、もちろん封鎖は終わっておらず、相変わらず家の中でゴロゴロ…いや、しっかりと在宅勤務をしながら、絵を描いたり、最近では料理なんかにも手を出しております。
このチャーハンに使われている卵やお肉は、” マンションの共同購入 ”でゲットしています。団地のような中にあるマンション、各々の棟でラインのグループトークのようなグループチャットがあり、そこでみんなで外部から買う、という流れになっております。
今日はそんな共同購入の一連のやり取りの中から学んだこと(今日のテーマ)をブログに書いてみます。
■ 非常事態は自然と人のつながりを生む
まず、” マンションの共同購入 ”とは言っていますが、朝通勤して、夜帰ってきて、、、の繰り返しですと、これまでマンション内の方々との交流と言うのはお恥ずかしながら、ほとんどありませんでした。あっても、同じ階に住む方々くらいです。
ところが、今はマンション内のグループチャットに参加し、その中の人から新たに別の中国人が作ったグループチャットに招待してもらったり、お店のグループチャットに招待してもらったり、いろいろなグループチャットに招待されるようになっています。『 こんなグループチャットあるから入りなよ! 』的なイメージで誘われます(笑)。
私が外国人でわからないことだらけだから、そして中国語もままならないから、そして疲れていそうなタレ目だから、気を遣って誘っていただいているのかもしれません(笑)。ただ一番は、『 こんな大変な時だから一緒に乗り切りましょう 』といったような内容でお誘いいただいています。
” 困った時はお互い様 ”
と言うやつですね。これが自然といろいろなところで起きるのです。本当に自然にです。不思議です。たくさん物がある家は無い家にシェアしたり、逆に苦しい旨を伝えると誰かがサポートしてくれたり(薬の手配とか)、そんな間柄になっていくのです。素敵だなと思いました。
とは言え、こうなるには条件もしっかりあるかなと思っていまして、一番は非常事態であること、そして二番目は” 同じ棟の住人である ”と言うことかなと思っております。お互いが素性はっきりわからなくても、わかろうと思ったらわかる、と言う状況にいます、同じ棟の住人は。ですので、安心し合えるのかなと思いますし、貸し借りがうまく回るのではと思っています。現に、サポートされた人は、別の形でサポートをしている、そんな光景も見受けられます。棟が一つの村になっているイメージです。
そんなことが随所で起きているのを最近よく見ていて、
『 ああ、非常事態も捨てた物じゃないな 』
そう感じています。もちろん早く解放されたいですけどね(笑)。それでも、心温まる、そして勉強になることもたくさんある毎日だなと感じています!
#久しぶりの晴れた外で目が開かない
以上、ロックダウン中の上海よりお届けいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします!
3.【 ビールの御紹介 】
いよいよビールストック無くなりました!!!
#ヘルプミー
以上、今週もお疲れ様でした!
今後ともよろしくお願いいたします!
頂戴いたしましたサポートは、インドネシアやタイの子供たちに塗り絵本を送るための活動資金に活用させていただきたいと思っております。 何卒よろしくお願い申し上げます。