マイヒーロー烈伝・アニメ編
前回の実写編に続き思い出のアニメ編を書こうと思ったのですが、思い出のアニメが山ほどあって何について書くかかなり迷いました。年代順にいくと
鉄腕アトム
鉄人28号
エイトマン
オオカミ少年ケン
ビッグX
スーパージェッター
宇宙少年ソラン
宇宙エース
遊星少年パピィ
お化けのQ太郎
ジャングル大帝
おそ松くん
ハリスの風
などなど思い出深いアニメは沢山あるのですが、この中で鉄腕アトム、エイトマン、スーパージェッターの思い出エピソードを少しあげてみます。
鉄腕アトム
アトムといえば日本初の連続30分テレビアニメで日本漫画の巨匠手塚治氏の名作です。時は21世紀の都市で、個性的な超高層ビル群の合間を縫って自動車が空を飛びロボットが活躍する未来都市でした。
ただ手塚氏が想像した未来になかったものが一つあります。これはアトムファンが知っている有名な話ですが、現在では誰もが使う携帯電話が登場しませんでした。
緊急時にアトムは連絡をとるために近くのお店で黒電話を借ります。当時はトランシーバーもすでにあったのに携帯電話をなぜ考えつかなかったのか。本当に謎ですね。
エイトマン
私が一番好きなアニメだったかもしれません。殉死した主人公の刑事の記憶を超スーパーロボットの電子頭脳に移植し、普段は探偵、事件がおきるとロボットに変身し、活躍するというアニメです。
なにしろとんでもないスピードを出すパワーがあり弾丸を手で掴める等なんでもできるスーパーロボットでした。
ところが、原作者が拳銃不法所持で捕まって放送が打ち切りになったり、主題歌を歌っていた歌手が後に殺人事件を起こしたりして子供たちの夢を次々と壊した残念なアニメとして歴史に残ってしまいました。夢と現実の違いというものを突き付けられた初めての経験だったかもしれません。
スーパージェッター
主人公のジェッターは1000年の未来から流星号という飛行機能付きの変幻自在に形を変えられるタイムマシンに乗ってやってきて数々の事件を解決していくというアニメでした。主題歌の中に流星号がマッハ15のスピードで宇宙に向かって飛び出すという歌詞がありました。
これに対してマッハ15では大気圏外にでられないという批判がでたのです。確かにマッハ20を出さないと大気圏を突破して宇宙には行けないので正しい批判ですが、ジェッターを馬鹿にされたようで科学が少し嫌いになりました。
高校の時、物理が嫌いだったのはこのトラウマのせいかもしれませんね。