おつねび おつくろイベントレポート(2021.12.5)
2021年12月5日に開催された狐火黒乃オンリーイベント「おつねび おつくろ」のイベントレポートです。
行動力の化身がいるとこうなる例
10月1日に狐火黒乃(以下くろのすと呼称)が年内で卒業という発表があり、翌日には主催者の人が行動を考えていて、数日後には開催が決定してました。
なんなのその行動力の化身。
そういう事なら参加しましょうね、と考えるのが人情というものですね。
元々年に一冊くらいはCUMULUSのシリーズ的な感じでイラストをまとめたものを何か出したいもんだと思ってはいましたので、ちょうどよい機会だと思いました。
という訳で参加表明が10月8日。発表された段階からもう宿を取ろうかみたいな発言が見えるので参加する事だけは決めていたっぽいですね。
準備に関してはぬかりなくバタバタする
今回、諸々の事情で前日入りは難しいなという事になったので日帰りでの参加となりました。しかも新刊入稿直後にあの新衣装発表とかされたら何か描くしかないじゃんってなるわけですよ。前日の夜はペーパー作成という事になりまして、あーてる(狐火黒乃ファンネーム)がこぞって(彼女のコラボドリンクが常設されているバー)sourさんに行ってるらしいのをTL眺めながら描いたりしていたわけです。
「そうだ、今日そあーさんでコラボドリンク飲んだ証拠持ってきてくれた人には新刊料金割り増しにしよう!倍くらい!」とかろくでもないことを考えながら。
あとついでにラミネーターでしおりを作ったりしていました。
今回のイベント参加するという話があった時から「ラミカとかラミバッヂ出しましょうよ」と言われていたんですよね古の同人誌即売会を知るフォロワーさんから。家でその話をしたらラミネーターとフィルムがまだあることが判明しまして、色々考えた結果栞ならいけるかな、という事になりました。令和も3年経ったこのご時世にラミネーターとか、なかなか趣深いものがあります。(穴あけパンチ持ってなかったので当日りるさんにお借りして穴をあけました。ありがとうございました)
発行物に関してはまた別エントリで書いていきたいと思います。長くなるから。
優雅なモーニングなぞ頂こうじゃないか
当日の朝出発でサークル入場が10時半~11時半入場となるとそれなりに早い時間に家を出なければなりません。具体的には六時半。前日までにすべての準備を終わらせてあるので、再確認をちょっとするだけで済ませて出発です。ぬかりありませんね。いくつか忘れ物ありましたけどね。
最近はモバイルスイカでチケット予約が出来るから、スマホさえ忘れなければチケット忘れとか東京駅ついた時に乗車券だけ受け取り忘れるとか帰りのチケットを忘れたり紛失したりというような事がないのが大変ありがたいですね。全部経験談です。
東京駅に着いてから、ここで優雅にモーニングとか食する事で精神的に優位に立てるのではないかという気がしたので、一番街の千疋屋のモーニングを食しに行きました。誰に対する優位なのか、何の優位なのかは知りません。ただ行きたかっただけです。
もうちょっと並べ方変えてくれるだけでも高級感出るんじゃないかなとか思わないでもありませんが(メニュー写真だといちごが追加されてもう少し豪華に見えます)、千疋屋で数百円払って何か食べられるというのがそもそもすごい事なので良しとします。ただ朝食としては全然足りませんでした。成人男性をターゲットにしてないので当然なんですが。
優雅過ぎて店を出た段階で10時半回ってましたしトイレ行ったりしてたらもう割とやばい時間だったりしましたが、朝の東京の街中の写真とか撮りたくね?と思っていたので東京駅から綿商会館まで歩いて色々撮影しながら通常の三倍くらいの遅さで進みました。実際に会場に付いたのは11時を軽く回っていましたね。
設営だってそれはもう手慣れたものでバタバタする
会場に着いてしまえば普通に設営。設営がもたもたしてたのでサークル参加者の人が先に買いに来てくれたのに全員断ってましたごめんなさい。精神的に余裕がないときにお金のやり取りをしたくなかったのです。必ずしくじるから。
写真の通り、百均の組み立て式の棚を利用してポスタースタンドと壁を兼用しました。一辺が35センチくらいなので、普通のイベントだと目立たない高さかもしれないしA3サイズ(297×420ミリ)が貼れないので、少し上に貼るといいと思います。画像のおしながきとポスターはB4サイズ(257×364ミリ)です。
新刊はタブレットスタンドを利用して立てています。折りたためるタイプが多いので持ち運びにも便利。サンプルに値札を貼ると値札スタンドが不要になりますが、誰かが立ち読みされてる間値段がわからないという問題が発生するのでお品書きがある事が前提となります。誰も立ち読みしませんでしたが。
