【 今週の中国生活 】 週に1度の写真マガジン
1. 御挨拶
こんにちは。
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 制約の中でこそ 面白いことを 』をモットーに、技術系会社員の傍ら、画家活動をしており、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。
今回は海外駐在生活の御様子を『 写真マガジン 』として御紹介いたします。
2. 休肝日は、普段の様子を紹介する『 写真マガジン 』をしています。
前回は、『 オンライングループ展をご覧いただいた皆様へ、ただただ御礼する 』お話を御報告させていただきました。
今回は、毎週火曜日(時には水曜日)の『 休肝日 』の活動、『 写真マガジン 』を御報告いたします。本活動の内容としては、せっかく中国で生活していて、中国でビールを沢山飲んで、沢山絵を描いているので、
『 いつもビールを飲んでいる場所・環境・文化を御紹介できないか? 』
という考えのもと、始めていることです。
普段は『 ビールと絵が中心 』なので、休肝日は『 それらを取り巻く環境が中心 』というイメージです。
ということで、毎週火曜日の『 写真マガジン 』です。
3. 写真マガジン『 今週の中国生活 』
まずはこちらから。これ何だと思いますか??
こちら、深圳の空港にあったモニュメントで、ある意味アート作品だなと思ったものです。
全体は『 木 』を恐らく表しており、特筆すべきは『 木の葉っぱ 』です。何とこの木の葉っぱ、一枚一枚が『 うっすいディスプレー 』になっていて、風が吹くとなびくし、見た目からして葉っぱと良く分かるシロモノになっています。
で、薄いからといって雑な作りかというと全くそうではなく、ディスプレーに移る映像は繊細で鮮明、本当にきれいです。これは有機ディスプレーでしょうか?
もともと深圳は『 ハイテク都市 』で、電子部品、電化製品、IOT関連の企業がひしめき合っている、いわば『 中国のシリコンバレー 』のような地域です。
#○○の○○
よって、こういったハイテク系の製品やアートはお手の物(だと思います)で、空港内ではお掃除ロボットがけなげに掃除してますし、こんな感じのデジタルアートもポツポツあります。この手の技術動向はまだまだ追い切れておりませんが、恐らく深圳発の技術は世界でもトップクラスだと思います。
ということで、出張先の写真レポートでした。
毎回深圳に行くと、テクノロジーの発達スピードに驚かされてばかりです。最近では深圳だけでなく、地方都市(貴州とかもあったかな)に政府が援助して『 スマートシティ 』計画を実行していたりするようです。
恐るべし、中国です。
本当に凄い、中国です。
お次はこちら。これまでには無い感じで、教育教材のオススメです。
こちらはいま私が使用している中国語教材です。あ、オススメも何も、現地で使用している教材はこれと、キクタン、のみです。なので、オススメも何も、これしかオススメ出来ないのです(笑)。
そういったことを頭に入れつつ、こちらの教材を御説明すると、キクタンとこちらをやってみて思ったことは、『 この教材は現地でのシチュエーション主体で構成されているな 』と思ったことです。
どういうことかと言うと、この教科書での単元の設定の仕方が、
・自己紹介
・電車でのシチュエーション
・スーパーでのシチュエーション
・病院でのシチュエーション
・マッサージ店でのシチュエーション
・観光地でのシチュエーション
・会社でのシチュエーション
など、まさに『 中国生活 』の各シチュエーションを切り取った単元構成になっているのです。
この点、日本で少し見たテキストは、どちらかと言うと単語、文法の難易度で構成されながら、それに合ったシチュエーションを合わせこむ、というような印象を受けました。(間違っていたらすみません)
この辺りが『 日本で中国語を学ぶこと 』と『 中国で中国語を学ぶこと 』の違いの一つなのかなと感じました。確かに、駐在員やその奥様方は、いわば『 任期 』があり、無限に現地で勉強しながら生活する、ということはできません。
『 スピード勝負 』です。
そういった状況に合わせて、教材が構成され、活用されているのかもしれませんね。
他の国ではどうなんでしょうか?
この辺り、どなたか知っておられましたら御教授いただけると嬉しいです!!
最後はこちら。得意のグルメネタ。
少し前、中国の新幹線『 高鉄 』に乗りました。その出張は、他社さんに実験しに行くというもので、思いのほかてこずり、夜遅くなって高鉄に乗ったのでした。ということで、夕食は『 駅弁 』に。こちらがその駅弁、ということです。
どうですか?量、すごくないですか?(笑)
この量にびっくりしつつ、中身のラインナップを見てみると、
・米
・エビ(茹でたもの)
・野菜ときくらげ炒め
・ザーサイみたいなお漬物
・トウモロコシ
・チキンレッグ(手羽先)
・牛肉炒め
という構成。なかなかヘビー級(笑)
お味は、『 あれ、割と美味しいかも 』という感じです。
中国は食に対する意識が凄く高いので、食事は『 温かくないといけない 』という暗黙のルールがあります。もちろん、サンドイッチなどは冷たくても良いのですが、それでもおにぎりは必ず温めたり、何も言わなければスタバのパンも温められて提供されてきます。
つまり、こちらの駅弁も『 温かい 』のです。
この温かさで、美味しさがグッと引き立つ、そんな気がしました。
出張実験での疲れた身体に、この『 温かさ 』は文字通り、身に染みたのでした。
以上、今週の『 中国生活 』でした!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!