イベントはコモディティ化しもっとカジュアルになる。(堀江貴文氏@イベ博DAYS)
本日、イベ博DAYSに参加した。
イベント運営者がターゲットの展示会で、出展企業もイベント運営関連ソリューション。なんともニッチな展示会だった。
普通、IT関連の展示会というと、知り合いもそれなりに会うものだが、出会ってしゃべったのは、主催の菅澤さんと、アドテックでお世話になった古谷さんだけ。本当にニッチな展示会をよくやるもんだと感心した。
さらに感心したのは堀江さんのトークセッション。
聞き手の古市さんの合いの手もいいのか、堀江さんは上機嫌にしゃべっていた。
「イベントの運営を手伝う人って、なんで手伝っているんですか?」と聞くと、「徳を積んでいるんでしょう」と。
冗談のような喋り口だが、こういう論法だ。
信用はお金で買えない。信用をイベント運営などで積んでおけば、いつでもその信用をお金に変えることはできる。しかしその逆はない。
イベントで一番美味しい想いをするのは主催者。
イベントなんか、アイデア次第でお手軽にできる。
などなど、数をこなしているからこその面白い話が聞けた。
中でも面白かったのはフェスイベントをやる連中は左翼だと。
奴らは共産党みたいで、下々の民衆(一般参加者のこと)は貧しい想いを強いられ、一部の幹部(バックヤードパスに入れる無料招待者)たちがヌクヌクしている。それが平等主義の共産社会の成れの果てだ。
俺がやりたいのは、イベントの民主化だと。
昔は、歌舞伎みたいに飯を食いながら演劇を観るのは当たり前だった。
それが明治時代になって、飯は食わずに大人しく聞けという風になった。
花より団子というが、花だけ観るのは息苦しいんだよと。
まったく事前打ち合わせはないそうだが、非常によくまとまっているセッションだった。それと思ったことは、堀江さんって本当は善人の部類の人なんだなということだ。いつもサロンメンバーのことを気遣っているというか、みんなでワイワイするのが好きな人なんだなと思った。
私も毎週、Python講座を開催して、年間3000人の参加者がいるという観点では、イベンターの部類だと思う。
堀江さんの言う通り、徳を積めているのはわからないが、来年も頑張ろうと思った。
そういえば、主催のbravesoftさんと、「学生のみなさん、プログラミングスクールの受講料をbravesoftが負担します。」という挑戦をはじめるので、読者の方に学生さんがいれば、ぜひ挑戦して欲しい。