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一瞬しかないというアイドルグループ

僕が一瞬しかないに出会ってからそろそろ一年になるので、自分が思う一瞬しかないの魅力と何故惹かれたのかについて語ろうと思う。
と言ってもまだ一年だし、作文は苦手なので何言っってんだコイツと思われるかも知れないがツイッターでは書ききれない長い独り言みたいなもんなのでご容赦願いたい。

まずは出会いから。
グループ名や曲なんかは前から知ってはいたけど、YouTubeでここから始まる物語のMV見たことある程度でヤナミューの現場まで時間あるしまあ行ってみるか、ぐらいの気持ちだった。


そしてちょうどいいタイミングで火曜ザナイトに出たの見てみてなんだこの子ら面白いな、となる。
そして初現場となる訳だが初めて観る時がこの時で本当に良かったと思う。
ワンマンとは言え歌の時間と変わらないような長いMC(笑)、そして極め付けは「上見ろー!」からの衣装チェンジで月見ルの2階から登場でAKBの「会いたかった」、なにこれめっちゃ楽しい!ここ数年オルタナティブなアイドルばかり見てきて少々食傷気味だった自分にとってこういう王道でありながらどこにもない様な感じは「自分の心のやらかい場所」に刺さったのだった。そして何より現場の雰囲気の暖かさ、メンバーの人柄の良さ等が垣間見れて完全にハマった。
もし初めて観るのが何かの対バンのイベントだったりしたらここまで興味持たなかったかも知れない。


土曜日の夜に一家で一台のテレビを見て楽しむ様なそんな雰囲気。そう、昭和のあの日のドリフだ。
「さよならするのはつらいけど」のカバーする事なんかからもどうしても重ねて見てしまう。
しかし先日のフリルさんの配信で高木ブーを知らなかったのは意外だった。年齢的に知らなくても当然と言えば当然なのだが。でもたぶんそれぐらいでいいんだと思う。
何かとドリフを引き合いに出してしまうが、ドリフの様にガチガチの台本のコントやる訳でもないし、ましてや元々バンドだった訳でもない。
つまり言いたいのは小さい子供から大人まで楽しめる様などこか懐かしい雰囲気を感じるのだ。

話は変わるが、めいどりーみんというメイド喫茶でお給仕&ライブという自分が参加した中でもなかなかの謎イベントがあったのだが、その時におそらく観光か何かで秋葉原に来たと思われる子供連れの家族がいた。
その時の子供に対する対応がそこのどのスタッフよりも楽しそうで嬉しそうで。ほんとに子供が好きじゃないとあんな顔は出来ない。これこそアイドルのあるべき姿だと思った。

先日のフリル、すずめの合同生誕祭でも合唱曲にマツケンサンバ、ポケモン主題歌から椎名林檎まで。
まさにどの年代でも楽しめる内容なのである。

地下アイドルにも色々あるけれど、例えば子供が集まる様なイベントから健康ランドのじーちゃんばーちゃんが集まる様な所でも違和感無いようなグループはそうはいないと思う。

オリジナル曲にしても例えば「今日を生きよう」なんかはわらべなんかが歌っていたとしてもおかしくないような曲だと思うし、


「わたしのプリズム」や、「きっと君を好きになる」のMVは今時珍しい4:3の画面だし、



そういうレトロっぽい雰囲気を出す事をプロデューサーが考えているのかどうかは分からないが、いいものはいつの時代でもいいのだ。

そしてあのユルくて長いMC。あれが実にくだらなくて面白い。完成されたネタという感じではないが、ただテキトーにやってる訳でもない。狙いすぎるとわざとらしくなったり、やらされてる感が出てつまらなくなってしまったりするものなのであれくらいでいいのだ。
運営からあまりああしろこうしろとは言われないようだが、ガチガチにプロデュースされた感じじゃないあの手作り感。手作りと言っても決して素人ぽいという訳ではなく、その中にもなんと言うか"品"があるのだ。
自分は1番アイドルに必要なものは容姿でもパフォーマンス力でもなくて、親しみやすさと品だと思っているし、そういう部分が備わっていれば容姿やパフォーマンスも付いてくるものだと思っているのでやはりそういう所が好きなのかも知れない。お笑いでもなんでも結局は知性や品が無いと面白くないものだし、思えばドリフもどこか品があった。

話がドリフに戻ってしまったが、要するに何が言いたいかというと、女性アイドルは寿命が短いというのは常ではあるが、ドリフの様に老若男女に愛される息の長いグループを目指してこれからもライブハウスだけに留まらず地道でもいいので活動の場を広げて頑張ってもらいたいと切に願う。その資格があるグループだと思っているので。
名前は「一瞬しかない」でもずっと続くグループってなんかステキじゃない?


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