「猫の町」の日 11月 Vol.6
天吾はこの空気さなぎの「青豆」に会いたくて、猫の町を再訪する。しかし2週間、療養所に毎日通っても空気さなぎは現れなかった。
その思いを抱きながら、天吾は我々の世界で「1Q84」と呼ばれる小説を書くことになる。
この療養所では、その後二度と空気さなぎは、現れなかったが、代わりに安達クミの力を借りて、天吾は青豆と再会する。
ふくろうが鳴く晩に。ほうほう。
猫の町で起こったことを整理してみた。
・第1回訪問で、天吾とNHKの集金人の対決がある
・第2回訪問で、空気さなぎが出現し、教室の世界へのアクセスが解除される
・10月の二度ばかりの訪問では、なにも起こらず
・11月の本格的な見舞いで、天吾は病室に通いながら小説「1Q84」を書く
看護婦たちとの宴会があり、その夜、安達クミとのハッシシ体験において、少女・青豆と会話をする
・12月 NHKの集金人の死と葬式。 遺品としての母親の写真が見つかる
・そして、天吾は猫の町を離れる
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