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#11 支援員の役割は・・・

支援員をしているというと

「世話の焼ける子や
 手に負えない子を
 追いかける役の人ですよね」

と言われることがあります。
でも支援員は、それが仕事ではありません。
(ま、追いかけることも多いですけど笑)

担任の先生にお願いされた仕事や、
授業に使うものを準備したり、
支援グッズ作成のお手伝い、
グループに分かれての授業では
ゆっくりさんと一緒にお勉強したりと、
色々あります。

そんな支援員の役割は、
ヘルパー
ではなく
サポーター
だと
わたしは思っています。

わたしは基本的に
子どもたちが自分でできることは
自分でやってもらいます。

つい手を出して、やってしまう・・・
ということは滅多にありません 怖💦

この子はなにができて、なにが苦手なのかな?

この子は今困っているのかな?

自分でやろうとしているのかな?

困っていることがわかるのかな?

困った時に相談できるのかな?

と、こちらの学びにもなるので、
すぐに手を出すことはしないのです。

もちろん危険な時や、
切羽詰まっているときは
すぐにサポートします。

ヘルプは
できない人の代わりにやってあげること

サポートは
できる人に対して、必要な時に
手を貸してあげること

だと思います。

子供たちを
自分ではなにもできない子
にするのではなく

「自分でできるけど、
 ここはできないから手伝って」
と言える子になって欲しいのです。

自分でやろうとしている子には、
時間が許すなら
自分で最後までやらせたいです。

困って固まっている子には
「困ったときは、どうしようか」
と声をかけ
「お願いしてみる」
を引き出したいのです。

「ここまでできたけど、できません」

「なにをすればよいかわかりません」

「これは難しいので手伝ってください」

と担任や支援員に伝えたら、

「じゃぁ一緒にやってみよう」

と手を貸してもらえることを
知って欲しいのです。

社会に出た時にも、
今自分が困っていること
力を貸して欲しいこと
が伝えられると、周りの人から
サポートしてもらえると思うのです。

だから、自分で何もやらずに
「やって!」
「できないからやらない!」
と言う子には、
そうそう簡単には手を貸さないのです。



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