セカライ4th夜公演(12/15,大阪)レポ +α
はじめに
このnoteの内容について
このnoteにはセカライ4thのネタバレが多分に含まれています。特に東京公演を楽しみに待たれている方でセトリを知りたくないという方は今すぐブラウザバックしてください。
自己紹介
ほとんどの方にとっては初めまして、胡瓜ずむ(きゅうり)といいます。普段は一般豆腐としてストーリーを読んだりライブの記録を詰めたりイベランしたりしてます。下に実績を載せておきます。
今回はリア友と大阪のセカライ4th夜公演に参加してきたのでその内容をまとめました。どんなセトリやパフォーマンスだったのか気にある方がいれば多少はお役に立てるかもしれません。といってもほとんどが個人の感想や思い出語りなので、「あ~セカライってこんな感じなんだな~」という軽い気持ちで読んでいただけると嬉しいです。あと、席が後ろの方だったこともありパフォーマンスや衣装についてはあまり触れられないのでご了承ください。
なお、セカライ会場に着くまでは別の場所で大阪観光をしていたのですが、それは本題じゃないので省きます。
ライブ開始前
インテックス大阪に着いたのは午後4時ごろ、南港ポートタウン線の中ふ頭駅から5分ほど歩いて向かいました。到着した時間を見ればわかる通り展示ブースに参加する時間はあまりなく、やったことといえば会場受け取りのグッズを受け取った後フラワースタンドを見たりした程度です。
しかしライブ前にやることの本題はこの受け取ったグッズにあります。
事前予約でePick card戦争に勝ち抜くことが出来たので16パック(箱×1,パック×1)購入することが出来ていました。リア友と4人でセカライに参戦し、また推しが割とバラバラなので上手いこと分配しようということで買っておいたのです。
なお、公式がグッズ販売上の注意で「物販購入後の会場付近での待機や会場内、及び会場周辺でのお客様同士でのトレーディング行為は、他のお客様のご迷惑となりますので禁止」と通達がなされていたので、これは会場では開封せず「南港公園」という会場から少し離れたところにある公園で開封しました。私たちは「会場周辺=インテックスの敷地」と解釈しましたが、「会場周辺」の定義があやふやなのでこれも正しいのかは分かりません。
結果として全26キャラ1枚以上は排出されたので、全員で推しと箔押し優先に、それぞれが欲しいものを分配しました。またこの時にリア友の一人(ニーゴ推し)が箱で買っていたアクリルキーホルダー(レオニ+ニーゴ)のうちレオニ4人分を買い取りました。サムネイルに写っているキーホルダーがそれです。
そうしてグッズの受け渡しをし終えて会場に戻り、お手洗いを済ませて入場しました。
企画について
これからライブの感想についていろいろ書いていくのですが、その前に私は今回のセカライに併せてとある企画を立てることにしました。個人でやる企画なので宣言に近いものですが、当時ポストした画像の一部です。
簡単に言えば「セカライで聴いた曲全部APしよう!」ってことです。一端の豆腐といえど2024秋のランクマでマスター帯に手が届くなど、ライブ(音ゲー)の上手さについてはプロセカユーザーの中でも低くはないと自負しているので、今回力試しと回顧を目的にこのような企画を計画しました。
ここには書いていませんが「企画上1回目の、実績としてのAP」については判定強化使用不可、「企画上2回目以上の、リザルトに出るキャラの厳選のためのAP」については判定強化使用可でAPを詰めました。
普段APやFCを詰める時は判定強化なしで詰めており、一部楽曲については企画始動まで未APだった曲があったこと、一部の高難易度楽曲について何度も判定強化なしでAPするのはあまりにも骨が折れるうえに目的ともあまり噛み合っていないことからこのような扱いにしました。
この企画を立てたのは同年12/7、セカライ公式Xがライブ準備の様子と称して披露する楽曲のネタバレをするポストを投稿した時です。通知をつけていたので一歌が「カイトさん」呼びしていた方もしっかり見ました。
レグルスの披露が確定したのはそれはそれで嬉しかったのですが、不意にネタバレを喰らって少し気が萎えていた時に「どうせなら(先程説明したような企画を立てて)ネタバレされた曲だけでも準備しておこう!」となったわけです。
ということで一部楽曲はライブ以前に、それ以外はライブ以後にAPとキャラ厳選をしてきました。ここから先文字だけというのも味気ないので、その達成報告も兼ねて各楽曲のリザルトを貼っていきます。
ライブ中
前座MC、メンバー紹介
ライブ前のMCはニーゴが担当していました。ストーリーを追っていた身からすると瑞希がイキイキして絵名のことをいじっているのを見てすごく安心しました。他の公演に参加していないので分からないのですが、金曜夜からレオニ→モモジャン→ビビバス→ワンダショと回ってきてからのニーゴだったんですかね?
