GLC WCS2023環境 まとめ
初めまして かなえ(@q_ppp_) と申します。WCSのサイドイベントにGLCが採用されない濃厚になってしまったのでとても悲しいですが、GLC採用されました。
【GLC WCS2023環境】についてまとめようと思います。
GLCに触れたことがある方に向けて書いていますので、GLCについての詳しい説明は省略します。
下記記事でGLCのルール等について詳しく解説されているので、そちらを読んでいただけると幸いです。
はじめに
簡単にGLCを始めた経緯などをお話させてください。
私がGLCに触れたのは、去年のWCSロンドンに参加された方が「GLCというフォーマットがありサイドイベントに採用されていて、海外では結構遊ばれている」というツイートを見かけてからでした。
その頃はアメイジングカイオーガがまだ使える状況でしたので、ミロカロスマチスサポサポでカイオーガを完成させて2ターンかけて盤面を崩壊させるということをしていました。
この頃はまだ対戦相手がいなかったので1人回しでしか遊べていませんでした。
カイオーガがBANされた後、近場ジムバトルでいつも大変お世話になっているぷよまんさん(@puyoman_com)を誘い、ぽつぽつと対戦をするようになりました。
GLCの情報は大体Limitlessで収集していましたが、初対戦で後ほど紹介する完全オリジナル激ヤバデッキを持ち込まれ、椅子から転げ落ちました。
GLC楽しいなとなっているところで、ついに日本でもGLCの非公認イベント【#ババロコGLC】が開催されました。
この辺りから今年のWCSサイドイベントに採用されるかもしれないと思い、オフシーズンに突入したこともあって環境について考察を開始、Limitless以外での情報収集も始めました。
この頃から無色は強かったですが、セラピーとジェットが追加されるまでは今ほどヘイトは向いていませんでした。
GLC WCS2023環境
上記は個人的なTier表です。
ここからデッキレシピと簡単な解説をしていきますが、研究する必要がないと思っていたものはレシピはありません。
もしかしたらとんでもない強さを秘めたデッキがあるかもしれませんが、そこの発掘は諦めました。
無色
GLCはアタッカーのHPのラインが120は微妙で130から強いという印象で、倒して耐えて倒すという行動が勝ちに直結します。無色はそのラインをトルネロス以外が満たしています。
アタッカーがたねポケモンで構成されており、アーケオスがいるとラグなしで攻撃することができます。
アーケオスがいない場合でもダブル無色エネルギー系統が3種類+カウンターエネルギーが搭載されており、手張り手張りで攻撃が可能なためサイドレースに追いつくことができます。
これが無色の特権で、序盤はHPが低いポケモンが並ぶことが多くお互いもたついた場合でもこちらは高い打点で攻撃することができ、相手のサポートポケモンを破壊してそのままテンポを取って勝つということがあります。
・カード解説
カビゴン
このフォーマットでもっとも強いアタッカーです。
高いHP、高い打点、強い特性、セラピーエネルギーとジェットエネルギーが追加されたことによりさらに強化されました。
ルギア
25thルギアではなく、スターター収録のルギアを採用しています。
このルギアはミラー以外での序盤で非常に強力で
・序盤からカビゴンでは攻撃したくない
・ガルーラは倒れるまで火力が微妙
・トルネロスはエネを消費してしまう、HPも微妙、GX用に取っておきたい
これらの理由と、自身は最低限のHPを持ちながら手張り手張りで120という優秀な火力を出すことができ、パワフルエネルギーや道具込みで130-140ラインまで届くので申し分ないです。
もし倒されてしまっても効果でエネを回収しているため、次のアタッカーに活かすことが出来ます。
その分毎回手張りを要求されてしまいますが、倒れない限り攻撃を繰り返してサイドレースを有利に進めることが出来るので、その間にゆっくりアーケオスの準備をしていきます。
