日本一簡単なSDGs 今日は水の話
水の豊かなこの国にかれこれ半世紀以上住んでいますが、
私たち日本人は水の大切さに、ちょっと疎いような気がしています。
水道をひねれば綺麗な飲料水がほぼ手に入る環境は
世界広しといえど、ほんの15カ国にしかないそうです。
そこで皆さんは、飲めるレベルの水道水を作るのに
多くのエネルギーや経費がかかっているのをご存知でしょうか。
いくら日本の衛生状態が良いとはいえ、
川の水がそのまま飲めるわけではありません。
札幌市のサイトによると、水道水を1立方メートル作るのには
約194円が必要だそうです。
そう考えると、水を無駄遣いして良いわけがないですよね。
で、節水ってどうすれば良いのでしょうか。
ネット検索すれば、様々な節水の技が紹介されていますが、
一番簡単なのはこまめに水を止めることです。
で、これがなかなかできない。
シャンプーの時にシャワーを出しながら洗髪したり、
手を洗う時も、最初の水洗いとすすぎの時以外は
止める方がしっかり手を洗えますよね。
私も流しながら派だったのですが、
簡単で効果的な節水方法を見つけました。
水を流している間、心の中で1円、2円とカウントします。
流している時間が長ければ、結構な金額になります。
洗髪している間だと数分になるかもしれません。
仮に30円/回×30日だと900円/月ですよね。
年に換算すると10,800円ということになります。
実際はここまでにならないかもしれませんが
リアルにもったいないと感じられますね。
わたしはこの方法で、こまめに水を止めるようになりました。
元々意識が高くこまめに節水できる方は別として
「水作るのにお金かかるの?」って感覚の方には
是非オススメしたい方法です。
人の体は約半分、なかでも赤ちゃんは8割が水分で出来ているそうです。
それほど水は大切なもので、あるのが当たり前なものでもありません。
SDGsターゲットの6番「安全な水とトイレを世界中に」
日本ではこの項目は今現在においては達成できていますが、
将来に向けて継続的にこの状態を維持することが
SDGsにおいては重要なのです。
今のこの価値をいかに未来につなぐか、
「1円、2円」あなたのカウントから6番のSDGsが始まります。
一般社団法人SDGsソーシャルデザイン協会
https://sdgssda.or.jp/
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