その内容は「ライブ前の諸注意」というよりは「声出し練習」で、ニーゴのメンバーの名前を一人ずつ呼んでいく形式でした。順番は確か絵名→奏→まふゆ→瑞希でした(奏とまふゆの前後関係があやふや)。
MCが終わると映像でのメンバー紹介が始まりました。レオニから始まり最後にバチャシン、とデフォルトの順番で紹介があり、各キャラが出てきた時にみんなで名前を呼んでいきました。この時はまだ会場の空気が温まっていなかったのでみんなあまり声が出ていない感じでした。しかし映像の演出による高揚感は確かにあり、これからのライブへの期待は高まりました。
1.アイムマイン
コーレス難易度が高いことでおなじみの「アイムマイン」が一番最初に披露されました。ただこれは以前公式YouTubeでコーレス講座動画が投稿されていたので前半のコーレスなら分かるという人は多かったのではないでしょうか。実際ライブ中もかなり精度が高いコーレスが聞こえてきていた気がします。投稿されたが故に「今年もやるんだろうな」とは思ってましたが、今回はデフォルトの衣装&髪型でのライブでした。みんながコーレス練習できた曲だからこそ、一気に会場のボルテージを上げるには最適な選曲だったと思います。
企画の方の話だと、もう一方のバチャシン披露曲よりこちらの方がAPを出しやすかったのでこちらでメンバー調整をしていたのですが、まぁミクが出ない。アイムマインだけで10回くらいAPしました。でも曲も譜面もいいので全然OKです。ちなみに「アイムマイン」では一切判定強化は使っていません。ついでに言うと一部のAPが難しい曲以外は編成を変えるのが面倒なので2回目以降も基本判定強化なしで詰めてます。
2.MOTTO!
今回のオリジナルユニットの中でのトップバッターはモモジャンでした。最初に披露されたのは新ユニットソングの「MOTTO!」、この時点で他ユニットでも新ユニットソングを披露するんだろうなと推察できました。そんな話はさておき、この曲はアイドルソングらしくまさに「コール&レスポンス」が出来るポイントの多い曲で、モモジャンらしさ全開の楽しい曲でした。
個人的には新ユニットソングはやると思っていたのに何故かフルで聴き込むのを忘れていたため2番のコーレスが全然分からず、セカライに参加した上で一番後悔したポイントです。後から聴いて分かったのですが、2番のコーレスめちゃくちゃ楽しいです。もしセトリのネタバレ覚悟で東京公演参加予定者が見てくださっていたらしっかり練習して行ってください。後悔はさせません。
この譜面と言えばトレースノーツを用いた疑似フリックですね。27なのもあってトレースノーツの練習にはもってこいの譜面です。ただAP狙いをするとなると全体的にハネているのでぽろぽろGREATを出しやすい譜面になっているので注意が必要です。
モモジャンMC
モモジャンのMCでメインの話題になったのは「今日の朝食」、会場でアンケートを取りました。パンとご飯、それ以外で質問していました。ご飯の時にみのりが「はーい!!」って言ってたのがかわいかったです。そんな中今日の雫が発表した今日の朝食はなんと「ほうとう」、うどんに似た山梨の郷土料理です。なかなかに雫らしいメニューですが、その後「今日朝ほうとうを食べてきた人〜?」という質問に何故か2人も手を挙げた人がいたのが面白かったです。愛莉がすごく驚いてました。
メタい話をするとこれは
①事前にこのタイミングで手を挙げる人を潜り込ませていた
②答えた人がいた場合といなかった場合の2種類の映像を用意していた
かのどちらか(多分①)だと思います。
3.ポッピンキャンディ☆フィーバー!
MCの終盤で「キャンディみたいな」とか「フィーバーしちゃう」とか言っており、観客も徐々に察して会場が盛り上がっていましたが、次の楽曲は「ポッピンキャンディ☆フィーバー!」、プロセカへの収録が2024/7/1と今回披露された既存曲だと一番最近の曲となっています。曲自体はハイテンポでかなりノリやすく、コーレスのポイントもあるかなりライブ向きな曲となっています。ペンラを振るのが楽しい系です。ただコーレスのタイミングがまあまあ難しく、パッとやらさせるとよく分からないまま終わってしまうのでどんなコーレスかは知っておきたいですね。「はっはっはっはっ」の所どこまで言うのが正解なんですか?