1エネ30点もバカにできず、こちらもパワフルエネルギーや道具込みでイラストが好きで入れた可愛いたねポケモン達にマジレスすることもあります。
ガルーラ
最低限のHPと条件付き手張り120点、3エネ100点は心もとないですが大体使用するのは120点の方なので大目に見ます。
アーケオスがいないときでも活躍できる優秀なアタッカーです。
アーケオスがいなくても活躍できるというところが大事で、もちろんアーケオスがいた方がデッキは強くなりますが、毎試合そういうわけにもいかないので自力で戦っていく力も必要になります。
トルネロス/ヒコウZ
HPは微妙、3エネ120点出るけどエネトラッシュ。リサイクルエネルギーがあれば最低限。
上ワザのジェットドラフトが優秀で、ミラーでお互いのアーケオスを破壊後に有効になってきます。
エネを破壊して相手の行動を制限しつつ、こちらは次のアタッカーの準備やアーケオスの再構築を狙えます。
やや低いスペックが気になりますが、それに目をつむれるくらいGXワザが強力です。
あなぬけボスグズマを強要でき、不利な盤面をひっくり返せるアタッカーです。
ヤレユータン(さるぢえ)
初手に来てしまったアーケンやプテラを山に戻し、ポケモンけんきゅうじょを成功させるサポート役です。
手札でダブついているエネルギーを戻したり、マリィナンジャモケアをしたり、初手でどうしても事故ってしまった時にトップにお祈りをかけられたりと用途は様々です。
無理にベンチに出すポケモンではなく、状況を見て置くか置かないかを判断します。パラレルシティで飛んでいきます。
アーケン/アーケオス
次の禁止筆頭です。運営はこの夏で禁止リストを更新すると言っていましたが、ほぼ確実にアーケオスは禁止になってしまうでしょう。
1度だけ海外のwebcamera tournamentに無色で参加したことがあるのですが、運よく全試合先手後手1ターン研究所アーケンプテラを成功させその時点でやや相手が不機嫌気味だったのですが、vs超では相手のドラパルト(すりぬけ)にカビゴンでアタック→コイントス成功でノーダメージ→トルネロスGXでアタック→コイントス失敗で破壊とやりたい放題したところ、めちゃくちゃに不機嫌にさせてしまいました。
海外では時折アーケオスに対しての不満が流れ、そのたびに物議を醸しています。
アーケオスが悪いのか、カビゴンが悪いのか、ダブル無色が3種類あるのが悪いのか、全部悪いのか分かりませんが、禁止になるその日まで無色を使いたいと思います。
ボール各種(おこうソーダ含む)
今回はレベルボールを抜いています。
ドロー役のたねポケモンやチラチーノをサーチするのは大事だと思いますが、それ以上にデッキのパワーを高めたかったです。
ヒスイのヘビーボールは数少ないアタッカーが埋まってしまうと困るため採用しています。
化石/MAP/ふしぎなアメ
研究所なしでアーケオスになれる必要があるので採用しました。
・アーケンがサイドに落ちている
・研究所から出たアーケオスが倒されたら、タンカで戻してアメアーケオス
・2回目のプテラ
と大事な役割があります、アーケオスがいると勝ちに直結しやすいため何とか盤面に出したいです。
げんきのかけら
無色ではメタモンが採用されがちですが、メタモンを抜いてげんきのかけらを採用しました。
メタモンは火力を出しやすいですがHPが低く、ほぼ確実に返しに低リソースで倒されてしまいます。
げんきのかけらであればカビゴンが盤面に再度出て攻撃でき、HPも高いので相手はかなり頑張って打点を出さないといけなくなります。
最悪ガルーラやルギアが出て攻撃してもいいです、倒されないかもを優先しました。
タッグコール/スタジアムナビ
このデッキは基本的に後手を取り、1ターン研究所を目指します。
研究所になれるカードを腐らない程度に採用し、アーケンプテラを着地させます。
