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プログラミングは本来楽しいもの

先日、SNSマーケティングについて、講習会をする機会があった。
受講生は、実際に現場でSNS配信をしている担当者たちだった。
彼らは会社からSNS担当を命じられ、なんとなく運用していて、どうしたらよいか困っているようだった。

人は元来、やらされ仕事はやりたくないものだ。
仕事だからやらなくてはいけない。
そんなのにクリエイティブな時間を注ぎ込みたくないのだ。

講習会を進めていくうちに、「こんなことをやってみたい」という発言が増えてきて、「楽しんでやれそうだ」という風になってきた。

最後に私は、「マーケティングは本来楽しいものなんです。」と答えた。

人は楽しそうなことだと記憶に残り、それをやりたがる。
これが「仕事なんだからやってください」となるとツムジを曲げる。

フランチャイズの方に対して、本部がガタガタいうのも同じことだ。
そうではなくて、「こうやると売上があがるんで、やってみてはいかが?」と提案すると、面白そうだったらやってくれる。
コツとかノウハウというものは、本来面白いものだからだ。
成果があがるんだったら、やってみたくなる。

では、テーマをプログラミング学習に移ろう。

プログラミングをマスターしたら、いい感じの未来が開ける。
そんなのはわかっているけど、そのためには、何日まで何々をしなくてはならない。みたいに、自分に「やらされ仕事」を強要するようになってくる。

プログラミングは書いていれば、勝手にうまくなる。
すべては時間が解決する。なのに、やらされ仕事になるから、
やらない理由を見つけたり、勝手に不安になる。

そういう時は、プログラミングは本来楽しいものと割り切ることだ。
実際に、現場のエンジニアを見ればいい。楽しくしている人の発想をパクるのだ。

例えば、エラーがでる。
「エラーは神様がくれたヒントだ。」
「エラーをつぶしている間にもスキルはあがっている。」
と、思い込めば、心の負担は軽くなり、とりあえず手を動かしていられる。

デバッグもそうだ。
「このバグを潰したら、俺はもっと、レベルが上がるはずだ」と思えばいい。

すべては心の持ち用なのだ。



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