現在実装されているMASTER31だとトップレベルでAPを出すのが簡単な譜面です。その理由に配置の単純さや金ノーツの多さがあるのですが、それ即ち叩いててめっちゃ楽しいってことなんですよ。程よい物量でアップにもなるのでお気に入りの譜面の一つです。
APを狙う際、ある程度叩き方が分かれば気をつけるべきは連打からの同時押しフリックくらいなものであとは物量に追いつけるかだけです。31初AP狙いにぜひ。
4.チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!
モモジャンの曲が2曲披露されてから次のユニット、ワンダショにバトンタッチです。3rdが最初各ユニット3曲ずつ披露するパターンだったので1st・2ndのパターンかな?とこの時は思っていました。
そして披露されたのは「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」、先に新ユニットソングをやると思っていたのでイントロが流れた時ビックリしました。この曲実はプロセカへの収録がかなり早いにも関わらずカバーアルバムに未収録であり、こちらもコーレスがどんなものかよく分かっていない状態で参加することになりました。ただこちらはコーレス出来るポイントが多いもののかなりその内容やタイミングが分かりやすく、雰囲気で入っていきやすい曲でした。「さぁさぁ密告だ!先生に言ってやろ!」の所みんなで叫ぶとめっちゃ楽しいです。
この後出てくる”とある曲”を除きライブで披露された曲のMASTER譜面の中で唯一セカライ終了時点では未APの曲であり、この曲がAP出来るかが企画遂行上一番の課題でした。結果としてライブ翌日にAPが出ちゃったので良かったのですが、この譜面異様にノーツ抜けが発生するので私は勝手に「イライラ棒譜面」って呼んでます。ただ捌けたら楽しいです。捌けたら。
ワンダショMC
こちらの主な話題は「イリュージョン」(?)、えむが両サイドのモニターに行ったり来たりしていました。途中「どっちのモニターにいるでしょう?」的なクイズをしたのですが、左を選んだら正解は右でした。当てた時の報酬であるわんだほいポイント欲しかった…。ちなみに二択を当てることが出来た司は叫んでました。うっ、うるさ……あ、お、落ち着いてください……!
その後寧々がえむがいる右側のモニターに、司と類が左側のモニターに移動していました。これにはダショのCP推し大歓喜、特に司と類が同じモニターに映った時の歓声が凄かったです。さすがWLボーダー破壊ワンツー、ファン層が厚いし熱い。
5.世界を照らすテトラッド
そして披露されたのは「世界を照らすテトラッド」、ワンダショの新ユニットソングです。ワンダショの披露する曲にしては珍しくコーレスのタイミングがほとんど、というか全く無かったこの曲ですが、曲自体かなり好きなのでセカライで聴きたい曲のひとつではありました。サビで一列の列車みたいに移動しているのが印象的でした。楽しそうでなにより。
この曲はネタバレ枠ではないにも関わらずセカライ前にAPを詰めていた曲になります。新ユニットソングはまずやるだろうという確信があったので、他ユニットのそれと比べて格段に難しく、また企画開始時点で未APだったこの曲は早めに詰めておいて損はないだろうと思ったわけです。
譜面の方は基本4鍵階段メインの物量譜面なのですが、さすがOSTERさんと言わんばかりのリズム難箇所がいくつかあり、そこをどう通すかがAPの鍵でした。特に中盤の32分5連打、16分換算でBPM310相当は速いって。
6.インテグラル
ワンダショの次はレオニ、最初に披露したのは新ユニットソングである「インテグラル」。まあまあスローテンポな曲かつコーレスする所がない曲なので盛り上がるタイプではないですが、間奏がかっこよかったり、単純にレオニの想いを実直に表現している曲なので生演奏で聴いてレオニの絆に胸打たれる一曲でした。
企画の方であまり言うことは無いです。かなりAPで安定する譜面です。
小ネタではありますが、この曲はセカライ大阪開催日時点では3曲しかない「EXPERTとMASTERのコンボ数が完全一致する曲」となっています。残り2曲ある内の片方は「キラピピ★キラピカ」なのですが、もう片方がなんと今回のセカライのセトリに入っています。それについてはまた後ほど。
レオニMC
こちらの主な話題は「ギター対決」、一歌とミクが演奏でバトルしていました。どちらの演奏もかっこよかったのですが、対決が終わって一歌が「やっぱりすごいな、ミクは」と言ってたのを聞いて内心「『すごいな、ミクは』いただきました!!!!!」と拍手してました。対決中ドラムは併せて演奏していたのですが、その後他三人も対抗心に火がつき、その勢いのまま次の曲に突入しました。
