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政権交代の後にはもれなく大地震がやって来る?
東日本大震災は2011年3月11日にやってきた。
その時、民主党の菅直人が首相だった。
当時は「民主党なんかが政権にぎるから天災がやってきた」と揶揄された。
ちなみに、政権交代は2009年9月16日、民主党の鳩山由紀夫内閣である。
阪神淡路大震災は1995年1月17日にやってきた。
社会党の村山富市が首相だった。自民党との連立与党である。
寅さんが「村ちゃん」と呼んでたシーンが懐かしい。
政権交代は1993年8月9日、日本新党の細川護熙内閣である。
早くも自民党が政権を取り返したと思いきや、首相のポストは長年の仇に譲った。
その仇(社会党)は10年後には「存在価値」を失ってしまった。
さて、関東大震災はというと、1923年9月1日。
実は、内閣不在の時だった。
首相の加藤友三郎(元海軍大将)が8月24日に亡くなったためである。
軍事政権が引き継ぎ、山本権兵衛内閣が戦後復興に尽力した。
あまり歴史には語られていないが、終戦前後に大地震が2回来ている。
昭和東南海地震は1944年12月7日(小磯国昭内閣)
昭和南海地震は1946年12月21日(吉田茂内閣)
小磯国昭は元陸軍大将であり、吉田茂は日本自由党である。
こうやってみると、
自民党の流れを組む政党の首相の時に大地震が来たのは吉田茂だけであり、あとは軍人、自民党総裁以外が首相だった時に大地震が起きている。
ちなみに死者数のわりに忘れられているのが、
濃尾地震:1891年10月28日(松方正義内閣)、死者は7千人規模。
→大津事件(後のニコライ2世が斬りつけられる)
明治三陸地震:1896年6月15日(伊藤博文内閣)、死者は2万人規模。
→二十六世紀事件(メディア統制)
北丹後地震:1927年3月7日(若槻礼次郎内閣)、死者は3千人規模。
→金融恐慌
昭和三陸地震:1933年3月3日(斎藤実内閣)、死者は3千人規模。
→日本が国際連盟を脱退
藩閥政治も、官僚政治ももれなく、大地震に見舞われている。
そして2025年。
行き過ぎたマスコミにもメスが入り、自民党も制裁を受けそうな予感。
大地震が来れば、緊縮しすぎた財務省の財布の紐も緩むだろう。
民主党がかつての社会党のように見える。
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