全日本テニス選手権
どーも!黒田祐加です。元アスリート、現在はテニスコーチや大会を作る仕事をしています。
お久しぶりの投稿になるのですが、今回は2週間、大正製薬リポビタン全日本テニス選手権のお手伝いをさせていただきました。
私自身、現役のときに出場もしたことある大会で、今年で96回目を迎えます。
さて、この大会は国内の大会の中で1番大きな大会と位置づけられ、天皇杯、皇后杯となっています。優勝賞金は400万円、ドロー数は本戦48ドロー、予選も48ドローでその予選に出場するには、ランキングをあげてダイレクトインするか、各都道府県予選を勝ち上がり、東日本予選もしくは西日本予選の1位のみ出場できるというハードルの高さです。
「誰もが1度は獲りたい全日本選手権のタイトル」と言われています。
予選から決勝までざっと試合を観て感じたこと
私は男子のテニスはよく理解できていないので、割愛しますが、ジュニアの磯村志選手が勝ち上がったり、大学生の白石光選手や田形諒平選手が勝ち上がりと若手がプロを押しのけて勝ち上がっているように感じました。
女子に関して言えば、20歳対決だった川村VS光崎の決勝戦となりこちらも世代交代の波が来ていると感じました。ただ、テニスは国内で勝てば世界で勝てるという簡単なものではありません。全日本のタイトル引っさげてもグランドスラムには出場できません。
全日本選手権を観て海外のテニスとの差はなにか?
「サーブ力と攻守のバランス」
日本人の女子の選手はサーブがいい選手はとても少ないです。こんなにラリーが繋がる試合は全日本のみだと思います。ラリー数も8球以上繋がるラリーでゲームしているのは全日本の特徴と言えます。
攻めたら負ける。これが全日本
攻めなければ勝てない。これが世界
さて、今回上位へ食い込んだ選手たちが今後世界でどのような活躍をするのか!とても楽しみですね。