7.ヒバナ -Reloaded-
演奏対決で温まった会場の中披露されたのは「ヒバナ -Reloaded-」、1st・2ndでも披露されたことのあるバチバチにカッコイイ一曲です。
えっ3回目!? そんなに披露されてたんだ…。
とはいえ「nanana」コールで盛り上がれたり一歌の歌う憂鬱なEnglishの歌詞が聴けたりと、披露されたらされたで嬉しい楽曲です。2番前半の縦ノリ楽しい。
演出面はサビで出ていたレーザーが、波状に動いているのが雰囲気に合っていて良かったです。
さて、リザルトを見ると分かる通りこの曲だけEXPERTです。その理由はいたって単純、MASTER譜面をAPできるだけの実力が無いからです。なんなら回復なしクリアがやっとってレベルです。そのため披露された瞬間は喜び半分絶望半分の感情でした。
とはいえこれで企画終了!とするのは惜しいのでこの曲だけEXPERTで妥協することにしました。その代わりリザルトに一歌を出す過程で20回くらいAPしたのでそれで許してください。
8.フォニイ
レオニの次はニーゴの番になり、披露されたのは「フォニイ」、2nd以来2回目の曲です。2ndには参加したことがあったので当時を思い出して非常に懐かしい気持ちになりました。しかし当時はマスク着用時のみコーレスOKだったのが今回は完全解禁、前回よりも「フォニイ」コールが一層大きく聞こえました。あと瑞希の「アハッ」もちゃんと聴けました。かわいいね。
やってる人を見た覚えはないのですが。「パパッ」と手を叩くような箇所があるのでペンラを持った状態でそういう動作だけしておきました。
あとこれは完全に余談なのですが、ライブ前大阪空港駅の改札前においてあるピアノで「フォニイ」を演奏している人がいたのですが、ライブ後そのことを思い出して謎の伏線回収をしたことにびっくりしました。
この譜面は「絡まっている」ロングノーツの終点フリックがとにかく抜けるので4本指で判定を誤魔化して無理やり通しました。あっちがPERFECTって言ったらPERFECTなんだから何の問題もない。
あと地味に早い指捌きを常に要求されるので調子による精度の差が如実に出そうな譜面だと思います。
ニーゴMC
こちらの主な話題は「『あたたかいもの』の絵」について。作業中に描いたものを発表していきました。あと発表前に座ってていいよ~と瑞希からアナウンスがあったのでみんなで座って聞きました。その絵の内容は瑞希が「毛布と猫」、奏が「コップに入ったお茶(だったと思う)」、まふゆが「手」、絵名画伯が「海底から見上げたクラゲ」でした。瑞希が「ボクが描いたからカワイイに決まってる」的なことを言ったときはちょっと胸に来るものがありましたね。あと奏が描いたものについて「望月さんが入れてくれたもの」と言っていた時は口角がゆるゆるになっちゃいました。
9.トワイライトライト
ニーゴの4人+ミクの5人が椅子に座って歌い始めたのは「トワイライトライト」、ニーゴの新ユニットソングです。「座ったまま聴いて欲しい」と言われたので観客も立たずに聴きました。確かに曲調的に座ってゆったり聞く方が良いかもしれませんが、実際に座ってライブを聞くというのは新鮮でした。ちなみにニーゴのみんなは2番から立って踊っていました。
個人的にはニゴミクが「引きちぎってしまえよ」で引きちぎるような手の動きをしていたのがニゴミクらしくない振りで目を引かれました。
26だと侮るなかれ、ハネるわ小粒だわスカスカだわで地味に精度が取りづらい譜面。最初の2,3回はすんなりAPが出たんですが、それ以降あちこちでMISSやGREATが出始め、埒が明かなくなったので判定強化を使ってAPしたら奏が来ました。ずっとそこそこの物量が来る譜面よりこういうスカスカでたまに密度が高くなるような譜面の方が精度って取りづらいんですよ。
10.酔いどれ知らず
最後はビビバス、「酔いどれ知らず」からのスタートです。ステージがジャケットのようなネオンカラーに染まり、一気にビビバスの空気になっていきました。Aメロの歌声の伸びが良かったですね。あとステージの「酔知」がサビで光るの個人的にエモでした。曲によく合っていてステージ上の演出の中だとトップクラスに好きです。
サビのハネたフリックにまあまあ苦手意識があったんですけど、叩く順番の法則性を理解するにつれて徐々に安定感が上がっていきました。
実装当初から気になっていたのですが、サビ前のロングノーツが重なる地帯でロングノーツが一瞬点滅するのってバグなんですかね?
