【創作と道具】たよっている/箱森裕美
作りながら生きていくための同人Qai(クヮイ)です。
いやあ、こどもの夏休みが終わりました。
こどもは夏季保育や保育園に登園し、わたしは仕事をしていたので、ほぼいつもどおりの生活のはずだったのに、なんだか妙につかれる。
仕事の休み時間の45分、なにもしないでぼんやりスマートフォンでツイッターのタイムラインを眺め、夜は22時には寝てしまい、朝まで起きない、というような日々を過ごしていました。
おそらく普通に夏バテだったのでしょう。
夏休みが明けた途端、なぜか気力が戻ってきました。ちょっと涼しくなったしね。げんき!
今月のテーマは「創作と道具」です。
はこもりが使っているのはここら辺。
茶色いノートが句帳です。セリアで買った分厚いノート。分厚すぎてどこまででも書けます。
裏表紙はこどもにめちゃくちゃにされています。
可愛いストライプのノートは短歌用。9月になってからみるみる元気が湧いてきたため短歌を始めました。
なんとなく俳句用とは分けてみました。あと気持ちを上げたくてカラフルに。フライングタイガーで買いました。まだ4ページくらいしか使っていないです。
ルーズリーフには好きな俳句、短歌、詩などを書き写しています。
平田俊子さんの「自由が丘」を書き写しました。すてきだった。
ルーズリーフ、たぶん学生以来久々に使ったのですがめちゃくちゃ便利ですね。書きやすいしまとめやすいしインデックスでジャンル分けできるし。
でもやはり、こどもを寝かしつけたあとに暗い寝床で創作をすることが多いため、スマートフォンが最重要アイテムです。
アプリの「角川 合本俳句歳時記」は超必須。使っている方も多いかと思います。やっぱりアプリ版は便利。
(右上のモモンガは画面を暗くするアプリなので関係ないです)
ただ、最近のアップデートでメニューボタンが右下にきてしまって、季語の例句の数によっては作者名が見えなくなってしまってすごく困ってます。Android版だけかな。これ、どうしたらいいんだろう。
あとこちら、第四版準拠なのでそろそろ第五版版アプリも出てくれるといいなあと思います。即買いします。
句帳がわりにしているのがDynalistというアプリです(PC版もあり)。
クラウド型アウトライナーなるもので、題詠があるときなどもとっても役立ちます。
テキストがたためるし取り消し線も引けるので、推敲するときにとても便利。
Workflowyも同様のことができるようです。
以前は、クラウド対応メモアプリEvernote を使用していたのですが、わたしはこちらのほうが合っていました。
あと、ウェブサイトでよく使用するのが
連想類語辞典
語彙力がなく、同じ言葉ばかり使いがちなのでとてもありがたいです。
漢字一文字題詠のときなどの強い味方です。
「正(旧)仮名遣ひ⇔現代(新)仮名遣い」相互変換~まるやるま君
は、連作をつくっているとだいたい最後のほうは頭が回っておらず、びっくりするような間違いをしているため、チェックでよく使用します。
作った俳句を新かなから旧かな、旧かなから新かなに変換してくれます。
こうやって挙げてみると、わたし、だいぶ道具に頼ったつくり方をしているなあと、あらためて思いました。
歳時記は要らない目も手も無しで書け 御中虫
大好きな御中虫さんの句だけれど、ほど遠さがすごい。
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