虫食いニットをなんとかしようとしてとあるアパートに導かれた話
ドラクエみたいな目に遭いました
さて、３連休も最終日になりましたが、ぼーっとして記事も書かないうちに終わろうとしていますので、一本書こうと思います。
今回は情シスではないのですが、クエストみたいな目に遭うことってありますよね笑
虫に食われたニットを何とかしたいと思ったのです
ブランド物のニットを持ってまして、もうないブランドでしゃれたデザインで何とかしたかったんですけれど、かれこれ５か所くらい虫に食われちゃってまして。
そして、かけつぎって高度な技術なんですね。
ただ、専門家にもっていくと時間もかかるし、うーんどうしたものかとおもって、近所のモールに入っているチェーンの衣料修復のお店に持ち込むことにしました。
で、お年を召したご婦人が相手をしてくださったのですが、数か所虫に食われているところにシールを付けて、
「うーん、これだとうちだと16000円くらいかかっちゃうわねえ」
「しかもうちだとミシンになっちゃうからきれいにならないわよ」
「〇〇（地名）のスーパー２Fのお店なら、早くて安いって聞いたわ」
「シールはそのままつけておいてもっていらっしゃい、うちからの紹介って言わないでね」
「ここより電車賃使っても安いはずだし、その分美味しいランチでも食べて来ればいいじゃない」
おばさま、商売っ気なさすぎませんかｗ
電車に乗って次の店に行きますよ
で、さすがにここまで言われたらそのままお願いしますとはいきませんので、電車に乗って次の店に行きました。
電車に乗って階段上がって。。。ついた！
すると今度はもう少し若いおばさまが出てきまして、
「ニットは専門のところがいいわねえ」
「うちだとミシンになっちゃうけどキレイに行かないしねえ」
「じゃあ、どこがいいとかあるんですかね」
「うーん、わからないけど調べたらあるんじゃない？」
いたしかたないので、少し離れた場所でググりましたよ。
さびれた階段で笑
次はさすがに電話をかけることにします
で、なんか相談に乗ってくれてよさそうな個人経営のところを見つけたので、電話をかけることにしました。
「ニット、何色？」
「黒かあ、、、何とかなると思うけれど、何センチくらい？」
「持ってらっしゃい、見積してあげるから」
「あ、うちのアパートなんだけど、最寄り駅は〇〇で、そこから少し離れたところにあるドラッグストアから〇〇交差点に行って、そうすると▽色の線が入ったビルが見えるけれど、表側には入り口はなくて、裏側に回って階段を上ってもらって。。。」
いやちょっと待って、
ここ、うちからめっちゃ近くじゃない？
いいっちゃいいんですけれどね。。。
行った先には神がいた
そして、結局電車乗り換えて自宅の一駅先まで行って、
自宅の方まで戻る道を歩いて行って（何やっとんねん）
交差点を二つ超えて何とかたどり着いたら、そこには上品なおばあさまがいらっしゃいました。
お値段的には、某チェーンの半額以下で、ミシンは使わずに、
縫い留めと一か所だけ当て布をしてやりますよって。
さらにカタログをもってらして、サイズ調整とかなら2000円とかでやるらしい。某チェーンでは1万円近く言われたんですけれど！
そして着物からスーツとかワンピースとかも作ってくれるらしい。
すごい。
神はすぐ近くにいた
もともとはおばあ様、一つ先の駅で洋品店をされていたそうですが、
人を使うのも疲れるしということで平成のうちに閉店されて、個人でされていらっしゃるということで、素敵な一人暮らしという感じでした。
そしてなんと自宅から歩いて15分だった。
あとは、完成時の出来がどうなっているかですけれど。。
受け取ったときにレポします。
そしてかけはぎ、専用キットもあるのね、高！
さらに全然関係ないけれどこういう技術ものって好きです。
そして、今日のおばあ様、スマホでテレビを見ながらステキな老後でした。。。お金はたくさん持ってそうですが笑