ビビバスMC
こちらは「酔いどれ知らず」歌唱直後のアカペラ披露で非常に盛り上がりました。先程「歌声の伸びが良かった」という話をしましたがそれを歌声だけで聴けるのでまあ贅沢です。
そして主な話題は「お酒の強さ」、曲繋がりですね。冬弥は静かに酔うタイプ、彰人と杏は二人とも強くはなさそう、というのがメンバーの予想。彰人と杏のどちらがお酒強いかは飲めるようになってからも言い争ってる様子が目に浮かびます。そしてこはねは「昔なら弱そうだと思っていたが今は一番強そう」、と結論づけられました。こはねがザルなの解釈一致すぎて笑いましたし、確かに何杯でも顔色一つ変えず飲んでそうなイメージがあります。
11.Beyond the way
そして披露されたのは「Beyond the way」、ビビバスの新ユニットソングです。ビビバスの曲は低音が強い曲が多いですが、こういう曲はライブで聴くと音がずっしり響くので聴いていて非常に気持ちが良かったです。ライブ会場で聴く音楽の良さってこういうところに出るんですよね~。
ちなみにコーレスする所は無かったです。とはいえ、その分ノリノリでペンライトを振れたので楽しかったです。
詰め始めた時はイントロにある32分が絡む配置のリズムが全く取れず苦戦しましたが、一度慣れたらすんなり通るようになりかなりAP率が上がりました。
余談ですがなぜか最初3回分のAPで全て彰人がリザルトに来たのはびっくりしました。2連続は割とあっても3連続はまあまあ確率低い(4%)ですし。
ミクMC
ここでオリジナルミクが出てきて、ペンライトを振ったり声を出したりすることで「想いでステージが進化した」らしいです。そしてせっかく進化したステージを赤い垂れ幕で隠してしまったので「ああここで休憩か~」と思い座ろうとしたら、下がった幕がすぐ開いて扉が5つ出てきました。
なんと休憩なしでここからアンコールまでノンストップで進んでいきます。2ndに参加した時はしっかり休憩があったのでぶっ通しでやることに少しびっくりしました。よく考えたら「トワイライトライト」の時が休憩扱いだったんですかね。
12.ももいろの鍵
モモジャンのネタバレ枠である「ももいろの鍵」から後半戦がスタートしました。披露前に「これまでやった曲とは雰囲気が変わるけど、伝えたい想いがあるから聴いてほしい」的なことを言っていたのですが、実際この曲は他のモモジャンが披露した曲のような「ノって盛り上がれる曲」ではありません。コーレスするような場所もありませんし。しかし、だからこそセカライで聴く「ももいろの鍵」に胸打たれるものがあるのも事実。
そしてこの曲はサビに特徴的な3連符(いわゆる12分)が奏でられる箇所が存在します。前後のリズムから考えてもペンライトを振るのが難しいのですが、結構各3連符の1音目で区切ってペンライトを振っている人が多かったので、さすがリズムゲームユーザーだな~と感心しました。
こちらはネタバレされていたのでセカライ以前にAPしました。一発で愛莉が来てくれたのですが、かなり運がいいと思います。ミラーにしているのはイントロの最後の小粒階段を全部右手で叩くためです。ああいうの分業する方が事故るんですよね~。
13.ショウタイム・ルーラー
個人的選曲MVPである「ショウタイム・ルーラー」はこのタイミングで披露されました。3rdで披露されていたのは知っていたのですが、コーレスできる所が非常に多く、これをライブ会場で完璧にできたらさぞ楽しいだろうと思っていたのですが幸運にもその機会を得ることが出来ました。
しかしそれは即ち「コーレスの難易度が高い」ことを意味します。サビもタイミングが難しいのですが、特に2番サビ前のコーレスは練習必須です。このあたりは当日大阪に向かう時にも確認するなど何度も反復練習しました。その甲斐あって本番は何一つ間違うことなくコーレスに対応することが出来て非常に楽しかったのですがおかげで声は枯れました。
正直この曲でのパフォーマンスはコーレスに夢中になりすぎてあまり記憶にないです。
神選曲ではあったんだけど、それはそれとして既AP曲の中で一番APを出すのに時間がかかった曲。中盤の16分3鍵階段やラストのラッシュでまあGREATが出るのでおかげで初APを出すまでに1grFCを8回くらい出しました。ただサビの縦連地帯はかなり得意かつ好きな配置だったので助かりました。
