ヒーローズバトル解説:バニー
以下、ヒーロースキルは全て+1、-2、-3と記載します。
バニーがあまりにも面白かったので、これを記事として残しておかないのは勿体ないなと思い作成。
メモ書きがてら書いているので、普段より体裁は適当。
ちなみに肝心のグランプリ決勝は最終戦で直前のターンに+1を打つのを忘れたせいで1点足りず負けて4-1。私が愚か者です。
基本戦術とマリガン
序盤からフォロワーを展開し、ヒーロースキル+1(以下、+1)でバフしながらアグロする。リーサルがあれば-3を打つ。
ただしボードの取り合いに弱いかというと全くそんなことはなく、基本的に毎ターン打つ+1から実質6積みの極彩の美剣士を引き込むことで容易にボードを取り返すことができる。
序盤にフォロワーを全然展開しないリーダー相手には後2で-2を使ってもよい。そういう相手に後2ラミエルを3/5にすると顔進化できるまで生き残ったりする。
エリカ算は大変。連携15エリカ進化・快進撃・-3で6PP20点、連携15エリカ進化・-2・冒険者で5PP15点がベース。
エリカを持っていてHBPが5以上なら相手の面が空のうちに-3を打ち、次のターンにエリカと-2で守護を抜きながらリーサルというパターンもある。
アグロでしか勝てない訳でもなく、デッキの守護も結構入ってる上に連携10から-2で確実に強力な守護を展開できるので、ラティカやモノのような大マイナス能力から殴ってバーストダメージを出すタイプのデッキには相性がいい。
こちらが押されている展開でも、美剣士が潜伏で置ける対面を美剣士とベルエンジェルでやり過ごしながら返しに美剣士顔進化で捲ったり、同様にベルエンジェルでやり過ごしながらビクトリーブレイダー本体を置きながら-2で3/5守護を展開(7PPだと誰も乗せられないけど出す。以下放置車両と呼ぶ)し相手を詰ませるプランはよくやる。
マリガンはほとんどの対面で1コス全力。1コスは複数引けていれば全てキープ。1コスが引けていれば冒険者、ラミエル、ビクブレ、エリカをキープしても良い。ビクトリーブレイダー本体が有効な対面は後手のラミエルを単キープしても良い。
対面ごとの立ち回り
エルフ
ラティカ
特殊なマリガンはなし。
展開して毎ターン+1を打ちながら殴り、リーサルがあるなら-3を打つ。それだけで勝てることが多い。
こちらが勝つより先に相手の-7が打たれそうな場合は、-2からVを出しながらありったけの守護を展開する。Vにはラミエルを乗せられると吉。守護はパワー4以上にできると4/4が2回殴れなくなっておいしい。
相手が先6に-7を打つパターンだと連携10はそこそこシビアなので、後手は特に連携意識。
強力なリーダーの1つだが、最高にバニーが有利なマッチと言っていい。自分はバニーで一度も負けたことがない。
セッカ
後手はラミエルを単キープ。
相手のボード奪取能力が非常に優れている上にアリアを引かれているとライフレースでも押されてしまう。めっちゃ潜伏してほしいのに美剣士も潜伏しないので知る限りは一番きつい対面。
ベルエンジェルはこの対面でキーとなり得るカードで、5~6ターン目あたりでベルエンジェルだけ置いてターンエンドすると1ターンもらえたりする。そこからエリカ連携15を達成したりビクブレ本体+放置車両まで繋げたりすると捲れることも。
カステル
特殊なマリガンはなし。というか不明。
ほとんど当たったことないし負けたこともない。普通に殴っていれば勝てると思う。
ビクブレ本体はカッティングキャットやルヴァンで容易に取られるため微妙。序盤の-2も微妙だと思う。