タッグコールはグズハラに触れられ、スタジアムナビはドローサポートを使用した後でも研究所に触れられるカードとして採用しています。
暇なときにパラレルシティをサーチすることもできるので、悪くないカードだと思います。
フィールドブロアー
ヒモと同様に用途は様々あり、大体闘魂やかるいしを割ったりしています。
急にタフネスマントやなべメットを貼られてダメージが狂ったり、いつどんな知らない道具やスタジアムが飛んでくるか分からないため、お守り的な1枚です。
ちからのハチマキ
140/160/200を出すために採用しています。
140 ドガス カイオーガ ミラー130ライン
160 アーケオス インテレオン セグレイブ アクジキング カビゴン ガブリアス
200 闘魂カビゴン ホエルオー(オカルト込み)
大体はこの辺を意識しています。
闘魂のまわし
2-1交換するチャンスなので、大体カビゴンにつけています。
190カビゴンは脅威で、何かしらの道具込みやホエルオーじゃないと中々突破できません。
たまにルギアにつけて130ラインを突破したりしています、ルギアは本当に優秀です。
ナギ
無色だからって本当に採用すべきなのかと考えた時期もありましたが、適当に全部サーチ出来るいいカードでした。
サポートポケモンをサーチできると嬉しくなります。
マリィ/N/ナンジャモ
アーケオスを出して手札干渉が強いので強いところを全て採用しました。
序盤は研究所を拾ってくるために使用、後半は逆転を許さないために使用、どのデッキでも大体役割は同じだと思いますが、アーケオスがアタッカーを用意してくれるので手札干渉を使用する暇が生まれてくれます。
グズマ/ボス
アーケオスを破壊するために両方採用しました。
対鋼戦ではタテトプスを破壊する猶予が1ターンあるため、その時に引いているとラッキーです。
グズハラ/シロカト
研究所キャプチャーかるいしをサーチしてきます。
シロカトはタッグコールから一緒に持ってきて、手札がキツいときはコストにするために採用しています。
たまにボスを回収してくれたりするので悪いカードではないです。
センパイとコウハイ
アーケオスが破壊された後、化石を設置しておけばアメアーケオスをサーチできるため採用しました。
手札次第でサーチ対象を変えてアーケオスまで復帰させられる可能性が高まります。
フウロ
研究所をサーチします。
初手以外ではペパーの方が有効なことが多いですが、初手ペパーだとスタジアムナビでダイスを振らないといけなくなってしまうためフウロを採用しました。
一見弱そうなカードに見えますが使ってみるとかなり使用感がいいので、ぜひ一度試してみてください。
オカルトマニア
ミラーや対水でテンポを取るために採用しました。
お互いにサポートポケモンはいるけどエネはバトル場にしかついていないという盤面が結構あり、そこで使用できると一気にテンポを取ることができます。ホエルオーを突破できるようになるのも大きく、1枚でプランを崩壊させられるため非常に強力です。
パラレルシティ
水や雷、ベンチを広げないといけない対面用に採用しました。
相手にパラレルシティを貼り返されないという点も大きく、窮屈になってもらっている状態でテンポを取って勝ちたいです。
ウィークガードエネルギー
雷用に採用していますが、必ず採用するカードではありません。
地域のメタに合わせて採用を考えてください。
・その他デッキ紹介
ぷよまんさんとエアスラッシュを使えるポケモン他に何かいる?という会話を思い出して爆誕しました。連れ去ってどうするの?とその頃はなっていましたが今では価値がありそうです。
こちらではヨルノズクにも対応しているトリプル加速エネルギーを採用しています、一緒に山に戻るため再度プテラで使用することができます。
たいあたりは微妙だったようです。
水
スタンダードな構築です。
強力なサポートポケモンを使用して、ホエルオーとカイオーガで勝ちを目指します。無色と対等に戦えるのが魅力です。