ワンダショ、というよりもはやこの企画内の最後にAPを出した曲で、さらにワンダショのキャラ厳選はこの曲でしたのでめちゃくちゃ疲れました。MASTER31の曲しかない中でリザルトのキャラ厳選をさせた自分を恨みます。
14.レグルス
続いてはレオニのネタバレ枠である「レグルス」になるのですが、当方穂波推しなのもあってセカライどうこう以前にこの曲がとても好きでして、披露されると分かっていてもイントロのドラムの音が聴こえた時は「おぉ~!!」と一気にテンションが上がりました。先程のショウタイム・ルーラーで上がり切ったテンションが少し冷めたと思ったらまた最高潮、神セトリ過ぎて心休まる暇がないです。
サビの「お願い/見ていて レグルス」と「遠く遠くもっとずっと先へ」辺りでコーレスするところがあったのですが、そんなの関係なしに私の中では盛り上がりっぱなしでした。ドラムの位置も3DMVよろしく中央なのもよかったですね。多分違うけどそのためにわざわざ1曲ずつにしたのかとさえ思えてしまいます。
全体的にドラムがかっこいい曲ではあるのですが、個人的推しポイントは2番Bメロ入りのピアノですね。音めっちゃおしゃれなのでぜひ聴いてください。
何度も言ってますがこの曲超大好きなのでAP詰めに際して何回でも聴いていられたのですが、たまたま一発で穂波が来てくれたのですぐ終わりました。出るべき場所を分かってる穂波えらい。でもこういうところ運使わないでガチャで来てくれよガチャで…。
15.ノマド
ニーゴ3曲目は「ノマド」、個人的意外な選曲ランキング第一位です。セカライって良くも悪くも盛り上がる曲が好まれるんですよ。そんな中ノマドをピックアップしてくるのはある意味でセカライらしいしセカライらしくないとも言えます。披露される楽曲がローテンポな曲ばかりだと不完全燃焼になりますが、たまにこういう曲が混じると熱量の入り方が変わって新鮮な気持ちになれるので良かったです。
サビ前と最後の右側のロングノーツの角度が急なので中指を添えるなどしないと結構な確率でMISSが出るちょっと意地悪な譜面。逆にそれさえ気をつければ微縦連で精度を保つだけのゲームなのでだいぶ楽ですね。
16.仮死化
3rdに続き2回目の「仮死化」、書き下ろし楽曲の中でも屈指の人気曲なのもあってイントロが流れた時の会場の盛り上がりがすごかったですね。私も興奮しました。この曲で観客が声を出す場所と言ったらやはりAメロ前のコーラスですよね。観客みんなで歌うと一体感や迫力が段違いですね。あと溜めるような歌い方をする場所やクラップできる場所が多かったので他の曲に比べてもペンライトの動き方が独特でしたね。
ロングノーツが暴れてるので、特に細い場所の動きはよく気をつける必要があります。困ったら全押しすれば大抵解決しますが、全押しは全押しでべったりと画面を押すことになるのでリズムが迷子になりやすいという難点があるので上手く使い分けましょう。なぞるときのコツは終点と膨らんでいる方向転換点が抜けないよう意識することです。
17.パラソルサイダー
モモジャン最後の曲は「パラソルサイダー」、3rdに続いて2回目です。イベント書き下ろし枠の2曲は両方愛莉バナーの曲になりましたね。モモジャンの書き下ろしって難易度が低いことが多い(正確には雫・遥バナーの書き下ろしが毎回簡単(と思ったら直近の雫バナーでMASTER29入った))ですけど、愛莉バナーの時の曲ってアイスドロップ以外全部ハイテンポで難しいんですよね。
この曲もコーレスできる所がいくつかあったり間奏で「ハイ!ハイ!」と声を出したりしていたのですが、一番印象に残ったのはサビや間奏で天井にイルカやパラソルが描かれていたことですね。これは後ろの方の席だからこそ楽しめたものだと思っているので結構嬉しい要素でした。
あとは3rdにもあった気がしますが、みのり・雫・ルカと遥・愛莉の2グループでまとまってそれぞれポーズした時は歓声がすごかったですね。いわゆる「助かる」ってやつです。そういえばセカライって毎回冬なのに水着は寒そうに思えてしまいますが、季節は冬でも会場のボルテージは上がり切ってるのでそんなに寒くな…いや水着はやっぱり寒いか。
30の中では難しい代わりに曲が短いから記録狙いはしやすい譜面。物量難に見えて真の敵は認識難なので運指をしっかり決めると安定感が増します。
そして開幕の16分トリルは「トンデモワンダーズ」[MAS]の縦連地帯同様色んな上手い人のおもちゃにされてるのをよく見ます。リトライしやすく単純な配置なので運指の幅が広くてエンタメ向きなんですよね~。
18.成敗いたAAAAAす!
