大学院に入学して1ヶ月で退学した話

今回は約1年以上前の話になりますが、大学院(情報系)入学して即退学した話を残しておこうと思います。

工学系だったので、なんとなく周りに合わせて大学院入試を受験しました。夏の大学院試験に合格し、進路が定まり後は卒業研究に着手すれば卒業できるといった感じでした。

院試については下記の記事をご覧いただけると幸いです。

しかし、卒業研究を開始した際に違和感を感じ始めた。これまで、特に目標とかも持たずなんとなく過ごしてきていたため、基礎が身についておらず、研究も全く進みませんでした。その先に待っている院生としての研究生活にも不安が募りはじめます。

私の所属した研究室では、研究テーマも自分で決める必要があり、考案したテーマを指導教員に伝えても私の実装力がない、あるいは、やっても意味ないなど否定的な意見しかもらえませんでした。また、指導教員にアドバイスをもらおうとするも、研究室は基本放置でした。(後々知りますが、情報系はそのような研究室が多いみたいですね。)

研究の難しさに気づいた頃には進路も決まってしまっていました。そして、学部レベルの卒業研究でさえ卒業も怪しくなっていました(最終的に論文は書きあげましたが…)。

当時は自身をなくしていた、かつ、院進しても修了できる気はしませんでした。研究室訪問をした際、内部と外部では圧倒的にレベルが違というのも薄々感じていました。そのような状況では大学院も行くなというお話にもなり、経済的にも立ち位置的にも弱く意志の弱い自分は特に抗う勇気もありませんでした。

特に心の病などで体調を崩したり精神が壊れたという訳ではありませんが、推薦で受験してしまっていたため、入学して退学という決断を下すことにしました。


今回はこの辺にしておきます。私が伝えたかったことは、可能を先入観によって不可能にしてしまうものがあるいうことです。本当に自分自身でやりたいことであれば、やればできるという強いマインドを持って取り組んで行ってください。

私の場合、外部での進学しか選択肢がありませんでしたが、内部と外部では研究のレベルが違いすぎると感じたので、内部あるいは外部の進学で迷っている方は内部進学を優先したほうがいいかなと思います。

結局は他人と比較しすぎず、自分軸を持って行動しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。




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