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「怒っていい⁉︎」を読みました。〜第1章 怒れない人は、他人から粗末に扱われるって知ってましたか⁉︎〜
表紙にこうありました。
「幸せになる上手な怒り方」
があるって知ってましたか?
怒った方が人間関係が良くなって
そのエネルギーを使いこなせば、
さらにパワフルに、あなたの人生を
切り開いていけます。
ひすいこたろう
「怒っていい⁉︎」
〈誰にも嫌われない〉
〈相手も傷つけない〉怒り方
こちらは、心理療法家の
矢野惣一さんが書かれいます。
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私は、初めて入院した4年程前まで
怒りの感情というものがよくわかってなかったように思います。
入院する数ヶ月前の頃、
世の中の理不尽さに怒りを覚えるようになり
そのうち些細なことにも怒りを表すようになりました。
私は怒りを表現できて少しすっきりしたのを覚えています。
でも、周りにいた家族は私が急に変わってしまったと思っただろうし、私のぶつけた怒りを許して見守ってくれて大変だったと思います。
退院して時がたち、落ちついている今では
あの時のような事は繰り返したらいけないなと思うものの、怒りをおさえこむのも何か違うなと感じていました。
「自分は怒っているんだよ」という事を
上手に示す方法はないかなと思っていたところ
この本に出会いました。
この本には、
人間関係を豊かにするためにも
怒りは必要だよという事や
人間関係を良好にするための
怒りの感情の対処法、
怒りの表現方法などが
事例と共に書かれています。
第1章 怒れない人は、他人から粗末に扱われるって知ってましたか⁉︎
みなさんは、真っ先にリストラされる人とは
どんな人と思いますか?
それは無能な人ではなく、
何をされても怒らない人が
真っ先にリストラされると書かれてあります。
その理由は
“怒れない人は、理不尽な解雇にも
波風立てないから”。
無能な人なんていないと思ってますが、
会社に貢献してる人でも
問題起こさない人を選ぶってことですよね、
そういう会社があるって思うだけでも
怒りが出ますが
そういう世の中かもしれません。
怒っていいですよね!(と例え話に怒る私。)
怒ることは悪くない。
悪いのは人を傷つけること
私たちは、怒ることが悪いことと思っています。
子どものころから、怒りを表現すると、嫌われたり、「いつまでも怒ってるんじゃない」とたたかれたり、「あんたのせいで傷ついた」と罪悪感をきせられたりしてきたので、怒ること自体が悪いことと思ってしまうのは無理もないことです。
しかし本当に、怒ることは悪いことなのでしょうか?
怒りは、あなた自身とあなたにとって大切なものを守るためにある感情です。
怒りを表現しないと、あなたは、あなた自身とあなたの大切なものや人を守ることができないのです。
それでも、怒ることは避けたいですか?
怒りは大切なものを守るための感情…
そう思うと怒りに対する罪悪感は少し薄れる気がしました。
でも、自分を守るために周りの人達を傷つけるのは違いますよね。
守りたいだけなのに傷つけてしまうのはどうしてでしょうか。
怒りを抑えない、
爆発させないことが大切です
怒りが、あなたとあなたの大切な人やものを守るという本来の役割を果たせず、あなたや相手を傷つけてしまうのは、怒りを抑え続けて、抑えきれなくなって爆発させてしまうからです。
つまり、怒りは抑えない、爆発させないことが大切です。
嫌われたくない、しっぺ返しが怖い、相手を傷つけたくない。そんな理由で、私たちは怒りの感情を抑えてしまいます。
ですが、抑えたところで怒りが消えるわけではありません。抑えられた怒りのエネルギーは、そのまま溜まっていきます。
そして、本来外に向けて表出されるべき怒りの矛先が自分自身に向かい、自分自身を傷つけてしまいます。それが、うつ病などとして表れます。
これくらいのこと、怒るほどじゃない…
そう思う度、我慢して
気がついたら爆発させずにはいられなくなっていた。
確かに、いきなり爆発させることは少ないかもしれません。
ちょっとした怒りも上手に表現できたら
抑え込まず我慢せずにいることができて
心に良いですね。
第1章を読んで、私はこんな事を思い出しました。
怒りを表現してなかったから、お局さんに好き勝手言われてたな。私は心で完全無視してたつもりでしたが、休みの日でもうつうつとして遊ぶ気にもなれないでいました。
ほんのちょっとでも、怒りを表現していたらどうなっていたでしょうか。
そんなふうに思いをめぐらしました。
第2章に次のようにありました。
あなたが怒りを表現することで、相手はあなたを傷つけてしまったことを知り、次からはあなたを、傷つけないように、注意してくれるようになります。
もしあなたが怒らなかったら、相手はあなたが傷ついていることを知ることはできません。だから、相手があなたに好意的な人であっても、再びあなたを傷つけてしまう言動を繰り返してしまうことになりかねないのです。
お局さんは、私が傷ついていたのをわかっていなかったのでしょうか。私は傷つけるような事をわざと言っていると思っていたけど、そうではなかったのかもしれません。
今、思うと話し上手ではない私と会話するのは大変だったでしょう。あれこれ気を使って色んな話題を考えてくれてたのかもしれません。
私が嫌な気持になったことを表現していたら、同じようなコミュニケーション方法はしなかったのかもと感じました。
次回、
第2章 怒りの役割を知れば、怒るのも、怒られるのも、怖くなくなる
です。
第2章では
怒りの4つの役割が書かれています。
こちらを紹介しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
(^-^)🍀