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中小企業の75%が赤字経営。社長がいなくなると黒字転換!?
竹之内氏と川原さんとの対談動画がようやくお披露目となった。
150業種を全て黒字経営。このほとんどは、取引先などに「事業」を担保にして、融資をした結果、召し上げた事業を立て直したそうだ。
まずその社長には「社長」を辞めてもらうところからコストカットがはじまる。
将来の売上につながらないような「負債」をなくす。
これが川原流経営の原点だ。
つまり、この場合、社長が「負債」だということになる。
日本の中小企業の75%が赤字経営だそうだ。
社長はおそらく、将来の収益をうむための「資産づくり」をしているつもりなのだろうが、それが収益に結びつかずに、社長自ら不採算選手となっており、誰も戦力外通告できないから、にっちもさっちもいかない。
ゴルフ、キャバクラ、接待、こういったものが単に負債化しているのかもしれない。分不相応な給料もそうだろう。
既存の仕事を社員に任せるところまではいいが、そこから何も生んでいないというのが、今の日本の社長のスタンダードというわけだ。
今回のお話。社長がいなくなっても会社はうまくいくということである。
むしろ、75%の人が社長業に向いていないのかもしれない。
川原さんを見ていると、本当に仕事が好きなんだなと思う。
イチロー選手が「野球が好きなんです」というのと同様なものを感じる。
竹之内氏が「俺はリラくるだけじゃないんだ」という気持ちで色々な事業に乗り出すのとは違う趣がある。川原さんは心からそれを楽しんでいる。
そりゃ、この人に事業を譲ったら、そりゃうまくいくはずである。
我々としては、川原さんに事業を召し上げられないように、
経営という仕事をめっぽう楽しみ、利益をこつこつ稼ぐしかないのである。
「プログラミングはまず最初に楽しむこと。お金とか仕事は後でついてくる」
今日はそんなことを対談で語ってきたが、
「会社経営も本来楽しいものなのだ」と、川原さんを見て改めて思った。
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