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プログラミングスクールのアフリカ展開事例

テックジムFCのルワンダ校舎(「Wiredin Academy」)はもうすぐ3周年となる。

https://www2.rexvirt.com/wiredin-academy/

上記のプレスリリースにあるように、設立背景は下記のとおりだ。

アフリカ各国では2000年台以降、優秀なIT人材を育成するための取り組みが多くなされておりますが、各国の経済規模や外国企業の参入など、様々な要因のため、若いIT人材の実践の機会が限られ、結果として優秀で経験豊富な人材が育ちにくいという課題があります。 このような背景を踏まえ、有償ではあるが安価なプログラミング教育と、就職先を出口にしたプログラミングスクールが必要だと考え、開校にいたりました。

レックスバートコミュニケーションズ

テックジム受講者の学生をインターンに送りんでいた先のルワンダ法人から声がかかり、設立にいたった。

生徒数も年間20人、30人、40人と増えており、採用数も年間3人〜6人と成果があがっている。特に広告はかけていないそうだ。

海外オフショアというと、エンジニアを集めるのが簡単だというイメージがあるが、それは特定の国の話で、アフリカでは上記の通りである。

良い人材がいたとしても、仕事が選べるほどあるわけではないので、欧米に流出してしまうというのもあるだろう。

これは日本の地方でも同じことである。
地元には仕事がないので東京にやってくるという現象はまだまだ止まらない。

とはいえ、リモートワークがOKの企業も増え、昔ほど「東京に住まなければらない」というわけではない。

ただ問題なのは、地元でIT産業が育たないということは変わっていない。
上記の記事の「外国企業の参入」を「東京のIT企業」と置き換えれば同じことである。

日本の地方もアフリカ諸国も「どげんとせんといかん」というわけだ。


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テックジム創業者:藤永端(みんなのグラさん)のIT業界裏話
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