【銘柄考察】3680 ホットリンク
今回は趣向を変えて個別銘柄の分析をしてみたいと思います。
マザーズ市場に上場するSNSマーケティング企業のホットリンクです。
1.ホットリンクとはどんな会社?
会社ホームページ貼っときます。。。
2.ホットリンクの強み3つ
SNSマーケティング事業が急速に伸びてきていること
ホットリンクは2020年度より、SNSツール事業、SNSマーケティング事業、DaaS事業、クロスバウンド事業に分けているのですが、特にSNSマーケティング事業に注力していっています。
各事業の売上を表、グラフにしました。
グラフをみるとわかる通りSNSマーケティング事業が急激に伸びていて今後も高い成長が期待できます。売り上げ分析は全体でみると変化が小さく気づきにくいので、事業ごとに分けて伸びを見ていくとわかりやすくなります。
なお、SNSマーケティング事業の2020Q4の売上が落ちていますが、これは保守的に見積もっているであろう会社発表予想を基にした推定値であり、実際は増収になると私はみています。また、2020Q2の落ちもコロナ自粛による一時的なものです。ストック売上が多くを占めているので基本的には売り上げがどんどん積みあがっていくと思ってます。
また、クロスバウンド事業は4Qが独身の日などの影響もあり売上が大きくなるようです。
競合の少ない口コミマーケティングに強いこと
自社SNSアカウントや広告を出してのマーケティング手法は競合がたくさんいるのですが、口コミ創出を狙ったマーケティングをしているのは少ないようです。
私が語るより早いと思うので、会社発表資料を載せます。
世界的AI研究者がいること
世界的AI研究者にホットリンクのR&D部部長・榊剛士氏が選ばれています。
他の研究者が大手企業の研究所や大学であることを考えると、ホットリンクというベンチャーで選ばれているというのはかなりすごいと思います。
宣伝効果にもなりますし、そんな人がホットリンクに身を置いているのですから、将来性も期待できると考えることもできるでしょう。
3.株価分析
収益性
赤字ですのでPERは算出不能、PBRは4倍です。来期は四季報予想によると、一株利益6.5円なので、PER110倍です。
高い成長性が前提の株価ですね。
競合他社比較
この分野(ネットマーケティング、ビッグデータ分析、AI)の競合他社はたくさんありすぎて難しいのですが、5つほどピックアップしました。特にアライドアーキが近いです。
ホットリンクだけ赤字なんですが、売上をみるとホットリンクが競合に比べて時価総額が低くチャンスであると考えられます。粗利率は直近の決算短信によると36.9%あるので、今後、売上が拡大していけば利益も大幅に拡大していくと考えられます。
アライドアーキもなかなかよさそうには見えますね。ただ、売上の伸びはいまいちです。
テーマ性
ホットリンクは「ビッグデータ」「AI」「越境EC」などテーマ性は豊富で、時流に乗って株価が急騰する局面もありそうです。
チャート
なぜかは分かりませんがここ数日出来高を伴って急騰しています。
650円付近で跳ね返されてたのを大きく抜けたこと、赤三兵がでていることから教科書通りにいくと買いでしょう。
戦略としては急騰の初動と考えすぐに乗るか、または650円付近まで落ちてきて跳ね返したら買いといったところでしょうか。
4.おわりに
ここまでお読みくださりありがとうございます。
初めてなので、稚拙な考察かもしれませんがご容赦ください。
今後も銘柄分析・データ分析していこうと思いますのでよろしくお願いします。よければスキ、フォローしていただけると嬉しいです。
参考文献
免責事項
当記事の内容は必ずしも正確とは限りません。また内容は個人的見解です。
投資を推奨するものでもないので、くれぐれも自己責任でお願いします。