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【 自己紹介 & プライバシーポリシー 】 vol. 3

1. 御挨拶

 こんにちは。

 日系企業(化学メーカー)で研究開発を8年、いまは上海で技術営業をしている36歳の会社員です。『 制約の中でこそ 面白いことを 』をモットーに、技術系会社員の傍ら、画家活動として、『 タイの小学校と塗り絵授業 』や、『 インドネシアのボードパーク建設にアートで支援 』など行っております。

 今日は、改めて『 自己紹介 』をさせていただければと思います!これまで固定記事で張り付けておりました『 自己紹介 vol.2 』の続きです。


2. 今回の報告のテーマ

 当方の経歴やコアとなる考え方など、『 どんな人なのか? 』をしっかりと理解していただけたら嬉しいな、という想いから、これまで固定記事として『 自己紹介 vol.2 』を張り付けさせていただきました。

 たくさんの方にご覧いただき、大変嬉しい限りです。改めて、ありがとうございました。

 一方でこちらの自己紹介、実のところ色々書きすぎて、『 大学まで 』のエピソードトークで多くを使ってしまい、『 会社生活 』あたりのエピソードがすっぽり抜け落ちてしまっておりました。

 ということで、今回、『 会社生活 』に関するお話を中心に、そこで学び、自身のコアを作ったエピソードを『 自己紹介 vol.3 』として御紹介させていただければと思います。なお、大学までの経験だけでなく、会社生活で学んだ経験もまた、現在の『 画家活動 』に多分に活かされておりますので、その辺りもイメージしながらご覧いただけると面白くお読み頂けると思っております。

 それでは、『 自己紹介 vol.3 』です。御覧ください。


3. 自己紹介 vol.3

 さて、まずはざっくりした略歴を記載させていただきます。

【 略歴 】

入社(2009年)から

1~5年 : 

 材料Aの研究開発。

 特許0.8件/年出願。

 2回/年展示会アピール。

5~8年 : 

 材料Bの研究開発。

 チームL(精神的疲労増)。

 特許1件/年出願。

 採用一次面接官(人を見るのは難しいなと感じる)。

 技術営業1回/月。

 外部共同研究7ヶ月。

 予算管理。

9年~ :

 上海で技術営業+技術開発(チームL)の兼務。

 毎週飛行機・高鉄で顧客先を訪問し技術営業中(肉体的な疲労増)。

 技術営業(月の1/3)


【 トピックス 】

① 『 新しいもの 』を開発するのはこんなにも難しいのか…と思い知った

 これは入社して3年目くらいまでにぶち当たった壁についてのお話です。結論を言ってしまいますと、『 新しいもの(面白いもの)ってなかなか見つからないんだな… 』ということを学んだ、というエピソードです。

 私のお世話になっている会社は、いわゆる中堅メーカーで、社員数もそこまで多くありません。よって、配属後、比較的すぐに『 戦力 』としてカウントされます。

 研究開発の部門も同様で、配属後、すぐに研究開発テーマを2〜3個、受け持つようになります。当の私もテーマを2つ受け持ち、そのうちの1つのお話しです。

 そのテーマは、ありがちですが、『 電池の中の材料の性能を高める 』というもので、そこにはいくつか材料物性の課題がありました。

 その課題解決のため、手法をMECEなどを使いながら考えていくのですが、『 よし!調べた手法達の中で、良い方法を試してみよう! 』と、インターネットでパチパチ検索していると…

 出てくる出てくる…

 同じような方法でトライし、特許や論文にしてる方々が沢山いらっしゃるんですね。。。

『 え?もうみんなやり尽くしてて、あと何があるの? 』

 みたいな感じ方です。絶滅感が凄いです(笑)。

 それでも任せられたテーマ、もう必死です。調べ、仮説を立て、トレースや検証をし、また調べる。そんな感じでした。

 インターネットで世界中が繋がり、加えて世界中の人が発信者となった今、あらゆる情報、手段、アイデアがインターネット上に集まり、共有され、24時間いつでも活用されていく。

 そうすることで、24時間いつでも新しいものが生み出されていく。。。

 また、そうなると、24時間いつでも昨日新しかったアイデアが真似され、同質なものが生み出されていく。。。

 こんなことを一連の取り組みで感じ、この瞬間に『 新しいものを開発するのはこんなにも難しいのか… 』ということを心の底から学んだ経験なのでした(笑)。


② 『 新しいもの(面白いもの) 』には『 制約 』が必要なんだと気がつく

 こちらのお話は、入社して3年目くらいに『 特許 』を作成し、出願したときに学んだ、いまの『 画家活動の核 』の1つとなったエピソードです。

 当社は特にノルマなどは無いのですが、研究開発における成果の1つとして、『 特許 』を掲げております。研究開発は、営業部門と異なり、売上や利益のような直接的に数字となって現れる成果(結果)が少ないです(でも、研究開発は大切なんです)。よって、『 特許 』は件数として捉えやすく、また世の中に名前も出る故、重要なんです。

 …と、少し脱線しましたが、当の私も、3年目の頃、特許作成を経験したのです。

 そしてこの時もまた、上記①の体験をしたのです。つまり、『 調べると、自身の発明と似たような技術は既にある 』状態ですね。

#ここで①と②が繋がりました

 さて、どうしたものか。悩みました。なにせ似たような技術が多いのです。

 そんな時、ふと参加したセミナーで、元日立製作所の講演者の方がこんなことをおっしゃっておりました。。。

『 大抵、形容詞を5つつければ、新規な技術になる 』

 なるほどと思いました。どういうことかと申しますと、何か材料があった際、

( 強くて ) × ( 吸湿が高くて ) × ( 透明度が低くて ) × ( 酸に強くて ) × (時間変化が小さい )

となる材料となると、同じ材料はほぼ無くなり、『 新しいもの 』となる、ということです。強いか弱いかの確率50%を5回掛けると、3%になって、競合するものが少なくなるイメージです。

 更にこれを言い換えると、形容詞 = 制約であり、制約をかけ続けると、ニッチになるが(市場が小さくなる)、新しいものが出来る確率が上がる、と言えるかと思います。

 このシンプルですが、的を得た言葉は、自身の考えに大きなインパクトを残し、『 これは大切にしていきたい 』と、行動の核ともなるものとなりました。いわゆる、『 個人版コアコンピタンス 』とも言えるかもしれませんね。

*余談
肝心の特許は、しっかり出願できました 笑


 以上、今週は『 ビール飲みつつブログを書く 』ではなく、『 自己紹介 vol.3 』をご報告させていただきました!

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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