これといって特殊な設営は何もしてないので書くことといってもそれくらいですね。ペーパーとかしおりとかの値札的なアレは作るの忘れてたのでリアル名刺の裏に書いて貼ってました。
開場後はそれはもう静かなもので
時間通りに開場。色んな人とか知ってる人とか多分知ってる人とかが来てくれましたが人の顔覚えられないんだ。名札にTwitterアイコンの絵が付いてる人ほんとありがたい。
差し入れもありがとうございました。今回本当にギリギリで生きていたのでお土産の用意すらままならず。
あとは午後にお友達(あーてるでない)が遊びに来てくれて娘さん(1歳)を見せてくれたり二年ぶりくらいに話をしてくれたりという事はありましたがあとはもう普通に虚無の表情を崩さず周囲のあーてるが楽しく談笑している中で、休み時間のボッチ学生みたいにして過ごしました。さすがに寝たふりまではしてませんが。
一応色紙持っていってたし、じゃんけん大会の景品に描いていればよかったんじゃないかなって後で気付きました。需要があるかどうかはわからんけどみんなノリが良いからとりあえず希望してくれるのでやってもよかったかなと後悔。
あまり金の話はするべきではないが何かの指標にはなるか
予想以上に参加者が多かったですね。当日に20捌けたらいいくらいかなと思っていたんですが軽く上回りましたし、既刊をついでに買ってくださる方もいらしたので久しぶりに在庫が減りました。通販の分があまり残らなかったのですが、前回それで再販かけて死ぬほど在庫余ってしまったので今回は再販しません。もう少し多く刷っておけばよかったなって思うくらいがちょうどいいんだと思います。多分。
再販希望が数十あれば考えますが、多分今の数でも欲しい人にはだいたい行き渡るんじゃないかなあと思っています。
ついでに栞も完売しました。あんな微妙な描き下ろしですらない手作りグッズが何故。そもそもアフターの景品の一つとして賑やかしになればいいなと思って作ったものでしたからね。作った段階で役目は終了していたと言っても過言ではないです。アフターでは今回のベストバウトの一つといってもいいじゃんけん勝負が繰り広げられたので満足です。興味持ってくださってありがとうございました。グッズに関しては再販とかする予定はないです。
ボッチは終わってもボッチなんだよ
無事にイベントは終了し、終わってからどうしようかなとなった時にちょっとした問題がありました。オンリーイベントという性質上、サークル参加者も一般参加者も全員が同じ趣味の仲間なわけです。特にVtuberのリスナーともなると普段からTwitterでの交流もあってある種全員顔見知りみたいな感覚に近い。
用事がある人を除いても結構な数が残っちゃうわけです。
だいぶ収まってきたとはいえ、まだコロナ禍の渦中には違いなく、あまりに大人数での会食をおおっぴらに行うのはイベント主催者側にも迷惑がかかる恐れがありますので、この後の食事会は辞退させて頂きました。イベント開催時間中ずっと虚無の呼吸で過ごしていた分少しは話がしたかったものですが、まあしょうがない。同様に別行動を選択した四人である程度同行して、適当なところでわかれました。こういうときの世間話が死ぬほど下手です。
一人になったところでとりあえず神保町にある神田たまごけんの珠玉子コラボオムライスを頂いて、東京駅構内でビール何杯か飲んで新幹線を待ちました。普段は車通勤だから、帰宅途中で軽く飲んで帰るとか絶対出来ないので何となく憧れてたシーンでした。ちょっと満足。それはそれとして時間の使い方が下手過ぎて待ち時間がえらい長くなったんですけどさすがに歩きすぎて疲れたので秋葉原を散策する余裕がありませんでした。よく考えたら一日で二時間近く歩いてる。疲れるわそりゃ。
帰宅したらりるさんがスペースやってたので風呂沸かしながら聞いてました。できれば参加したかったですねえ。途中までしか聞けませんでしたがとても楽しい後夜祭でした。
イベントが終了して全員が帰宅した状態でみんなで後夜祭的な事が出来ちゃうの、なんかこうすごいなって思いました。語彙。
最後に謝辞などする礼儀を忘れない私だ
という訳でお疲れ様でした。
発行物に興味を持ってくださった方、手に取ってくださった方は特にありがとうございました。
主催ののせまこさんにはさらなる感謝を。地方在住じゃなければ全力でお手伝いしてるのですが。なんか好きなシチュエーションで一枚くろのすを描く権利を差し上げますので気付いたらDMかリプくれれば対応します。
あとスタッフの女性の方(あえて名前ぼかしとくが例のタグですぐ出ます)の眼帯姿が大変可愛くてよかったですね。