【日記】自転車と英語

 休みの日は、自転車を漕ぐなり、英文を読むなりしている。
 昨日は、四十五キロ走って、さすがに疲れたので次の休みは走らないことにした。
 英文は、ニュースを読んでみたり、ネット記事を読んでみたり、小説を読んでみたりしている。なかなか、一塊の文を読み切るというのが難しい。
 少しでも専門的な内容になると、単語がほとんど理解できなくなる。調べて、覚えて、次に出てこなければ忘れてしまう。
 驚くほど、何度覚え直しても忘れてしまうのが、法律や政体に関する単語。アメリカの議会とイギリスの議会が、なぜかぜんぜん別の単語であることを知って、当面しっくりくる理解が得られない気がした。
 インパクトのある単語は入ってきやすい。rage、激怒するとか、mercy、慈悲深いとか。感情が伴うと、多少微細なものでも覚えやすい。
 ジョセフ・コンラッドの小説も、原語で読み始めた。予期していたことではあるが、小説の言葉はまた独特である。慣れた言い回しではあるが、他の文章では出てこないようなものもある。
 ある意味汎用性のきかない能力ばかり鍛える羽目になるが、これがリーディングの醍醐味でもあるんではなかろうか。

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