情シスとファシリテーション
議論を盛り上げろ!
以前、システム開発とMeetingについて書きましたが、プロジェクトをうまく進めるためには適切な意見のやりとりが欠かせません。
もう一つ、視点として、「議論が盛り上がるか」というのも大事です。とくにユーザ含めた打ち合わせでは、一方的にならないように考慮が必要。わりと冗談ではなく、チアガールのような気持で向き合ったりもしています。
ぶつかり合いはどうやっても起きる
しかし、とくにDXやBPRをやっていると、どうやってもぶつかり合いは起きます。これがなかなか難しい。
とくにユーザコミュニケーションは難しいと思っています。
とくに難しいと思うのは、下記のようなところです。
・議論が論理的じゃない
・議論が上手じゃない
・情緒的になりやすい
以前はこれで結構悩みました。そこでたどりついたのがファシリテーションでした。
ファシリテーションが解決してくれたこと
そんなときに出会ったのがファシリテーションでした。とくにこの一冊目はめちゃめちゃ読みました。
これは、ストーリー自体も割と面白いのですが、システムシンキング、アウトオブボックス、本物の権限移譲と説明責任、素速い変革と意思決定などといった「道具」の使い方がとても充実しています。
効果的なグループ思考を生み出す
個人的に上記の中で考え方としてよく使っているのは、下記のあたりです。このあたりを意識するだけで、議論がものすごい進みやすくなりました。
・コントローラブルとアンコントローラブル…これを分離して考えるのはとても大事。
・とりあえず議論を全部書き出す…ホワイトボードに全部書いて、論点とあわないところは欄外に書いていくと自然に議論が整理されていく
・感情の問題を切り出す…論理的に全部整理した後に残るのは感情。これを集団でやろうとするとこじれるので1to1の話にもっていく
このあたりを意識するようになって、人の話をよく聞いて意見を拾おうとするようになりました。マネージャーが視野に入ってきたのもこのころだった気がします。
「会話術」とか「思考術」とかいろいろありますけど、やはり合う・合わないというのはあるので、興味がある方は参考にしていただければと思います。
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