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味噌汁旅行記🌍#005…ポーランド🇵🇱

どうしてもシンドラーの工場に行きたかったので、市街地から電車で南下し、そこから市街地へ歩き戻るというコースで散策した。(写真に地図を貼り付けたので、距離感覚や場所が知りたい人にとっては、少しだけ役に立てるかと思います。)

橋を渡って北上すると、カジミエシュ地区。おそらくこの地区で一番特徴的な景色がこれではないかと思う。

たくさんのシナゴーグがあり、そのいくつかを見学した。これが私にとってユダヤ教を直接的に感じる初めての経験だった。シナゴーグは、どこも白くてシンとしていた。何が書かれているのかわからないけれど、いたるところにこれらの文字が見えた。初めての物事に触れるのは、やはり楽しかった。

ここからは、せっせと歩いて、典型的な観光客になるべく、市街地へと向かった。

途中で、ヴァヴェル城にも行った。かなりの寒さの中の散策に少し疲れてきていたので、ヘトヘトだった気がする。坂道になっていて、もう諦めてやろうか、という思いを脳内に抱えていた。

ようやくここまで戻ってきた。織物会館。観光する人のほとんどはここでの買い物を楽しみにしているはずだ。私もしっかりと楽しみにしていた。

しかし、予想を超えていた。この数百メートルに並ぶ店の全てがかわいすぎた。

だいたいお土産物の代表なんてものたちは、数分見ているうちに「まあいらないか」となるのが常ではないか。

木の作りや色合いがかわいくて、本当に困った。友人へのお土産を一つだけ買って、カフェに入り、一度頭を冷やした(といっても寒すぎたので、本当は身体を温めていたことになるが)。思い返してもやはりかわいくて、会館に戻っては、端から端まで、十数往復した。夜になりそうだった。結果、家族に一人一つの木箱とチェスのセット二個を買った。ここでの買い物がその後の旅路で少し邪魔になったのは言うまでもない。

続く。




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