#8 支援級と通級
特別支援学校
特別支援学級
通級(通級指導教室)
交流学級
色々あって、違いがわからない方も
いらっしゃると思います。
特別支援学校は
障がいのある児童生徒が
お勉強をしたり、
自立をするための知識や技能を
身につける学校です。
特別支援学級は
小学校、中学校に設置されている
障がいのある児童生徒を対象にした
少人数の学級です。
通級(通級指導教室)は
通常学級に在籍している
児童が対象で、
障害によって学習や
生活に困難がある場合、
一部の授業を別の教室で受ける
ものです。
交流学級は
自治体によって呼び方が
違うかもしれませんが、
特別支援学級に在籍する児童が
通常級と一緒に活動する時に
配置される学級を呼ぶことが
多いと思います。
朝の会だったり、体育などの授業
だったり、その子の学年の学級に
参加する席がおかれています。
一番わかりにくいのは、
支援級と
通級(通級指導教室)
かもしれません。
どちらも障がいのある児童への
特別支援教育の一つです。
その違いは
支援級に通う児童は
特別支援学級に在籍している必要が
あります。
また
通級に通う児童は
通常学級に在籍している必要が
あります。
(ゆくゆくは制度が変わるかもしれませんが
現在では支援級の生徒が通級に通うことは
できません。)
支援学級も通級も、
各学校に設置されているとは限らず、
設置されていない場合は
自治体によって決められた設置学校へ
通うことになります。
自校内に通級がある場合は
決められた時間に通級クラスに
移動すれば良いのですが、
離れた学校に通う場合、
保護者の送り迎えが必要になります。
もし通級にデメリットがあるとすれば
自校にない場合の移動時間
でしょうか。
支援級も通級も、人数が増えているのが
現状です。
支援級は年度でクラスの増設が可能なので
「いっぱいで入れません」
ということはないと思いますが
通級については、希望してもすぐに
通えるわけではないようです。
いずれにしても
検討しているのであれば
担任の先生や
コーディネーターの先生に
相談してみるのがいいと思います。
支援級も通級も、子どもたちの困りを
支援するための制度です。
子供たちが笑顔で学校生活を送れると
いいなぁと思います。