別ジャンルのライブに出てみよう!
アーティスト活動している諸君、自分と同じジャンのライブに出ることが多いと思うが(特にアニソン系や地下アイドル系)案外、別ジャンルのライブに出たほうがいい結果になることがあるという、今回はそんなお話。どういうことか、実体験を絡めて話し進めることとする。
私の場合、『おじさんアイドル』という、特殊なジャンルで活動しており、今でこそオリジナルメインで活動しているが、以前はアニソンを歌うことが多く、アニソンイベントメイン、時々アイドルイベントにも出演していた。しかし、あまりウケることはなかった。
確かに実力不足なところはあったが、ほかにも原因がある。特にアニソンやアイドル系に顕著なことだが、お客様にとって、求められるアーティスト像がはっきりしているのだ。アニソンだったらいかにもなアニソンの歌い方があるし、アイドルイベントだと、やはり女性シンガーが求められる。
案外相性がいいのが、オールジャンル系、しかも、アコースティックメインのイベント。具体的には、以前新高円寺CLUB LINERでやってた『BARペガサス』、現在サウンドストリーム佐倉でやってる『酔響アンプラグド』など。
そもそも、オールジャンル系は、主催者だけでなく、共演者、そしてお客様も、いろんなタイプのアーティストウエルカム!な精神でやってることが多い。特にその中でも、アコースティック系のほうが、対応が柔軟であることが見て取れる。
どうしてもみんな、ジャンル縛り系のイベントに出る傾向があるが、自分と違うジャンルが多く出るイベントに出演するというのも、戦略としてアリなのではないだろうか?同じジャンルの中でナンバーワンを目指すよりも、別ジャンルのところに飛び込むことにより、オンリーワンを目指すということ。
特にアイドル諸君、一度騙されたと思って、アコースティック寄りのオールジャンルイベントを狙ってみてはいかがだろうか?アイドルというものを見たことのないお客様から、好意的に受け入れられると思われる。彼らは音楽の見方が柔軟だから、きっとウケると思うよ。
あと、オリジナルが欲しいと思っている方、作曲かとの接点ができるというメリットがある。アコースティック系の方、多くの人がシンガーソングライターで、「アイドルに楽曲提供したいけど、アイドルと接点がない~!」といってる人も多いので。
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