お酒もタバコもやりたくない

主題の通り、僕はお酒もタバコもやらない。やりたくない。

何故かというと、人生のプレッシャーから逃げたように感じるから。

押し寄せる不安から逃げるためにお酒を飲むんならまずその不安をどてっぱらで受け止めたい。

口が寂しいなら、自分が赤ちゃんと同じ欲求があることを恥もせず認めたい。

人生は辛いから、何かに寄りかかることはとても大事だと思うけど、その寄りかかる対象は選びたい。

アルコールなんかは、好きな人は飲めばいい。ただ、僕は思うんだけど、酔った人と酔っていない人がいる場合、どうしても酔っていない人が介抱せざるを得ない形になってしまう。酔った人を受け止めないといけなくなる。無力であるはずの赤ちゃんがしばしば母親をノイローゼにさせるように、酔った人は酔っていない人に対して、独特の権力を持つ。これが不快なんだ。

弱い立場の人々がある種の権力を持つことはとても多いけど、その立場は出来るだけ早いうちから打ち捨てなければならないと思う。

その立場に甘んじなければならない人々の気持ちは、痛いほどわかるけれど。




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