ロイヤル
バニー(ミラー)
後手はラミエルを単キープ。
複雑な面の取り合いになることが多い。相手のエリカが何点出し得るのかは常に意識したい。
間に合いさえすればビクブレ本体+放置車両は非常に有効。その為相手が6PPの時にリーサルが無くともエリカからシークレットスキルを置いておくのも非常に有効。
ナハトナハト
特殊なマリガンはなし。というか不明。
ほとんど当たったことないし負けたこともない。ヒールはしょぼいが守護は結構入っているデッキなので美剣士の切りどころを間違えなければ勝てると思う。
ビクブレ本体は出す頃にはサイズでかくなりすぎてて取られるかも。
タケツミ
特殊なマリガンはなし。
そこそこのヒールと強力な面処理がある代わりにリーサルが中々出ないリーダー。バリアは気にしないでいいと思う。素直に相手のライフを削っていれば自分のライフが0になるまでに相手のライフを0にできるとは思うが・・・
連携15達成からのシールドフォーメーションで詰まないようには注意。
ビクブレ本体はエレガントバンデッド、ガウェイン、アフェクションドミニオン辺りで取られるので微妙。
ウィッチ
エレノア
後手はラミエルを単キープし、-2して2ターン目に置く。エレノアはこれを取る方法が全くないのでそのまま進化顔できる。
良くも悪くも爆発力特化のリーダーなのでめっちゃ回られると負けるかも、ぐらい。
ビクブレ本体はクオンやシュマエルに取られるので微妙。
テトラ
特殊なマリガンはなし。
処理はそんなに強くないので展開して殴れてることが多い。
データソーサラーをエンハンスで置かれないことが大事。後4はラミエルよりキャットアドミラル。
リーサル回避には-2からVを出しながらありったけの守護を展開する。
データソーサラーエンハンスを置かれてないのに6ターン目にOTKされたら運負けでもいい。7ターン目からは常に警戒したい。
ビクブレ本体はローズパレスメイジを引かれてないことに賭けるのもアリ、ぐらい。
アマリリス
特殊なマリガンはなし。
相性は五分の印象。強力なリーダーの1つなので安定して勝つことは難しいかも。
後手2ターン目の-2はオケアノスでど裏目を見るので原則しない。
3ターン目にディテクティブガールを出されないように相手2PPは処理した方がいいことが多い。
マリーを序盤に引かれるかどうかで楽さが全然違う。ヒールはかなり強力だが勝つのは決して早くないし、こちらも攻め手は途切れないので辛抱強く攻め続けよう。
終盤のデカい守護を抜くために美剣士の切りどころに注意。
ビクブレ本体は堕落とユピテルで取られるので微妙。
ドラゴン
美剣士が潜伏。
ヴァイディ
特殊なマリガンはなし。
序盤の面処理は強くないので序盤で殴れているかどうかが一番重要。-6を打たれるまでは全くプレッシャーが無い。偵察者やジーナはこちらのターン中に処理しておけばHBPが増えない。
-6打ってからは思ったより点数出るので注意。ただしOTKまで行くことはほとんどない。2回顔殴られると大体死ぬ。
ビクブレ本体はクリスタルドラゴニュートに取られてしまうが、ランダムなので賭けてもいい。
潜伏美剣士は進化ターン前なら有効、それ以降はクリスタルドラゴニュートに取られてしまうので場合によりけり。
ドラーク
特殊なマリガンはなし。というか不明。
ほとんど当たったことないが、1点を飛ばしながら顔を削ることに長けているため意外と負けるんじゃないかと思っている。ヒールはほとんどないので攻められれば勝てるのでは?
