GASアプリの売買プラットフォーム「GASススタンド」を立ち上げた経緯
テックジムの唯一のスクール以外の事業であるGASスタンド。
多くのプログラミングスクールが、人材派遣(SES)や人材紹介、受託開発に手を染める中、我々は自社サービスを立ち上げた。
その経緯について今回は語ってみたい。
まず私がGASという言葉を知ったのは、ブレイブソフト菅澤さんのYoutube動画を見たのがきっかけだった。
この動画を見たのが去年の4月である。
それから、まわりのエンジニアたちに「GASってどうなの?」と聞き回ったら、普通に業務で使っているという。
テックジムGASコースを企画したのは8月くらいだろうか。
会員アンケートをとったところ、プログラミング学習の目的の一位が「業務効率化」だったのである。
その昔。AppStoreで個人アプリをリリースしたいので、アプリ開発スクールに通ったという人々がいたのを思い出した。
「自分の作ったアプリが売れる」というモチベーションがあったら、プログラミング学習も頑張れるよね。ということで、中村に相談したところ、「やりましょう」ということになった。
私はスプレッドシートの自動共有の仕方はわからないから、すべて中村に任せた。一応、中村から箇条書きで「こんな仕様で行きます」という確認があって、そこから岡野くんに仕様を丸投げ、彼が詳細設計とコーディングを担当した。
それから2回ぐらい中間報告があったが、特に問題なく、完成したのがGASスタンドである。
偶然にも、菅澤さんと岡野くんは、同じ法政の東小金井キャンパス出身である。GASコースとGASスタンドが生まれたのは法政コンビのおかげといって過言ではない。
菅澤さんは、日本を代表するアプリ開発会社の代表でもあるので、スマホアプリ開発コースのカリキュラムの方向性についても、たびたび相談している。
GASスタンドは、おかげさまで100名のGASクリエイターの登録があり、GASアプリ登録も、少しずつではあるが徐々に増えて来ている。
このたび、私も実際に会社で利用しているGASアプリを出品した。
フランチャイズ本部の会員名簿。入退会とKPIを一元管理。各FC向けの別シートにも自動反映
今後は
・受信メールからのスプレッドシートへの自動反映のGASアプリ
・ブログ記事のためのHTML吐き出しGASアプリ
を出品していきたいと思う。
非エンジニアでも、「実際に業務に使ったGASアプリを売れる」という世界観を作っていきたい。