タコとニンジャ【棚から一冊】

子供が鼻をほじる。


大人もほじる?

それはさておき…


鼻をほじる子供達へ

オススメの本があります。

はなくそにんじゃ

主人公のたっくんが鼻をほじっていると、

取れたと思ったハナクソが実は、はなくそにんじゃという実は小さな小さな忍者でした。

「おぬし、ほじりすぎじゃ」

と鼻をほじりすぎることを注意しながら、たっくんの体を忍法で小さくして、たっくんの鼻の中を2人で探検します。

そこにはハナクソになりたがらない鼻水がいました。

この鼻水が一波乱を起こします。

この本では、

・鼻をほじりすぎてはいけない

・ハナクソはカラダを守るために頑張った証

ということを伝えたい1冊になっています。

耳鼻科にもよく置かれている絵本のようです。


鼻血

ちなみに鼻をほじる時、指が当たる領域は解剖学的に、キーゼルバッハ部位といい、血管が集まっています。

ゆえに傷付いたら出血し易い。それがいわゆる

鼻血

ということになります。

乾燥している冬ですと、より鼻血が出やすくなるでしょう。

また指が綺麗でないと指に付着したウイルスや細菌を自ら鼻へと投入することにもなりますので、鼻ほじりはとにかくリスクが高い行為ということになります。


ゆびたこ

子供は、数年来指をしゃぶらないと眠れませんでした。

いつも決まった指がその対象となっていました。

それがためその指の皮膚は硬くなり…

いわゆる「ゆびたこ」が出来ている状態となってしまいました。


そんななか、

こちらの本と出逢いました。

この本、実は、ゆびたこが話しかけてくるのです。

もっと吸って〜と。

ちょっぴり怖くもあります。

ただし全編、言語が関西弁という特徴ある絵本です。


効果があったのか…

この本を読みながらでしたが、突如として、ある日を境に指しゃぶりをしなくなりました。

そのため日を追うごとに、ほとんどゆびたこは消えてしまいました。


アフターゆびたこ

ゆびたこからの卒業は、成長といえるし、

将来の歯並びへの影響はもちろん、様々な今後の生活への影響を考えますと、

いうまでもなく、やめられたことは非常に喜ばしいことなのだけれど、

もう寝入る時に聴こえてきた、あのチュッチュッという音を耳にすることがなくなっていると想えば、

なんだか寂しいものでもあります。

なんとも親とは勝手な生き物ですね。



おしまい


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pirokichi
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