私を構成するかどうかはわからないけど好きな42枚 vol.07
もうとっくに飽きてしまってるんですが(笑) vol.06の続きとなります。
今回は添付画像の『6段目-前半』です。
vol.01, 02, 03, 04, 05-前半, 05-後半を読んでみたいという奇特な方はこちらからジャンプしてください。と、いつもはリンクを貼っていたのですがすっかり飽きてしまって、その作業も面倒くさくなってしまいましたので、vol.07はリンクを貼りません(笑)
私を構成するかどうかはわからないけど
好きな42枚 【6段目-前半】
色彩のブルース/EGO-WRAPPIN'
水割りのグラス、氷の音、揺れるタバコの煙、ゆっくりと回るミラーボール、そんな昭和のキャバレーを彷彿させる収録曲「色彩のブルース」がたまらなく良いのです。その後、リリースされる「満ち汐のロマンス」もアンニュイな感じが最高です。ドラマ「私立探偵 濱マイク」の影響で「くちばしにチェリー」が好きな方も多いと思いますが、ボクは「色彩〜」と「満ち汐〜」の世界の方が好きなのです。
ユニット名「EGO-WRAPPIN'」がデ・ラ・ソウルの発言が由来になっていたというところも好感が持てて好きなのです。絶体絶命/RADWIMPS
デビュー当初から興味があって聴いているRADWIMPSなのですが、その成長がありありとわかるバンドって聴いてて楽しいなと思います。
初期の「ボクの ボクによる ボクのための」的な野田洋次郎さんの詩の世界、好きですよ(笑) ご本人のことはよく知りませんが、きっとナルシスト&ロマンチストなんだろうなと思うのですが、逆にそうでないとアーティストは務まらないのかもですね。あと、楽曲「DADA」のような、マシンガン的言葉の連射も、言葉のチョイスや韻の踏み方が「これでもか」と言わんばかりに野田洋次郎ワールドを見せてくれて好きです。結晶 SOUL LIBERATION/ORIGINAL LOVE
アシッドジャズを入り口にジャズの格好良さに開眼し始めていた頃、このアルバムを聴いたので一発で気に入ってしまいました。当時のボクは、こういった楽曲を生み出せる田島貴男さんの才能やセンスを「天才」と称していました。このアルバムをきっかけに追いかけたオリジナルラブでしたが、95年のアルバム「RAINBOW RACE」で、なんとなく琴線に触れなくなってしまい終了しました(笑)Groove Is In the Heart/Deee-Lite
Deee-Liteといえばテイ・トーワさんですが、その昔、DJの真似事をやっていた時にとある学祭でDJをやって欲しいと友人に頼まれまして、いそいそとレコードを持って、その学祭に行ったわけです。出番まで時間があったのでウロウロと学祭見物をしていた時に「あれってテイ・トーワじゃない?」と聞こえてくるではありませんか。
当時のボクはテイ・トーワさんのようなメガネをかけていたし、仲間内からも「ちょっと似てる」と言われていたので間違えたのかもしれません。
でも、有名人に間違えられて少し嬉しかったボクは緩くなった顔を抑えることができないまま振り返ったのです。
「あ、違うわ」
その声を残し、声の主は去っていったのでした。Purple Rain/Prince
15の時、それまでヤンキーグループにいたモイチ(仮称)が、そのグループから村八分をくらい何の関係もないボクに懐いてきたのでした。
付き合ってみるとヤンキーチックなとこはあるものの、なかなか面白いやつでボクも気を許し、互いの家を行ったり来たりする仲になっていたのです。ある時、モイチの家に行くとこのアルバム「パープルレイン」が無造作に置いてあったのです。
「プリンスっちゅうんや。知ってるか?」と、いつもの大声でモイチが聞いてくるので「知らん」と、興味がなかったのでそっけなく返しました。その日、帰り際にモイチが「これ貸したるから持ってかれや」とLPを差し出すのです。「ええわ」と、またそっけなく断りました。
「これ聴いとけって!絶対後悔するから!」と強い口調で言われ、その強さに頷かないわけにはいかなかったのです。
それから4〜5年経って、DJの真似事をするようになり、買い直した「パープルレイン」のLPがボクのレコード棚に並んでいたのでありました。
ありがとうモイチ。
ちなみに、モイチは試験が近づくと深夜1〜2時にボクの家に来て、2階にあるボクの部屋の窓から侵入し、1〜2時間一緒に試験勉強して帰るということをやっていたのです(笑)
「チャーリー(当時のボクのあだ名)のおかげで俺は高校に入れたんやぁ」としょっちゅう言っていました(笑)
最終章、Vol.08に続く・・・
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