ビクブレ本体+放置車両は(そこまでゲームが続き、こちらのリーサルもないなら)有効だと思う。
潜伏美剣士は-5効果の3点に取られてしまうので常に微妙。
ミズチ
後手はラミエルを単キープし、-2して2ターン目に置く。
あまりにも弱体化して哀れ。顔殴っていれば勝てると思う。
ネクロマンサー
美剣士が潜伏。
エンネア
特殊なマリガンはなし。
このリーダー自体は結構パワーあると思うが、バニーは相性的にかなり有利に立ち回れる。
先7か後6でOTKしてくるクラスなので、それに合わせて守護を展開すると効果的。ニコラのスペルを持たれている場合はラミエルを進化せず置いておくと良い。進化するとケルヌンノスやフルメタルゾンビが当たって面が空くのが良くなかったりする。
バースト出すターンの面ロックもかなり効く。なので6ターン目ぐらいに美剣士とベルエンジェルだしてターン返すのも良い。
ビクブレ本体+放置車両もかなり効くと思うが、そこまでゲーム長引いたことがない。
潜伏美剣士を取れるのは進化ターン前ならニコラスペルのみ。それ以外でもテトラスペルのみなので場合によっては活用できる。
カゲロウ
特殊なマリガンはなし。というか不明。
ほとんど当たったことないが、序盤の面処理は結構できるので長期戦になりがち。ちょこちょこヒールするが攻めてればライフは詰まっていく。
ラスワ10クリストフの着地を許すと美剣士以外でライフを詰める手段がほとんどなくなるので、ラスワ10いきそうなターンにこちらの面を強くするのが有効。
ビクブレ本体はデスキャットリーパーやオミナスタイラントで取られるので微妙。
潜伏美剣士は進化ターン前でもリーズ、セレス-2で取られてしまう。中盤以降ならオミナスタイラントも。
アンサージュ
特殊なマリガンはなし。というか不明。
ほとんど当たったことない。ヒールないし序盤の処理も弱いのでライフレースで負けることは稀な気がする。射手が破壊済みだとトゥルシェラと-3からかなり打点が出るのでそこは注意。
ビクブレ本体+放置車両は幽霊犬絡みで取られるが、それだけなのでチャレンジするのはアリ。
潜伏美剣士は首無しの戦鬼、射手複数など。破壊済みを見ながら相談。
ヴァンパイア
モノ
先手は1コスを引けていれば快進撃をキープ。序盤復讐入りからボコられるパターンのカバーになる。
強力なリーダーの1つだが、例によって守護連打が有効なのでバニー有利。ただし結構ヒヤヒヤする試合になることは多い。
自分から復讐に入れないよう注意。逆に次の相手ターンが復讐状態ならHP10以下にしてもよい。
デモニックソルジャーに取られることはあるが、-3ターンに多面守護展開するのは非常に有効。
むしろこちらから序中盤にプレッシャーをかけることで相手の復讐関連カードを微妙な吐かせ方できるかが一番のポイント。復讐状態だと面処理は強力だがAOEはないので面展開し続けてればモノ視点も普通につらい。
6ターン目の最大打点は23点。7ターン目からは25点が出ることもある。バニーの場合中盤に普通にこちらの顔が削れてるのであんまり気にする機会はないかも。
ビクブレ本体+放置車両は取られるパターンが結構あるが、そのターンはリーサルを回避できることも多いのでチャレンジするのはアリ。
アルザード
特殊なマリガンはなし。
最序盤の-1は流石にしんどい。そこを凌げば大体勝てると思う。なんか相手のライフも勝手に削れるし。
中盤以降は夜天以外で相手の処理が追い付かなくなりがち。夜天を2枚3枚と引かれると結構きつい。
ベルエンジェルが変貌で取られることに注意。
前述の通り、ビクブレ本体+放置車両は夜天をプレイした枚数を見ながらチャレンジするのはアリ。
イツルギ
特殊なマリガンはなし。
当たる頻度はそんなに多くないが当たるとそこそこ負けている。
とにかく先5と後4の-3絡みの超展開を返せるかどうか、それまでにどれだけ序盤殴れるかが鍵。面はシグナで返ってしまうがシグナで殴る必要が無いぐらい面弱いのはもっとNGなのでがっつり面展開した方がいい。処理のために-3を使ってもいい。前ターンの備えとしてはベルエンジェルよりラミエル。
ソウルミニデビルはかなり取るのが辛いので直前ターンに1PP余っていてもラディカルガンスリンガーは我慢することも検討。1ターン目は他の1コスいなければ流石に出す。
ビクブレ本体を取れるカードはトバリ進化、ユヅキ、フェンリル、転輪10/10あたり。ユヅキと転輪以外は放置車両を突破しながら取るのは相手としても美味しくないのでチャレンジするのはアリ。
ビショップ
美剣士が潜伏。
ムニャール
特殊なマリガンはなし。
相性的にもパワー差的にも有利なマッチ。
