初めて読んだエッセイが「世界は救えないけど豚の角煮は作れる」
生まれて初めてエッセイを読んだと思う。
嘘つけ、と思うがもしれないが多分本当である。
そもそもエッセイというのが、どういったものであるかも知らず、高校生の時から見てる太田の動画で知ったゲロを吐く女の子"にゃんたこ"という特徴ある人の動画投稿に興味を持ち、どういった作品を書くのだろうと思い購入した。
ついさっき読み終わってみて、面白い...なんだこれは...情景が思い浮かぶぞ...
と、思いながら"にゃんたこワールド"を堪能しおわった。
実写動画と何も変わらないとわかった。
にゃんたこはにゃんたこなのだと。
第一章「虫愛づる姫君」と「欠けたものほど美しい」
特に後者が1番印象に残ってる。4日前に読んだ文章なのに、何故か覚えている。
「虫愛づる姫君」を読んでみて、ここでは自身の信念を貫くという感情が感じ取れた。実際ににゃんたこ氏の動画がまさに"ソレ"であると思った。
次に「欠けたものほど美しい」を読んでみて、
絶対長期記憶に刷り込まれた
これから読むという人も、どういう状況なのか想像しながら読んで欲しい。
思春期クパァと同じ脳みそが書いていることがわかる。
千鳥のノブが出てきて突っ込んでくれるレベル。
ノブが言いそうな突っ込む内容を想像すると笑いが止まらん。
これこそにゃんたこ
第二章「つゆだく納豆的幸福論」と「中二病を患うと難しい言葉で死にたいって言い始めるの、何で」
「つゆだく納豆的幸福論」では、"一人暮らししてればわかる人いるよな?なっ?"って共感が得られた。
次に「中二病を患うと難しい言葉で死にたいって言い始めるの、何で」では、
存分に笑わせていただきました(感謝)
これを黒歴史と呼ばずになんと言う。
黒歴史なんて製造は簡単でも廃棄が難しい。
それを、本に書いただと!?
...
現場からは以上です。
第三章「YUIと家出と卵焼き」
これはね、もうね、長期記憶に残らないかもしれないけど、印象に残ってるね、うん。
実体験であるけども、小説にみえる。
最後の最後で本当に見入りながら読み込んだ。
第四章 短編小説を2つ
ここがにゃんたこ氏のあふれんばかりの才能が出ていると感じ取れた。
こっちがメインと言わんばかりのシナリオ。
最高である。
今回のエッセイを読んでみて、にゃんたこ氏の経験談や考えを知ることができ、とても楽しめた。私は文系じゃないので言葉に弱いが、にゃんたこ氏の表現が高度である作品であった。
動画でも、文章書いてるからエッセイになるのか?と思える。
あっ、エッセイ読むの初めてやない!
エッセイ本を買うのは初めてだから、初めて読んだってことで。
にゃんたこ氏の人生はこんなことあったんだなと、知ることができたいい作品だった。
俺だって車もったら旅してみたいし、キャンプしてみたいし、女の子連れてデートしたいよ?
にゃんたこ氏とapexしたいし、でも俺上手くないよ。変なこと呟いたらにゃんたこ氏からブロックされるんやないかって思って、いつもROMってるもん。出来ないことの方がまだ多いよ。でも出来ることがあればやってみようかな。まずは、本の感想。