やっていることはカイオーガで相手のサポートポケモンを破壊、ホエルオーで2-1交換する、単純なのですが進化ラインの多さもありプレイが難しいです。
ベンチの理想はセグレイブ/モスノウ/オクタン/ジメレオン/アタッカーですが、毎試合そうもいかず何かしらのサイド落ちが発生した場合は柔軟に立ち回ることを要求されます。
後手を取ってバスラオのワザ宣言からスタートできるとかなり楽になります。
・カード解説
ホエルコ/ホエルオー(ジャンボサイズ)
ホエルコはガルーラの3エネで破壊されないHPが高いもの、その中で上ワザの30回復を極稀に使用するのでひとやすみホエルコを採用しました。
ホエルオーはハイドロポンプと迷っていた時期がありましたが、無色が簡単に200ダメージを出せるのと、4エネ170だとカビゴンを突破できないことがあります。
ジャンボサイズはカビゴンでもプテラでもトルネロスGXでもザマゼンタでも突破できず、2-1交換を狙えて火力も申し分なく、劣勢時はキバナリバーサルで耐えることが出来るのが強力です。
なべメットがあることによって3-1交換出来る場合があるので狙っていきたいです。
カイオーガ
そこそこなHPと、どこにでも180点が分かりやすく強力です。
アーケオスやミラーのセグレイブ等、サポートポケモンを破壊してテンポを取ります。
エネが手札に戻ってくるため、返しにマリィ等で流されると困ってしまうので裏工作を大事に使っていきたいです。
たまに動けなくて上ワザを使う時があります。
ラプラス
手張り手張りで70出るのでメタモンやその他たねポケモンを破壊します。
初手スタートしてしまった場合でも、40+70のように刻み後ほどインテレオンで回収したりします。
HPがそこそこあるので、耐えて70+70で倒したりすることもあります。
ヒスイバスラオ
ベンチを並べられるかどうかが大事なため、なるべくバスラオのワザからスタートしたいです。
道具なし手張り逃げでワザ宣言までいけるのは大きいです。
ボール各種
タイマーボール、シンカソーダは採用しませんでした。
タイマーボールは海外でネタにされていて、2回コインを振るというテキストのみのコラ画像が作られています。
ヘビーボールを採用していて、おこうやハイパーボール、ダイブボールを節約しながらホエルコラインとカイオーガ(一応ラプラスも対象)を持ってくることが出来るので評価しています。
リセットスタンプ
水はサイドを先行されやすいデッキなため、どこかでサポを使いながら手札干渉をして逆転を目指します。
新品ホエルオーと一緒に使うと効果的です。
なべメット
ホエルオーに使用したい1枚です。サイドを有利に進めるために採用。
150まで2耐えなので相手にするとかなり厄介です、こういうのがあるのでフィールドブロアーを入れたくなります。
キバナ
サイドを先行されることが多いので採用。
リバーサルエネルギーとの組み合わせでホエルオーがすぐに攻撃することができ、耐えている間に次の準備を進めていきたいです。
混沌のうねり
研究所やパラレルシティ、次元の谷といった強力なスタジアムを簡単に置けないように採用しました。
ここの枠は悩んでいて何かと差し替える可能性があります。
リサイクルエネルギー
水エネを消費せずに逃げるコストとして使用できるため、使い勝手がいいです。序盤から引けていたらエネの管理が楽になります。
・その他デッキ紹介
「はじめに」で紹介したぷよまんさんのデッキです。
途中まではホエルオー等で通常通り戦ってくるのですが、サイド1枚になった瞬間ゴリゴリにロックをしてヤドランで取り切るデッキです。
初めて私と対戦するっていうときにこれを持ち込まれてビックリしました。
今でもこのデッキは世界一美しいと思っています。
超
ロスト超を調整していました。
超はグッズロックや特性ロック、デカヌチャンやドラパルトなど色々なことが出来るので構築が難しいです。ロスト超は採用カードが分かりやすく、成立してしまえばカビゴン以上に強力なワザを連発することが出来ます。
