ありがとうリモートワーク。チャンスを活かしてママでもやりたいことを。
コロナで急に広まったリモートワーク
コロナショックは生活に大きな影響を与えたし、本当に勘弁してくれよ〜!!!!と思うことが多いけど、唯一良かったことと言ってもいいのがリモートワークが身近になったことだと思っている。
私が産休育休で休職したのは2020年1月から2021年3月まで。ちょうどコロナが騒がれ出したタイミングから休んだわけだけど、帰ってきたら世の中は一変していた。
会社には半分も人が出社していないし、休む前はめっちゃ気合いを入れて事前準備するようなシステムだったうちの会社のテレビ会議が誰でも自分のパソコンでできるかなり当たり前のものになってしまっていた。
元々飲み会大好きの私にとっては、気軽にできない環境になってしまったのは悲しいけれど…。子育てをする上で、そしてサードプレイスを充実させる上でこの環境が整った世界で本当に良かったと正直思っている。
リモートワークがもたらしたもの 時間 余裕
在宅勤務をするのが当たり前になってから、時間に余裕ができたなと思う。
出社する日の朝は子供を保育園に送るまでが戦場だし、朝子供のトイレ騒動なんかが起こると大パニックだ。
帰りも会社から駅までは競歩してんのかってぐらい急いで行くし(夫とも競争して帰っている)、お迎え時間のギリギリに息も絶え絶えで「間に合いましたよね(圧)」と保育園の先生に聞きながら駆け込んでいる。
一方在宅であれば、朝は優雅におかあさんと一緒を見て、ゆういちろうお兄さん派の娘とまことお兄さん派の私でバチバチの激論をする時間もあるし、下手したらピタゴラスイッチの凄すぎる装置にひとしきり感動する時間まである。
夕方も、昼休憩の時に作ったご飯を親子で一緒に食べて、寝る前に一緒に絵を描いたり、ちょっとしたワークをしたりする時間もある。
そんな日は娘も満足で、「今日は1日楽しかったなー!」と言いながら眠りについてくれる。
ネクストステップ
そのように時間の余裕ができ、またオンラインでできることへの見識も深まったことで、サードプレイスでの活動の楽しさも知ることができたし、副業をするという発想も持つことができた。
今まではパラレルワークをするにしても出社が必要な企業が多かったと思うが、採用も打ち合わせも含めて全てリモート会議で実現できる環境になり、働き方の選択肢はかなり増えたと思う。
私自身も驚いたのが、オンラインのみでしか会ったことのない人と本業でもサードプレイスでも満足のいくアウトプットを一緒に作ることができていることだ。
今まではどちらかというと直接会ってなんぼと思っていたところがあったし、仕事もなるべく直接のコミュニケーションをとることを重視していたところがあったけれど、実際にやってみると少し気をつけるだけで、きちんとコミュニケーションをとることができるし、特に困ることなく仕事を完結できる。
だからこそ、家にいながら「自分のやりたいことをする」というネクストステップにも踏み込めるような気がしている。
リモートワークだからこそ気をつけていること
ただ、リモートワークになってから気をつけていることが2つある。それは、丁寧なコミュニケーションと事前準備の徹底だ。
コミュニケーションで誤解生まれがち
SlackやTeamsを多く使うようになり、以前にも増してテキストコミュニケーションが増えた。テキストだと文字で残せる分争いも少ないし、検索などをしやすいためかなり便利だ。
でも「メールだと結構他人行儀だねー」と昔から仲良くしているクライアントに言われたし、おそらく、ちょっと冷たく見えがちなテキストコミュニケーションをすることもあるのかもしれない。
砕けすぎも文字で残る分よくないが、後から直接話をしてフォローができない分、丁寧にそして相手をいい意味で見ながら文章を打つことをかなり意識するようになった。
もたもたするとより目立つから事前準備めっちゃ大事
また、リモートでお話する際の事前準備は直接会うとき以上に丁寧にしている。
画面に投影しながら話をしたり、途中で資料を入れ替えたり、もちろん直接会う時も資料は必要だが、温度感が伝わりづらい分より色々な仕掛けを準備する必要があると考えている。
あと、リモートの会議の方が、もたもたすると悪目立ちする気がするのは私だけ…?
目の前に人がいればなんとか間を繋げる気がするが、リモートで次の資料が出てこないとか、つぎすることが飛んでしまったとかになってしまうと一人で焦ってる感がより出てしまい、ついワタワタしてしまう。
仕事柄よく、企画のプレゼンをする機会があるが、直接話す時には用いない動画での説明やイメージを重視したスライドの作成など画面で見てわかりやすくできるような工夫は必ずするようになったし、必要になりそうな資料を全てオープンしいらないものを閉じるなどの単純な準備を徹底するようになった。
リモートワークの環境を使って
気をつけることはあるもののリモートワークができる環境になったことで、重要な時間と思っている子育ての時間と自分のやりたいことを実現するための時間をとることができるようになった。
その環境に感謝しつつ、(そして必ず文句を言いながらも協力してくれる夫にも感謝しつつ)大事な物事を守りながら、一歩一歩自分の理想とする働き方に近づけていければいいなと最近はよく思っている。
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