ワンダショ最後の曲はネタバレ枠である「成敗いたAAAAAす!」、熱風を除けば一番実装が最近の曲ですね。正直オペラ辺りになるだろうと思っていたので、ネタバレでこの曲をやると分かった時はかなり驚きました。
ただ「にっこり^^調査隊のテーマ」が披露された時からもわかる通り、ワンオポさんの曲って演劇調の曲が多いのでコーレスが楽しい曲多いんですよね。これもしっかり練習していきました。「天誅!天誅!」と現地で叫ぶのが待ち遠しかったです。想定外だったのはラスサビ前でコーレスする場所として会場のモニターが提示していたのが「ちぇきそーんそーん」の方じゃなくて「おどらにゃそーんそーん」の方だったことですね。そっちが観客側らしいですよ。そうなの?…わからんっ!
ライブが終わって退場する際司が見切りのポーズをして会場が湧いていました。いやそれは盛り上がるに決まってるでしょ。流石ショーユニット、観客の心をつかむのが上手い。
新規でAPした曲の中だと一番APを出すのに苦戦した曲がこれです。多指勢なら精度を安定させやすいのでしょうがあいにく基本二本指で叩いているもので、特に緊張状態で階段(微縦連)を通すのがとても難しかったです。あと難所全部通した後ロングノーツ終点フリックが抜けて頭を抱えたことがあったりと惜しいリザルトを量産した曲でもあります。
ただその苦労の甲斐があってか、APした時に来てくれたのが司だったので思いっきりガッツポーズしました。危うく叫びかけたのでまだ耐えてる方です。
19.Peaky Peaky
レオニ最後の曲は「Peaky Peaky」、個人的意外な選曲ランキング第二位です。でも想定外だった分演奏していたのが一番印象深かったのはこの曲です。サビの「Try it Try it」「Peaky Peaky」「Flying Flying」「Supernova」のコーレスめっちゃ楽しかったです。そして何よりこの曲ベースがめちゃくちゃカッコイイんですよ。「Beyond the way」の時にも書きましたがライブ会場って低音がすごく響くんですよ。それもあって特にラスサビ前のベースソロで感動超えて惚れました。
久々にAP狙うと意外と難しかったです。カッコイイベースソロ地帯のロングノーツは全押しで対処しましょう。
20.キティ
ニーゴ最後の曲はネタバレ枠の「キティ」、事前の紹介のとおりアップテンポで楽しい系です。よく考えたらニーゴが披露した曲の内半分がツミキさんの曲ですね。前曲同様ベースが気持ちいい楽曲ではあるのですが、一番盛り上がったのは2番で絵名が歌った「1・2・3・4!」ですかね。2DMV発表時から良いなとは思っていたのですがライブで聴くとまた違った高揚感を感じられます。
この曲はラスサビ前までずっとまふゆのテンションが低かったのが面白かったですね。とりあえずなんかやっとこみたいな感じで毎回カメラに映っていたの中々にシュールでした。
これもこの企画が始動して初めてAPを出した譜面の一つです。そのリザルトはおまけの方にあるんですけど、あいにくその時の担当キャラがミクだったものでどうしようもなくなっちゃったんですよ…。
さて、譜面の方はロングノーツ終点に異様に大きなフリックがついてるやつが大量に降ってくる譜面です。ロングノーツを抑える指とフリックをはじく指を分けるのが定石ですが、ロングノーツを押す指も離さないと判定がそっちに吸われてフリックがMISSになるので注意。おすすめは両方の指ではじく動きをすることです。
ちなみに、「インテグラル」の時に言っていた「EXPERTとMASTERのコンボ数が完全一致する曲」の3曲目がこれです。3曲目と言ってますがこれが一番最初に完全一致した曲です。
21.Flyer!