とにかくアクロマにたどり着くのが最初の目標で、成立後のヤミラミをどれだけ場に送り出せるかが問題です。
最初はやまびこやターゲットホイッスルを採用していましたが、そういうことをしてる場合じゃないなと思い今回は見送りました。
・カード解説
ゲンガー
ロストが10枚貯まるまでのアタッカーとして運用します。
後々ロストマインで回収するのが楽になるのと、墓地に落ちればコストを払わず何度もアタッカーとして場に登場させることが出来るのが助かります。
マーシャドー
先手後手どちらでも活躍します。アクロマを探す道中は手札を結構消費することになるので妨害しながらドローするカードとしても使用できます。
ミュウツー
キュワワーと一緒に使用することでアクロマを回収することが出来ます。
コンプレッサーで自ら山札から落として回収することが出来るので、狙える時は狙っていきたいです。
ミュウ
しっぽの方を採用しています。
ミキサーやスイーパーの回収を目指したり、キュワワーを呼ぶためのボールサーチ、他山札の圧縮に貢献できます。
ミミッキュ
カビゴン単騎になられてしまうと詰んでしまうため、その回答として用意しました。
ホエルオーの突破も可能なので、強いデッキに対して役割があります。
カゲボウズ/ジュペッタ
ロスト貯めに貢献できるため積極的にベンチに置きます。
あっかんべーが地味に強力ですが、なるべく進化してほしいです。
ニャオニクス
進化する必要はありますがアクロマ確定サーチなので採用しました。
バトルコンプレッサー
アクロマミュウツーコンボやゲンガーのために採用していますが、成立することがあまりないので別のカードと差し替え候補です。
トレッキングシューズ/ダートじてんしゃ/ジャッジマンホイッスル
デッキを薄くしているカードです。キュワワーの他にミュウツーからアクロマを拾えるカードでもあります。
墓地回収各種
ヤミラミを連打したいため多めに採用しています。
道中でどれだけ回収カードが犠牲にならないかが重要になってきます。
手帳
アクロマ戻しニャオニクス回収や、ゲームの後半キバナグズマを戻します。
ルザミーネ
次元の谷とグズマかキバナを回収します。次元の谷が特に重要だと思っています。
次元の谷
ミミッキュ専用です。エネをつけておければ楽なのですが、用意できていないことが多々あるのでプレイを簡単にするため置いておきたいです。
ミミッキュのところでも説明した通りカビゴンを重く見ているため、専用カードとなってでも採用したかったです。
・その他デッキ紹介
ハカドッグが思ったよりもHPと火力が高くてビックリしました。
プレイが難しかったので諦めました。
雷
エレキダイナモx2とダブルブレインで大暴れします。
水と無色の一部に弱点をつけるので個人的に熱いデッキだと思っています。
ライコウがカウンターエネルギー以外でも攻撃することができ、取りこぼしたものはレジエレキで回収とやりたい放題できます。
後手から無理にサンダーで攻撃する必要はなく、エモンガで盤面を並べに行く方が強いです。ペパーやグズハラからスタートできると再現率が高いので序盤はそこを目指していきたいです。
ジバコイルが立つとライコウが起動しやすかったり、手札干渉しながらキバナを使用するなど有利に進められることがたくさん出来て楽しいです。
研究所の返しに運よくグズマサンダーを決められたら嬉しくなります。
・カード解説
ゼブライカ
手札に抱えたサポートを捨ててしまうためゼブライカはジバコイルと相性が悪いです。ジバコイルが立つまでのサポート役として使用します。
シビシラス
シビシラス界唯一の逃げ0です、ルギアのかぜおこしで破壊されてしまいますが逃げ0は大事なのでここは妥協できません。
ジバコイル
場に立つとやりたい放題させてくれます。
自爆レアコイルと悩み、マチスサポサポでライコウカウンターエネが起動出来るようになりますが、その後上手くゲームを進められるか不安に感じたのでジバコイルまで進化することにしました。
