40代のアトピー体験記④治療で使ったアイテム類
40台になってからのアトピーとその治療について。下記の続きとなります。
当時の薬について
何度も変わっているのですべては覚えていませんがこんな感じでした。
・フルメタ軟膏(これは小さな入れ物でちょっとだけ)
・リンデロン(これも小さな入れ物で)
・大量のワセリン
・ヒルドイドソフト軟膏
・アレロック(これだけ飲み薬)
様子を見ながら「これは顔に」「これは顔にはダメ、足に」みたいな感じで丁寧に説明をしてもらい、塗っていましたが、こういった薬ってベタベタして、ストッキングとか、服とかについちゃうので困っていました。
そこで、チュビファーストを導入します。
チュビファーストについて
チュビファーストはイギリスで生まれたアトピーでよく使われるチューブ型の包帯です。手軽に素早く、安全・確実に装着できるというのがメリットです。
使い方のポイントとしては
・自分にあったサイズを選ぶ(私は二種類使っていました)
・濡らしたものをまいてその上に乾いたチュビファーストを重ねる
の2点。縦方向には伸縮せず、横方向にのみ伸縮するため、患部に密着しズレないというのと、傷が包帯にくっつきにくいという利点があるのでアトピー治療にとてもよく、ぬれた包帯を患部にまくとかゆみも軽減されるのでかきこわしにもよいという、なかなかの優れものです。ただ、ちょっと高い。
10mで2,000円以上しますので、私は少し症状が軽減されるに従い、少しずつ使う量を減らしていました。
手袋について
治療時はずっと、手指が切れてしまうということに悩まされていました。ステロイド薬を手に付けるのですからね。。。
先生からは、寝るときには手袋をつけて、と言われるのですが、毎日変える必要があり、これも困りました。チュビファーストの手袋もあるのですが、これがまた高い。
なので、私は綿の手袋を大量買いしていました。こんなの。
これをずっとつけていないといけないのですが(仕事中ははずしていましたが)、スマホ操作のときには外さなければいけません。スマホ対応の手袋もありますが、安いものはイマイチ。
そこで私がとった手段は「指の先を切る」でした。人差し指だけ先を切る。これでだいたいのことはできます。ただ、すぐにそこからほつれてだめになるので、思い切って使い捨てにしていました。
そんなこんなで治療を続ける中で、大きなかきこわしは消えて、少しずつですが改善に向かいます。ここで私は思い切った行動に出ることにします。