ビビバス最後の曲にしてオリジナルユニット単位で披露する最後の曲はネタバレ枠の「Flyer!」、事前紹介にあった通りコーレスできる所が多く観客が一緒になって盛り上がれる曲になっています。この曲では何度かやってくる「Wow Wow」地帯でビビバスが腕を振る動きに合わせてペンライトを振りました。4分間隔で「右止左止/右左右止/左止右止/左右左止」って感じ(左右逆かも)でした。全員の動きが合うとやってる側も気持ちが良いものです。
最後の全ノーツが絡む地帯がずっと苦手だったのですが、別件でAPPENDを詰めていた際に「8分なら全押ししても巻き込まない」ということを学んだので全押しで誤魔化したらしっかりAPできました。常に使える技ではないですがBPMが低い曲だとたまに有効に使える所があるので頭の片隅に残しておくと役立つかもしれません。
22.NEO
”一応”最後の曲は3周年の周年記念楽曲である「NEO」。全員が3周年時の衣装に着替えてパフォーマンスを披露しました。この曲はあまりコーレスできる所がないのですが、個人的推しポイントは2番サビで司が「認められない道を選んでバカな君は笑う」と歌うところです。特に感情が乗ったような歌い方をしているのもあって、ここ毎回泣きそうになるんですよね…。
トレースノーツ実装時はまだ慣れないのもあって29でも違和感がありませんでした(本当に?)が、1年以上たってトレースノーツが配置された譜面が大量に実装された今明らかに29にしては簡単じゃないですか?
これはかなりAPが安定するのでキャラ厳選は割と楽でした。
23.Be The MUSIC!
NEOやってハイおしまい、となるわけがなく、おなじみアンコールが始まります。そこで感じたんですけどこのアンコール長すぎませんか? するの確定してるならもう少し時間短くしてほしいですね。途中から「え、これいつまでやるの…?」みたいな空気になってましたし。
最終的にアンコールは届いたのか、モニターに今回のセカライのロゴが燃え上がる映像が映り、バーチャルシンガーたちが登場しました。そうして披露されたのはネタバレ枠の「Be The MUSIC!」です。普段セカイver.で聴いていると所々歌詞が違うのに困惑するかもしれませんが、これは「ミクデミー」がプロセカの独自要素であることによるものと思われます。
そしてこの曲も今回披露された曲の中でトップクラスにコーレスできる箇所が多く、また合いの手を入れられる場所もあるので観客側はかなり忙しいです。逆に言えばアンコールを経て冷めた会場の熱気はこれで一気に上がるので最初のアイムマインのような感じになるわけですね。こちらもきっちり練習して挑んだのですが実際めちゃくちゃ楽しかったです。
詳しくは見られなかったのですが、ルカの髪型が「セカイに響け!Your Song」時のショートカットだった気がしたのでもしかしたらリンレン辺りもその時の髪型だったのかもしれません。
この譜面はサビ後の間奏が難所になると思われますが、実はバチャシンver.にするとセリフが無くなるのでかなりリズムを取りやすくなります。とはいえ曲自体長かったりハネてたり1マスノーツがあったりと、29の中ではどちらかといえばAPを出すのが難しい方ではあります。
24.熱風
真のラストは当然4周年記念楽曲である「熱風」です。歌う前後ろに出てきた旗を一人ひとりが手に取り、曲に合わせて振っていきました。セカライのキービジュアルの伏線がここで回収されたわけですね。実は展示会場にも実際に旗が置かれていました。
曲自体がかなり壮大に作られていうのもあって、フィナーレにふさわしい一曲だと感じました。「僕らは夢を見た(る)」「分かるよ 聞こえるよ」「君に捧ぐ」の所が主に声を出すところになるのですが、曲の雰囲気も相まって観客側でもとても感情が乗るんですよ。来年のセカライでも披露されると思うので、参加される方はぜひ腹の底から声を出してください。
この曲4周年のミッションでやたらとやらされたんですよね…。一部の人はそれでこの曲嫌いになってるとか何とか。でも曲はすごくいいので何度でも聴きたい曲ではありますね。譜面は連打からの同時押しがかなり多いので2打連続になる手に意識を向けるのがポイントですね。余談ですがこはねのアナザーボーカルがおすすめです。歌唱力の暴力ですよあれ。
おわりに
以上がセカライに参加して感じたことや企画の感想をざっとまとめたものになります。有益な情報だったかは分かりませんが、今後セカライに参加したいと思ってる方の一助になるのなら嬉しいです。ここまで読んでくれてありがとうございました!
おまけ:企画上あふれたAPリザルト
※黄色枠が判定強化使用時のリザルト