腹を割って話そう!! 【pirokichi水族館】
タイトルをみて筋トレ、シックスパックの話だと思われた方、素晴らしい!
ざんなんながら本日は筋肉のお話ではございません。
アクアリウムの癒し効果
水草のなかを魚やエビが泳ぐ姿や、決まった時間になると水槽に近づいたらこちらに向かって魚たちが顔を一斉に向けてきます。
その姿はまるで、
「餌をくれ〜、腹減った〜!」
と(おそらく)言っているような、そのように思うと愛おしくなり、さらに与えた餌を食べている姿などに癒やされます。
これまでにもアクアリウムについて記事にて御紹介しておりました。
↓こちらは透明な魚の紹介。
↓こちらは真っ赤なエビの紹介の記事でした。
新たな家族のご紹介
新たな我が家の一員を紹介します。
台湾生まれのルリー・シュリンプというエビです。
学名はNeocaridina denticulata sinensis var. というそうで、
カワリヌマエビ属(Neocaridina denticulata)の
中国バージョン(sinensis var.)ということになるでしょうか。
2010年に紹介されたチェリーレッドシュリンプの改良品種なのだそうです。
なんと体の頭部と尾部は赤いのですが、腹部が透明で透けて見えるというユニークなエビです。
今回我が家に来たルリー・シュリンプのなかには、抱卵している個体もおりました!
この卵が無事に孵化し、育つことを祈っています。
このルリー・シュリンプ、なんだか腹が透けて見える姿自体がとても面白いですし、いわゆる「腹黒い」という言葉の対照的な姿であると思いました。
ある仏像を思い出す…
私、実は仏像鑑賞がスキなのですが、
以下の記事で一度だけ御紹介しただけで、まだほとんど触れたことがありませんでした。
ルリー・シュリンプの
お腹のなかが見えるという姿から、ふと
京都は萬福寺にて拝観した羅怙羅尊者像を思い出しました。
この方は、腹の内をさらけ出しており、そのなかに仏様のお顔があるという非常にユニークなお姿をしておられます。
おわりに
以前と比べて人と会話する機会が確実に減ったように感じます。
その分、割合としては、家族や自分自身との対話が増えているのかもしれません。
それでも良い面ばかりであればよいのですが、どうしても孤独感やネガティブな要素が増えることも否めません。
そんなとき生き物や書物との対話をする機会としてみるのも楽しめたり、癒やされたり、何か気づきをもたらしてくれるかもしれません。
そんなことを思いながら水槽を眺めている今日この頃です。
おしまい