プレイが適当でもサポートが暴れて何でも出来るので非常に楽しいです。
エモンガ
水同様サポートポケモンが重要なため、盤面を広げられるポケモンを採用しました。雷は逃げ0が何体か採用されているためエモンガのワザ宣言がしやすいです。自身が逃げ0なのも強みです。
カプ・コケコ
110+ハチマキで130ラインに届くのでこちらを採用しました。ホエルオーを弱点込みで破壊、ガルーラやウィークガード付きのルギア、プテラを倒すことが出来るのが大きいです。
ドローをするワザも事故り散らかしているときに活躍するので、このコケコでよかったなと思うことが多いです。
タウンマップ
グラジオではなくタウンマップを採用しています。
序盤からサンダーで攻撃することが出来るので、そこでサイド落ちした何かを回収しようという作戦です。
ボールガイ
水と違いカイやジメレオンがない分ボールサーチして誤魔化そうとしています。何かあったら抜けると思いますが、今のところやや強いカードに感じています。
マリィのプライド
きぜつしていなくてもライコウを起動するためのカードです。
1ゲームで2-3回ライコウの起動を狙っています。
サイレントラボ
超のベンチバリアや、日本では水にマナフィを入れてる方をまぁまぁ見かけたので対策するために採用しています。
プリズムエネルギー
手札にある場合、墓地に片方の色のエネしか落ちてない場合でもマリプラやキバナでライコウを起動しやすくなります。
悪
強そうで強くない何とも言えない色です。
マニューラがよく採用されていますが、あまり活躍しているところを見たことがないので思い切って抜いてみました。
ドガスも実は微妙な存在で、1ターン止めたところで状況が変わらないということが多々あります。
ミカルゲが悪の中で一番強いアタッカーなのでそれを活かしてダメカンが乗るスタジアムを4種類採用し、ハッスルベルトで火力を上げたりするアグロデッキを試してみましたが息切れが早すぎて没。
ドドゲザンの火力上げに魅力を感じたので試してみましたが、悪で2進化を用意するのが大変すぎて没。
別のアプローチを考えてみようと思い今回のデッキを作成しました。ドガスフーパミカルゲで一旦ダメージを与えて、それを活かしてアブソルで疑似火力上げをしてアクジキングで回収します。
カウンターゲインとカウンターエネルギーを使用してアクジキングを起動できるようにしました。
そうすることでビーストリングを温存出来るので、もう一度アクジキングが起動するチャンスが生まれます。
・カード解説
ガラルマタドガス
本当に強いのか疑問のあるカード。
アブソルアクジキングで回収する作戦で今回は使用します。
ドガース覚醒からスタートを狙い、少しでももたついてくれることをお祈りします。その間にアクジキングを育てていきたいです。
ゾロアーク(イカサマ)
現在はイカサマゾロアークを採用しています。カビゴンはもちろん、ダブル無色エネルギーをつけていればホエルオーも突破できます。カウンターゲインから1エネで攻撃出来る点も評価。
ファイヤー
他にまともなアタッカーがいないため採用していますが、他に何かいいアタッカーがいたら差し替えたいです。
アブソル
アクジキングの火力上げ要因として採用しました。
ドガスや他で与えたダメージはアクジキングで回収されないようにすぐ逃げられたりしてしまいますが、それをアブソルで移動してあげて実質アクジキングの火力が+30されるようにしています。
ドドゲザンが安定する構築がある場合そちらに変更した方がいいです。
トロピカルビーチ
悪はサポートポケモンがほぼいないため簡単に息切れしてしまいます。
ドガスでゆっくりしているときにビーチで引いて、アクジキングの育成を頑張っていきたいです。
鋼
海外のトーナメントで初お披露目となったトリデプス鋼を調整しました。
無色を倒してウキウキになっていた海外ニキでしたが、その後のトーナメントで無色に破壊されて萎えドロップ。面白すぎるだろ。
