結婚式に行くことになりました。
在日コリアンの友人から、結婚式の招待を受けた。
崔洋一監督の「月はどっちに出ている」で、在日コリアンの結婚式は描かれていているがいかんせん資料として古く、これまで体験もないのだ。いつか出たいと思っていただけに嬉しい。
場所はスコッチこと沖雅也と因縁深い京王プラザホテル。在日コリアンの結婚式は大人数を招待するのでキャパが必要なのだ。そして京王プラザホテル側も慣れているという。手元に「同胞ブライダルガイドブック」(企画・編集同胞結婚相談センター/有限会社チュンシル・ホンシル)という資料がある。ここにも京王プラザホテルは出てくる。
なお当日の日本人の参列者は数名と聞いた。いやいやいや、これかなり面白いぞ。自分でも本人に聞くのはどうかと思うが、祝儀は3万円でOK。ここは日本人と同じでいいらしい(1万円でもいいといわれたが、それは違うぞ)。服装はスーツでOK。よかった。
で、なになに。統一列車(歌舞団の歌)に合わせて、おばさんがオッケチュム(朝鮮半島独特の肩を揺らす踊り)をし、輪になって新郎新婦の父親が先頭で騎馬戦を展開する、だと?
なにそのハッスルぶり?ヤバくないか?さすが在日。
これまで人生で最大のアウェー感は、平壌での銀河水管弦楽団のライブで、この時会場には約5000人の朝鮮人がいて、日本人はぼくひとりだった。しかも参列者は朝鮮労働党の幹部とその子弟。この時のアウェー感に比べたら、数百人の参列者の中の数人の日本人なんて何でもないない。日本語でOKだし。
当日は取材の予定。新郎の許可を取りさっそくメディア数社と交渉開始。当日は知り合いが一杯いることが予想されるので、思っているほどアウェー感ないかも。
Cくん。おめでとう。そしてご招待ありがとう。餞のためにいい記事書くよ。
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