寿司を握る。毒を盛っても構わない
こんにちは、カカシです。今回はpjcs2024の1回目予選で使った構築を書いていきます。シニアとはいえ通信エラーによるレートダウンを含まなければ1回しか負けてないのでそこそこ強い構築だと思います。
レンタルコード
br33ls
構築経緯
予選で握る構築はいくつかにまで絞っていてパオエンテイか、ガチキリン、ラティアススタン、寿司のどれかにするかまでは決まっていた。しかし、ラティアススタンはガチキリンの初手に多いカミウーラに弱く、ラティアスがすぐに倒れてガチグマへの対抗手段がなくなってしまう。そのためラティアススタンは断念。パオエンテイは僕が使えないので断念。ガチキリンはミラーが安定せず、ガチキリン対策ポケモンを入れるとより安定しなくなったため断念。消去法で寿司に決まった。寿司はガチキリンに対しては五分でゴリラガエンウーラ+ライコ入りにも不利よりだがほぼ五分を取れ、パオエンテイには物理耐久で有利を取れる。また追い風にも少し不利だがほとんど五分を取れる。滅びや黒霧など明確な対策手段があるがそれでも環境に居座っているためポケカで表すならばEレギュのミュウデッキであると思う。(ミュウは基本どのデッキにも五分かそれ以上を取れて雪道ジャッジマンによる捲り性能がある。そしてミカルゲなどの対策手段がある。ミュウエアプの戯言)
6体の採用理由は寿司構築を作るならヘイラッシャ、シャリタツは確定。ヘイラッシャはポケパラで優勝した耐久重視の型にしている。シャリタツは去年から使い続けたやつ(後述)。そして毒寿司にしようと考えているため毒を撒くためのキラフロル。電気の一貫やこの指ができるということで炎オーガポン。そして、寿司を選出しない場合にてリキキリンに強く出ることができ、寿司ミラーにも強く出られる悪ラオスを採用。最後にこのパーティにs操作がないこと、格闘、ドラゴンの一貫を切れること、特殊ポケモンがキラフロルしかいないのが不安だったためハバタクカミを採用で6体が決まった。
個体解説
ヘイラッシャ 毒@食べ残し
257(252)-120-160(196)-76↓-102(60)↑-55
h 16n+1
b 悪ラオスのテラス暗黒強打が確定3発
+2ボディプレス悪ラオスが乱数1発(50%)
d 合体時タケルライコの特化c活性迅雷を確定3発
ウェーブタックル、身代わり、守る、ボディプレス
硬すぎて身代わりも割られないよくわからないポケモン。テラスを切れば身代わりが2ターン耐えることもあるので毒ダメを稼ぎやすい。ボディプレスはるみさんも使っていたが威嚇が関係ないので安定した打点が出せるのが偉い。毒テラスの理由としてフェアリー、草、格闘半減を意識したため。ちなみにそこまでテラスは切らない。こいつを選出しなかった試合はない堂々のMVP。
シャリタツ 水@気合いの襷
144(4)-63↓-80-172(252)-115-147(252)↑
脳死csブッパ
濁流、挑発、守る、竜の波動
いつものヘイラッシャの覚醒剤。実はsvで最初に捕まえたシャリタツ。そのせいなのかもしれないが予選で濁流を一回も外さなかったやる時はやるやつ。その濁流の火力を上げるための水テラス。あとTwitterの方では度々話すが、このシャリタツの技構成は一回も変えたことがないのでスカーフでもこの技構成だった。スカーフ守る挑発楽しいよ。
ウーラオス 悪@こだわりスカーフ
176(4)-200(252)↑-120-74↓-80-149(252)
脳死asブッパ
暗黒強打、不意打ち、インファイト、毒づき
初手でキラフラルの並ぶポケモンその1。ミラーやカミウーラに対してスカーフで奇襲をかけることができた。とにかく悪ラオスを倒せれば大体の試合に勝てるため悪ラオスを倒すためだけに採用。
