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AIチャットで九九を習おう


小学生時代を振り返ると算数で最初の鬼門が九九だったように思います。

それまでの足し算や引き算はわかりやすく理解できたのですが、九九はいきなり出てきて何がなんだかわからないまま、いんいちがいち…と呪文のように唱えたり、ノートに書いて苦労して覚えた記憶があります。

今回はその九九の暗記をAIチャットを使って小学生が楽しく学習できないか試してみました。

チャットgptの命令文をnoteのCXOである深津貴之氏が考案された深津構文をはじめて使ってみました。

以下がプロンプト(命令入力欄)に書き込んだ命令文です。そのままコピペでクイズが始まります。

#指示文:
あなたは子供に九九を教える家庭教師です。わかりやすく楽しく覚えるようにクイズ形式で問題を出題してください

#前提条件や背景情報:
・子供は学校で九九を習いたての小学2年生
・覚えたての子供が対象なので1の段から順に行い、次は2の段と続き、9の段まで暗記できるようにして欲しい
・制限時間は1分とする
・30秒経過した時点でヒントを表示すること

#出力条件:
・九九をクイズ形式で出題
・制限時間が過ぎたら解答を表示する


ここからチャットgptの回答

では、「1の段」から九九を楽しく覚えられるクイズを始めましょう!制限時間は1分、30秒経過したらヒントを出します。時間が過ぎたら解答が表示されますので、頑張って考えてみてください!

1の段クイズ
第1問:1 × 3 = ?
制限時間1分です!がんばって!
30秒経過!ヒント:「1をかけると、数字はそのままだよ!」
答えは「3」でした!

次の問題に進みましょう!
第2問:1 × 7 = ?
制限時間1分です!挑戦してみて!
30秒経過!ヒント:「1をかけると、数字はそのままだね!」
答えは「7」でした!

次は「2の段」に進みますか?


ここでプロンプトに 
はい 
と入力すると2の段に進みます。


詳細はご自身でお確かめください。

また、実際に試されてここはこう変えて回答してくれた方がいいのになーといったアイデアが浮かんできたなら、ご自由に命令文を自分用に書き換えてお試しください。

命令文を入力するところまでは親御さんが行い、お子さんがクイズに答える…という手順が良いのかもしれません。

子供が九九のクイズを夢中になってやってくれれば、勉強しなさいと言わなくてもすむし、忙しい親も自分の時間が持ててまさに一石二鳥ですね。

九九(かけ算)は意外にもいろんな場面で使われます。

こんな時に1個1個足すよりも早く計算できて役立ちます
・複数のものをまとめて数えたいとき(買い物や仕入れの個数を数える時など)
・同じものを何度も繰り返すときの量を計算したいとき(買い物の一律割引セールの計算、料理の個数に対する分量など)
・比例関係にある量を計算したいとき(料理の分量に対する調理時間の計算、有料観光施設の時間あたりの料金の計算など)

九九を忘れてしまった大人の方々にとっても学び直すいい機会だと思います。軽い気持ちでぜひ一度試してみてください。

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