序盤の面処理がとても弱いので思う存分殴らせてもらおう。ただし後手2に-2はしない。相手が勝つのも遅いので普通に攻めていれば勝てる。
ビクブレ本体は寵愛の君、アフェクションドミニオン、輝く願いなどで取られるため微妙。
潜伏美剣士は後手の進化ターン前ならかなり有効。先手の進化ターン前はコンパッションドミニオン進化が微妙。中盤以降は-5で簡単に取られる。
セリーナ
先手、後手に関わらずラミエルを単キープ。
1コスは1点で必ず取られる(それでもキープはする)一方、ラミエルを序盤で取るにはホーリーファルコンしかない。
セリーナ側が思ったように攻められない展開になりやすく、バニー有利ではある。後4で-6からフェザーテンペストを決められると流石にしんどい。
体力1は0や-6を打ってきそうなターンに合わせて展開すると活躍しやすい。
回復はかなり入っているので速やかに勝負を決められることはあまりないが、こちらが攻め続けていると相手もなかなか勝負を決められない。盤面は結構作ってくるので美剣士の切りどころに注意。
ビクブレ本体は10/10+フェザーテンペストで取られるがチャレンジはアリ。相手の10/10をラミエル+ビクブレ本体進化で取ると顔をかなり守れる。
潜伏美剣士は神聖なる雄叫び、フェザーテンペスト、断罪の燃焼などで取られるので微妙。
ベルディリア
後手はラミエルを単キープ。
勝ち試合のうち素直にアグロで決まる試合は6割ぐらい。ビクブレ本体がこれ以上ないぐらい刺さるマッチなのでベルディリア側が回ってても粘ってバニーが捲れることがある。バニーでベルディリアに勝てない人はこれを意識するといい。普通にバニー有利。
ホーリーキャットを引かれるかどうかで序盤の楽さがかなり変わる。引かれてなければかなり軽快に殴れる。
6PPのブローディア素出しはあまり警戒しなくてもよいが、7-8PPのアイテール+ブローディアは警戒したいのでEPに注意。
-9を打たれるとすぐリーサルが出てしまうので、それまでに攻めが追い付かなければ盤面ロックを検討すること。
盤面ロックないしハーフロックは有効で、ベルディリアは-9を打たないとまずゲームを決められないのでロックから-9を1ターン遅らせることで試合を捲れることは多い。
前述の通り、ビクブレ本体+放置車両も極めて有効。アポストルアームズを完封できるのが特に大きく、-9を打たれようと容易に試合をひっくり返せる。顔があまりにも減りすぎているとグリームニルで死ぬので4点ないし7点ぐらい残ってると尚良し。
潜伏美剣士はルゥ、グリームニル、アポストルアームズのアクセラレートで取られる。盤面ロックを決めているならやってもいい。
ネメシス
美剣士が潜伏。
ネクサス
特殊なマリガンはなし。
ちょっとバニーが不利なマッチな気がする。
面処理が強力なのであまり顔を殴れない。ヒールは弱いので積極的に相手の顔を削ろう。
潜伏シャドウソルジャーで-3を相手の顔に通しづらいので、リーサルターンの前でも顔に通せるうちに通しておくのはアリ。
終盤はチェイスト、イオなど大型守護が立ちがちなので美剣士の切りどころに注意。
潜伏美剣士は人形師、イオなどで取られる。盤面ロックを決めている状況だと取られないので検討してもいい。
ビクブレ本体は災いの刻印、イオ、チェイストに取られるので微妙。
メイシア
特殊なマリガンはなし。
守護を突破しながらリーサルを取る手段があまりにも乏しいので、HBPが10以降になっても2面以上の守護を立て続けていれば負けることはまずない。
ビクブレ本体+放置車両も突破されながらリーサルを取られることはまずない。ビクブレだけだと無視して顔に来られると負けることがある。
フローゼス
特殊なマリガンはなし。
ややバニー不利なマッチだが、フローゼス側が定石を分かっていなければバニー側が潜伏美剣士、ベルエンジェル、ビクブレ本体で咎めやすいマッチでもある。
体力1は相手が共鳴のターンに合わせて展開すると有効。(ただし、進化ターンまで)
進化ターンに合わせて加速や解放から盤面をぐちゃぐちゃにされるので、それを潜伏美剣士やベルエンジェルで凌いでいく。パワー1なら並べてもそこまで怒られないことは多い。パワー2はブリッツが当たってくるので怒られやすい。
加速解放の回数は有限なので、さっさと撃たせて美剣士で返すプランもあり。
加速が無いターンを見計らってビクブレ本体+放置車両を置くのは非常に有効。そうすると4/6必殺を並べられるので、その後の突破手段も用意しておこう。
まとめ
面白かったのでビヨンドでもヒーローズバトルはやってほしい。
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