スワローズ、サヨナラ勝ちまとめ④2024年&まとめのまとめ

サヨナラ勝ちをいつでも振り返れるようにアーカイブ化したいと思い立ってまとめ始めたのが8月下旬なのですけれど。2024年のサヨナラ勝ちが、あれからずいぶんと止まってしまいました。このままシーズン終了かと思ったところ、長岡選手がやってくれましたね！

今回はその2024年のサヨナラ勝ちを振り返り、2015年〜2024年の全体像もまとめてみたいと思います。

2024年　髙津監督5位　サヨナラゲーム9勝5敗

4/25（木）神宮　対カープ　9-8   サンタナソロホームラン
この投高打低の時代にさすがの乱打戦。8回に代打川端選手のタイムリーで追いつき、最後はサンタナ選手の一撃。

2024年4月25日（木） vs. 広島 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

5/3（金）神宮　対ドラゴンズ　5-3   塩見泰隆2ランホームラン
序盤の3点リードを守れず延長に。延長10回11回と回またぎの大西投手が好投。塩見選手の劇弾を呼びます。

2024年5月3日（金） vs. 中日 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

6/4（火）神宮　対ライオンズ　4-3   丸山和郁バントヒット→送球エラー
2点ビハインドの9回裏に山田選手のタイムリーで同点に。延長10回に丸山選手のバントヒットからの送球エラーで松本選手が2塁から生還。

2024年6月4日（火） vs. 西武 セ・パ交流戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

7/21（日）神宮　対ベイスターズ　8-7   オスナタイムリー
出た！スワローズベースボール！打っては打たれのシーソーゲーム。9回に木澤投手が追いつかれ延長に。11回に回またぎの小澤投手が2点を勝ち越されます。しかし11回裏に丸山選手、代打青木選手がヒットでつなぎ、長岡選手が2点タイムリー。青木選手の代走西川選手も好走塁。赤羽選手、岩田選手がバントでつなぎ、最後はオスナ選手のタイムリー。まさに全員で獲った3点でした。これですよこれ！

2024年7月21日（日） vs. DeNA JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

7/28（日）神宮　対カープ　5-4   長岡秀樹タイムリー
1点ビハインドで代打川端選手と山田選手の連打、岩田選手のバントからの最後は長岡選手。1週間前と同様に、代打、代走、岩田バント、みんなでひっくり返すこの感じ。

2024年7月28日（日） vs. 広島 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

8/6（火）神宮　対タイガース　5-4   村上宗隆タイムリー
8回に木澤投手が追いつかれるも、9回に代打増田選手のヒット、丸山選手のバント、長岡選手がフォアボールでつなぎ、最後は村上選手。またしても代打やバントが機能するという。こういう勝ち方いいですよね。

2024年8月6日（火） vs. 阪神 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

8/12（月）神宮　対ドラゴンズ　5-4   オスナ犠牲フライ
9回に小澤投手が追いつかれますが、長岡選手のツーベースから西川選手のバント野選、村上選手が申告敬遠で最後はオスナ選手。苦しいリリーフを救う打線。長岡選手が神がかっています。

2024年8月12日（月） vs. 中日 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

8/14（水）神宮　対ドラゴンズ　7-6   村上宗隆タイムリー
8回に木澤投手が試合をひっくり返されながらも岩田選手が同点2ラン。延長11回も岩田選手のツーベースから始まりました。

2024年8月14日（水） vs. 中日 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

9/29（日）神宮　対ジャイアンツ　5-4   長岡秀樹タイムリー
1点ビハインドで、山田選手と代打丸山選手が連打、武岡選手のバントの後に松本選手のセカンドゴロが野選となり同点、最後は長岡選手が決めました。

2024年9月29日（日） vs. 巨人 JERA セ・リーグ公式戦 神宮 | 東京ヤクルトスワローズ

2024年の感想

けっこう主役級が最後は決めていますね。ただ、そこに至るまでに、代打、代走、バントを絡め、相手のミスを誘い、「よくできました」という流れを作る、スワローズらしい全員野球でのサヨナラがたくさん見られた年でした。

2015-2024 まとめのまとめ

サヨナラゲーム勝敗

この10年のサヨナラゲームの勝敗は59勝50敗です。サヨナラで悲しむよりはサヨナラで喜べることの多いチームとは言えそうです。ありがたや。

チーム別

18勝　対ドラゴンズ
13勝　対ベイスターズ
9勝　  対タイガース
8勝　  対カープ
7勝　  対ジャイアンツ
4勝　  交流戦
ドラゴンズさんにはずいぶんといい思いをさせてもらっていることがわかりました。確かにドラゴンズは苦難の時期を過ごしてはいるけれど、リリーフもクローザーもしっかりしているチームなんですけどね。こんなにもチーム別で差がつくとは意外でした。

選手別

6回　村上宗隆
6回　山田哲人
5回　オスナ
4回　川端慎吾
3回　長岡秀樹
3回　中村悠平
さすがという面々。オスナすごい。長岡選手が今後どれくらい積み上げてくれるか楽しみです。

決まり手別

31回　タイムリーヒット
17回　ホームラン（ソロ4回、2ラン5回、3ラン4回、満塁4回）
5回　  犠牲フライ
3回　  押し出しフォアボール
3回　  相手のミス
サヨナラ勝ちの29％はホームランで決まっています。サヨナラホームラン程、爽快なものはないです。

個人的な思い出

幸運にもいくつかのサヨナラを現地で目撃してきました。今回アーカイブ化してみて、やはり現地で目撃したものについては特別な感情が沸きます。あの時の興奮が蘇りますし、あの瞬間の映像が脳裏に浮かびます。めぐり合わせてくれた人に感謝の想いと、これからまた、どれくらいの劇的瞬間にめぐり合えるのか楽しみにしつつ、また来シーズンを待ちたいと思います。