【麦酒芸術研究所24】ビール飲みたいが、健康第一で、病院に行く
本日は、前回内容とはガラッと変わり、『 体調不良になってしまったので、中国で病院に行った 』お話です。
1. 御挨拶
こんにちは。
日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 ビールで実験を、ビールに貢献を 』を合言葉に、ビールへの貢献活動をしております。
今回でvol.24。下痢に苦しみながらも、必死でタイプしてnoteを書いている今日この頃です。
2. 前半:ビールを飲めないくらい体調不良になってしまった
さて、前回は、『 中国SNSサイトでのアートワークの投稿を見直してみた 』というお話をいたしました。こちらが前回の記事です。
で、今回はその続きを、とも思ったのですが、ちょうどタイムリーなエピソードが出来てしまいましたので、そちらを御報告しようかと思います。そのエピソードは、『 食べるたびに下痢になってしまったので、中国の病院で診てもらった 』という内容です(表現が汚く、大変申し訳ございません)。ビールを飲み続けるにも、やはり体調第一だなと思ったので、この投稿に決めました。ほんと辛かった(今もですけど)。
時系列での状況報告
いつも思いますが、病気の原因(スタート)て分かるようでわからない。時系列で症状を追うとこのような感じ。
2020/8/ 8
夕飯にコンビニの『 涼皮 』を買い、食べる。個人的には激辛。
この夜から下痢開始(1回/1.5時間ペース)。嘔吐なし。発熱なし。
2020/8/ 9
朝から8日同様の症状。ご飯後すぐにトイレに駆け込む状態。
この日も発熱は無く、夕飯後も1回/1.5時間ペースでトイレ。
吐き気なし、食欲はほどほどにあり。
夕食後、日本から持参した胃腸薬を飲むも効かず。
2020/8/10
まさかの福建省寧徳市出張。飛行機4時間(遅延)+車1.5時間。
食べるとトイレ直行故、朝・昼ヨーグルトで飛行機移動。
夕飯は御粥。この時は1回/2時間ペースでトイレ。
この日も吐き気なし、食欲はほどほどあり。
食事後、日本から持参した胃腸薬を飲むも効かず。
2020/8/11
この日は朝はヨーグルトとパン。で、やはりトイレに。
その後、まさかの台風で新幹線6時間移動に変更。
ということで、トイレ頻度を減らすため、お昼はヨーグルト。
夕飯は食べようと、パスタ。1回/2.5時間ペースのトイレ。
吐き気なし、食欲ほどほど。
胃腸薬が効かなすぎるので、薬は飲まず。
2020/8/12
朝からトイレで、やはり状況変わらず。熱は36.5℃で平熱。
※これそのまま持って行ったらカルテになりますね。
上記を受けての対応
対応も何も、流石にこのままは辛い、かつ今週末、来週頭も新幹線、飛行機を使っての出張ということもあり、12日の午前、半休を頂いて中国の病院へ行くことを決めました。
後半戦は病院に行ったレポートをただたださせて頂きます。私は海外での病院は初めてでしたので、今後また行く可能性も考慮し、マニュアルライクでこのnoteに記載しておこうと思います。
3. 昨今の環境下、中国(上海)の病院で看てもらった
前半は、『 今回病院に行くに至った状況(長引く下痢) 』を報告させていただきました。後半は、実際に病院に行ったレポートを、マニュアル形式で報告させて頂きます。
まずは結論ですが、『 細菌性胃腸炎 』でした。恐らく食当たりですね(もっと酷いものでは?と思うくらいきつかったですが)。それではこの症状が下された経緯の報告です。
① 病院予約
当社では『 ウェルビー 』という会社の海外保険に加入しているため、ウェルビーに電話をし、症状を伝え、最適な病院を紹介頂くことから始ます。ここを通すことで、ウェルビーの海外保険が使え、費用を支払っていただける仕組みです。ウェルビーは以下を御参照。
ただし、赴任以前からの持病や病気などの場合は、渡航後の病気・ケガではないため、保険費用は下りない。この点は注意。
② 病院に行く
予約をした病院に行く。今回は『 上海グリーンクリニック 』にいきました。ウェルビーからも推薦され、現地駐在員からも推薦されていることを知っていたので、ここにしてみました。なお、日本人の先生もいます。
この段階で必要なのはパスポートと携帯に入れているウェルビー会員証(これは念のため、実際は見せるタイミングが無いので必要ない)。
③ 診察までの流れ
入り口で検温。これは昨今の環境下の措置です。入口で、健康コードを見せ、体温測定、直近14日間の行動履歴を伝えます。その後中に入ります。
※健康コード
現在中国では、各個人の健康状態、リスク地域へ訪問していないか、濃厚接触が無いか、を示す証明書として、健康コードというものを登録する必要があります。これは携帯電話の電話番号に紐づいております。
上海では随申码という名前で健康コードが運用されており(各地域で呼び名が異なります)、低リスクな人は緑、中リスクな人は黄、高リスクな人は赤、というカテゴライズがされております。
この健康コードの運用は、例えば、オフィスビル、デパート、空港、駅、観光地、ホテル、などに入る際、提示を求められ、その場で見せて入る、といった形で運用されています。
では本題に戻り、病院のフロントや館内はこんな雰囲気。
で、初診のカルテなどを書きます。書類は3枚。
① CASE RECORD (個人情報を病院に登録する書類です)
② 海外旅行保険金請求委任同意書 (ウェルビー絡みの書類です)
③ 初診票 (今回の症状を記載する書類です)
④ 新型コロナウイルス感染防止健康承諾書 (いまの時期だからです)
呼ばれるのを待ちます。
④ 診察
日本人ドクターがいらっしゃいます。なので日本語OKです。看護師さんも結構日本語出来ます。
診察はほとんど日本と同じ。今回は問診、触診、血液検査がありました。
で、病状が分かりました。お伝えの通り、『 細菌性胃腸炎 』でした。
⑤ お会計&薬
最後はお会計ですが、ウェルビー側に支払い請求が行くため、支払い不要です。で、院内で薬がもらえます。
このような流れです。いかがでしたでしょうか?ほぼ日本での一般的な通院と一緒です。一部海外ならではの、保険が健康保険ではない、検温測定を厳格にしなければならない(これは昨今の環境下の影響)、などがあります。
そんなこんなで、無事に診察を終え、薬を摂取し、少しずつ回復している今日この頃です。日本も、中国も、最近は本当に暑いので、食中毒などお気をつけ下さい。
4. 自由研究
1. Background
大変雑で申し訳ございませんが、やはりネットの情報力には敵いません。そのため、以下の通り、外部情報を参照させていただきます。
Scuttlebutt Brewingの基本情報は、以下HPを参照。
Scuttlebutt Brewingの追加情報は以下を参照。
2. Sample
【試料】 TRANSISTOR IPA
【購入場所】 久光 龍安寺店
【原材料】 ①水 ②大麦 ③ホップ ④酵母
3. Results and discussion
【試験環境】 温度:25℃ 湿度:61%RH
【麦酒環境】 温度:9.3℃(MITIR製 水温計)
以下レーダーチャートに、試飲の官能試験結果を示す(n=1)。なおBlankは、2019年日本国内で最も購入されたビール銘柄である、Asahi superdryを用いた。
グレープフルーツ感あり、炭酸も少なめで爽やかな印象。
【ペアリング】
本命:パエリヤ
対抗:カルパッチョ
大穴:カルビーポテトチップス うすしお味
4. Conclusion
『 見た目も味もスッキリ爽やかな万人受けする一品 』
Reference
・Scuttlebutt Brewing 公式HP
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