見出し画像

映画激論 「墨攻」

ジョージ・ルーカスが 意識していたかどうかはわからないが、
墨家の在り方が、 ジェダイの騎士の在り方に通じる気がします。


戦時に 非戦を説きながら、
その自らの説を守るために 戦闘集団化していくさま。


その美しくむなしい矛盾故に
時の権力から疎まれ 滅びていくさま。


さらに 子供を持たない宗教観、 女子が入れない構造化での 禁断の恋愛模様。

など


「SWエピソード4」を製作した 70年代に

ルーカス氏が 中国思想まで勉強していたとは思えませんが、
30年のSW製作過程のどこかでこれを知り、 エピソード2のテーマにした可能性は ゼロではなさそうです。


マンガ>小説>映画 という順で 評価しますが、
日本の原作を ここまでの大作に仕上げていただいた
アジアの同胞の皆様に深く敬意を表します。

いいなと思ったら応援しよう!

太田泉
ご愛読いただきありがとうございます。 テーマごとにマガジンにまとめていますので、他の気になる記事も読んでいただければ幸いです。