バリバリの文系女子が情シスで働くことのメリット・デメリット
機械やマニュアルに抵抗がなければ特に問題ない気がしています
どうなんでしょうねー。
私自身は、普通に文系ですが、ちょっとした機械の設定とかはあまり抵抗なく、秋葉原なんかも出入りしていたりしていて、なんというか、情シス界隈の人とはわりと抵抗なく付き合えるタイプですが、そうじゃない人もいるんじゃないですかね。
でもそれってさ、文系・理系っていう問題じゃない気がする。
上流工程は文系の方が得意な気もします
ここにも書きましたけれど、中身のモノ作りはある程度の専門性が必要ですが、いわゆる「説明」や「表現」はは文系キャリアの人の方が得意な気もするんですよね。
さらに「調整」なんてものも入ってきますしね。
どちらかというと「覚悟」の問題な気もする
これは別に情シスに限った話じゃなくて、業界や仕事に対する基本的なことの理解って必要なわけですよ。
少なくとも用語は通じなきゃいけないと思うのです。
たとえば何かあったときに、それがどのレイヤの話なのかみたいなところは知っておく必要があると思うし、ミドルウェアって言われて「????」とかなるようじゃさすがに困るわけです。
で「そういう難しいの、専門じゃないからわからないからー」みたいに言われると以前はカチンと来ていましたが、今は丸くなったもんで「私も文系で英文科なんですよ」なんてニコニコしながら言えるようになっています。
ちなみにインフラ領域を苦手にする人が多めな気がしますが、これは良書だと思います。
全体を見通してロジカルに最適解を導き出すのは文系の方が得意?
まあこれも「人のタイプによる」と思うのですが、私の知っている理系のエンジニアさんたちは「深く探索する」というのが苦手な人が一定数いますね。
この本とかを見ていただくとわかりますが、システムの上流工程って、「言語化」と「優先順位付け」と「課題解決」ですからね。
そして課題解決のスキルには、技術じゃない要素もたくさんあるんで、実は、専門性のある人たちを率いて意見を取りまとめるPMとかPLは、文系の人の方が得意だったりするケースもあるんじゃないですかね。
女子っぽくないとは言われるかも
まあこれは、しなやかに働いてらっしゃるシステム女子の方いらっしゃると思うのですが、地方の会社で業務システムなんぞを統括する立場になってみるとね。
ぶっちゃけ、おっさんばっかりなんですよ。
業務システムって、平均年齢高いし、女子率が総じて低めなので。
で、おじさんたちに慕われる立場というのも悪くないわけですが(時間はかかりましたが。。。)、なんというか「うす」「ういーす」みたいなね。
冗談じゃないよ、マジで言われるんですよ、これ。
「姉御、ついていきます!」
みたいに言われたこともあるもんだから、「野郎ども、行くぜ!」みたいなモードになっちゃってですねえ。
ぶっちゃけ、キラキラ女子には向かない雰囲気だとは思います。
女子向けの設備が弱かったりするぞ
私が今の会社の情シスに入った時には、実は女子トイレが男性の1/3のスペースしかありませんでした。
なんだか日当たりも悪くて狭くて怖くて、若い女子には正直つらくて、別フロアのトイレに行ったりもしていました。
あとからわかったんですけれど、上司の人たちがみんな男性だから、目が行き届かないんですよね。
全体として、やっぱり女子のマネージャーがもっと増えた方だいいんだろうなと思っています。