白白庵20190424_

昆虫画家としての今沢カゲロウ

こんばんは。note17日目です。

私はミュージシャン、大学教員である一方、昆虫画家でもあります。視覚表現のインプットを求めて、様々なアートワークに触れる機会が多いです。

2008年から『ベースマガジン』誌で「徒然昆虫記」を3年連載した際に、初めて昆虫の挿絵を描いてお金を頂く経験をしましたが、

昆虫画家として最初に絵画が売れたのは、画家の海野貴彦氏にご縁を頂き、2017年10月21日に愛媛県の久万高原美術館に生息する昆虫の絵画(鳴き声楽譜付き)が展示されたのがきっかけです。この絵画は情報公開後、20分で売約がありました。(作:今沢カゲロウ)

10月6日に全米公開された『ブレードランナー2049』。若かりし頃から35年間恋焦がれた映画の続編を観た後で、映画自体は堪能したものの、「これからは音楽だけではなく、視覚表現も自分でやっていこう」そう思っていたタイミングでありました。

(作:今沢カゲロウ)

以降、画家や現代美術家、陶芸家、デザイナー、ヴィジュアルアーティスト、漫画家、漫画編集者など、ミュージシャン活動のみの時には交流出来なかった方達から日々多くのインプットを頂き、結果的に音楽方面にもフィードバックされています。自分自身の中でも陥りがちだった、ミュージシャン、演奏家目線でのある種の保守的すぎる目線と戦い、根本から破壊する事も多くなりました。

そんな流れでこの日は。

南青山白白庵リニューアル企画『平成最後の大茶湯』
最終日の閉館30分前にようやく滑り込み伺う事が出来ました。
3階まで広くくまなくの展示が可能になっただけではなく、

1階には茶室。

屋上も何か企画することが可能になったようです。
閉館前後の時間に石橋社長とお話をさせて頂き、私自身の今後の創作にも大きなインプットになりました。トップ写真は私が昆虫画家として活動するきっかけを作って頂いた画家・海野貴彦氏の作品ですが、すでに旅立つことが決まっているようです。ブルートゥースで音にも反応します。賽銭も入っていました。

(私はトップ写真の2ショットは緑色を狙って撮りました)

田村一氏の作品

他、面識のある作家の皆さんの作品もそれぞれに輝きを放って・・・というか、すがすがしいほどに各アーティストのキャラが立っていました。


凄いです。(4月24日)

南青山白白庵から外苑前の雨の道中、公園でウシガエルがはねていました。カッコよかった。昨夏はタマムシでしたが。


あれからオーダー頂いている昆虫絵画を走って描いています。


実験したい気持ちを頭に秘めつつ、図鑑的なものから先に。
羽音が録れなかった外国種には、私の歌詞をつけました。


(”モルフォ・ライト”12th album 『Bassist, Electric』より)
https://itunes.apple.com/jp/album/bassist-electric/282106984
昆虫絵画のオーダーは、連休中も引き続き受け付けています。
ファンクラブの更新希望の方も、アルバム19枚、DVD、教則本全て持っている方限定ですが、特典として。
引き続きオーダー頂いているものは0号~4号のキャンバス画が中心ですが、大きい画材や変わった画材(板や巻物など)も家にはいくつかあるので、それらも描き進めていきたい平成→令和ナナフシ。(4月25日)


BASSNINJA創作活動のサポートをお願いいたします。 公演ツアー、日々の公式ライバー活動の会場レンタル費、配信機材修繕費、 個展『彩加速』の会場設営費などに充てさせて頂きます。