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「大学卒業」をプログラミングの関数に喩えてみる

お隣の国では、何やら学習塾が大規模粛清されたそうだ。
教育ビジネスがもはや闇ビジネスになっている。

その国では大卒にあてがわれるポストがなくなっている。
大卒なのにウーバーイーツの走り子をやっていたり、大学院を出たのにニートをやっている。それなのに利権の塊の大学が増え、減らすことができないという。

お隣の国の事情はさておき、我が国でも、「いい大学入っていい企業に就職する」という親たち世代の洗脳は解けずにいる。

ところで、プログラミングの関数というものに、「戻り値」というものがある。戻り値とは「return」で返すものだ。

「return」とは「リターン」という言葉の方がわかりやすい。
投資に対するリターン、仕事に対するリターン。
リターンとはつまり、「見返り」のことだ。

「大学卒業」を関数とすると、「大学卒業」の見返りは「良い企業に入ること」と多くの親は勘違いをしている。

彼らは「引数」の概念をしらない。つまりパラメータのことだ。
関数の戻り値は「引数」で変わる。

仮にその引数を「東大卒」とすると、案外、「良い企業に入ること」は間違っていないかもしれないが、引数をかえると、間違いだらけだ。

ホリエモンは「東大に入ること」がすごいのであって、「東大を出ることはすごくない。だから中退した方がいい」と言った。

そこまでの受験勉強した経験は、何かしらの価値に変換可能だということだ。「難関大学入学」までは価値があるらしい。

テックジム東京本校の学生インターンはすでに10名になった。
彼らはプログラミングを覚え、すでに企業案件に携わっている。
そのうち4名は、法人登記をした。

それまでに、彼らがかけたコストはだいたい7万円と4ヶ月ぐらい。
そんな僅かな投資で、フリーランスエンジニアは当たり前、起業でワンチャン、就職は「まさかの時の保険」まで、プライオリティが低くなった。

「テックジム」を関数とすれば、第1引数は'7万円'、第2引数は'4ヶ月'、戻り値は、先述の通りである。

さて、改めて考えると、大学という関数、非常に厄介である。

引数にどんな大学名を入れても、「大学3年生から就職活動」、そして「将来のキャリアへの不安」がもれなく、戻り値となって返ってくる。

「親の期待」を得るには、その代償も大きい。

というわけで、もしも、迂闊にも大学に入学してしまったら、
テックジムというメソッドを使って、不安から自由になって欲しい。

隣の国の大学生よりも、我が国の大学生には未来がある。
我々は粛清のリスクなく、君らを受け入れられるからだ。


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テックジム創業者:藤永端(みんなのグラさん)のIT業界裏話
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