鋼はとにかく雷の劣化のような色で、ザマゼンタ以外のアタッカーに恵まれず、ドータクンだけだと不安、ブロロロームがドロー役として微妙。
ジバコイルでエネ加速してようやく勝負になると思い枠を削ぎ落して採用。
ダイオウドウの採用を考えましたがこれ以上進化を増やしたくないため見送りに。
ジラーチで願っても結局引き次第でベンチ広がるわけじゃない、ユウリやアズサを採用するのはデッキパワーが落ちる、そのためジラーチとエスケープボードを切って仲間を呼ぶクチートを採用しました。
これでとりあえずサポートポケモンの準備は出来るためやや安定感は上がったような気はしましたが、スローペースでアタッカーの準備をしてホエルオーが倒せない。ライコウで壊滅する。ロストマインされる。まねっこデプスボムナイトキャップ。
無色は倒せますが他色との対戦で不安しかありません。
・カード解説
コバルオン
上ワザでやや時間を稼いでくれます。嬉しいですね。
2エネで火力を出してくれますがタイミングが遅すぎて涙。
ヒードラン
160点出るので仕方がなく採用。
ザマゼンタ
さすがにエースですがチームが悪いです、移籍してください。
クチート
ジラーチの代わりに採用しました。
ジラーチで願ってもしょうもないことが多かったのでせめて仲間を呼んでもらうことに。これが結構よかったです。
仲間を呼ぶ要求のエネが無色なのも助かります。
ドラゴン
強くありませんが下位の色よりはマシです。上位に不利マッチ多数。
強いドラゴンが少なく、たねアタッカーも火力は出るけどHPが低いため連続で攻撃するのが難しいです。上振れに期待。
ガブリアスは出た瞬間だけ強いですがあなぬけ等でスカされたりすると目も当てられません。トルネロスが強いのはたねで無敵になるから強いんです。
他の微妙なドラゴンを採用すればするほどデッキが弱くなる悪循環。
草/炎/闘/フェアリー
・草
2進化が多すぎます、ハヤシガメとジュプトルがあるのでサーチはできますが事故りやすい色です。
たねアタッカーは最低限のHPを持つザルードとひかるゲノセクトが採用されがちですが、火力を出すためにはゴリランダーとフシギバナが並ばないといけないため厳しいです。
・炎
水のように優秀なサポート役がいるわけでもなく、悪のように低燃費アタッカーがいるわけでもない微妙な色です。
炎は滝壺や溶接工など優秀なカードは存在していますが、とにかくポケモンに恵まれていないです。
・闘
エビワラーサワムラーカポエラーコンボは強い。サポート役がいない。
闘アーケオスは非常に強力なので、弱い方がちょうどいいかもしれません。
・フェアリー
インフレについてこれません。
さいごに
GLCの情報がインターネットにまったくなく、薄い情報を元に自分で試し、自分の足で情報を集めに行き、現地で意見交換をするという10年前に遊んでいたTCGような遊び方が出来て楽しかったです。今回はサイドイベントにGLCが採用されるかもしれないという期待から環境考察をしてきましたが、結果的には採用されませんでした。
日本のサイドイベントで採用されるかもというのは大きくそれだけで真面目に考察をしていましたが、今後はその望みも薄くなってしまったのでまったりとGLCを楽しんでいけたらなと思っています。
採用されました。
DAY1はツールがバグり散らかし不参加、DAY2は焦りすぎて同じ時間のスタンに申し込みしてしまい不参加、DAY3でようやく参加出来ました。
noteに記載している構築から数枚変えた無色で挑み無事3-0。
海外の方がナミイルカを使用していたのでジャッジに確認したところ、WCS2023のGLCはまさかの黒炎が使用可能だったらしく突然のイルカマンに苦戦しました。危なかった。
最後まで閲覧していただきありがとうございました。
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