テラスは暗黒強打の打点を伸ばすための悪。
ハバタクカミ 妖@ブーストエナジー
145(116)-67↓-91(124)-157(12)-156(4)-205↑(252)
hb a172パオジアンの氷柱落とし確定耐え
cd 余り
s最速
守る、挑発、凍える風、ムーンフォース
基本は悪ラオスかキラフロルと一緒に出す。環境最速の素早さから挑発やら凍える風を打つ。最速凍える風でカミウーラミラーでスカーフウーラオスが相手のブーストカミに先制できるのがめちゃくちゃ強い。テラスは悪ラオスの暗黒強打を半減するためのフェアリーテラス。リキキリンのトリルやバレルに対して挑発で仕事させないのも強かった。
オーガポン 炎@竈門の面
187(252)-142(12)-111(52)-72↓-117(4)-188↑(188)
s最速化身ランドロス+1
hb 水ウーラオスのテラス水流連打確定耐え
ad 余り
蔦棍棒、ニードルガード、この指止まれ、ウッドホーン
モロバレル、ゴリランダーに強い草タイプを探したら見つかったポケモン。その気になったらテラス蔦棍棒で破壊することもできる器用枠。キラフロルが耐えられない攻撃を吸う役割もある。この指で胞子を吸えるの最高!
キラフロル 水@オボンの実
190(252)-67↓-116(44)-152(12)-138↑(196)-107(4)
hd テツノツツミのc176ハイドロポンプ確定耐え
hba172パオジアンの氷柱落としをオボン込みで確定3発
cs 余り
ニードルガード、キラースピン、毒菱、パワージェム
毒殺のスペシャリスト。猛毒と毒を使い分けることで早期毒殺が可能。パワージェムで相手を削ることができ、キラフロルの特性の関係上hd方面を固くしたので特殊相手にめっぽう強い。相手のポケモン全てに毒になるような状況を終えたら基本は仕事が終わる。こいつもまた去年の個体。テラスは水流連打が半減で木枯らし嵐が等倍で他の耐性も優秀な水。
選出の仕方
基本選出
キラフロル、@1
ヘイラッシャ、シャリタツ
一番基本的な並び。特定の並び以外は全てこれでどうにかなる。@1は相手によってよく変わるため出す基準は特になし。序盤はとにかく毒を入れることだけ頑張り、中盤、終盤にはヘイラッシャの仁王立ちエンドをする。
対イエカシラ
ハバタクカミ、ウーラオス
ヘイラッシャ、シャリタツ
構築を組む過程で2番目くらいにきつい相手。なぜかクォークチャージ発動時のワイドフォースが合体ヘイラッシャに対して乱数4発の馬鹿火力を出してくるのでカミウーラでカシラをしばき倒す。カシラを倒したらあとはヘイラッシャで〆る構え。
対ガチキリンカミウーラ
ハバタクカミ、ウーラオス
ヘイラッシャ、シャリタツ
毒を撒けない。初手カミウーラ読みのカミウーラでスカーフインファイトを叩き込むだけ。ウーラオスを倒したらリキキリンに挑発を入れてヘイラッシャで暴れる。ちなみに手助けノーマルテラス玉ブラッドムーンが合体ヘイラッシャに対して9割入るので慎重に動かさないと撃ち抜かれる。
最後に
結局今年も寿司でした。ですが次からの予選はおそらくゴリラガエンウーラの瞑想ライコ入りが流行ると思うので守る貫通確定急所に超高火力草打点電気打点に猫騙しと辛い要素しかないので寿司は中々きついかもしれませんね。でも結局寿司は生き残ると思います。単体の構築パワーが他の環境構築に比べて一線を画す性能だからです。寿司という軸がある程度完成されているおかげできついポケモンに対しての対策ポケモンを自由に選べる、これが寿司の最大の強みだと考えています。
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