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私、メンズエステで働いてます。【セラピスト編】

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「私、メンズエステで働いてます。」の中で、メンズエステで働く日本人女性セラピストの視点で暴露されるシリーズ。
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#私のコーヒー時間

明里の暴露 後編 「VS 有名ブロガー」

明里の暴露 後編 「VS 有名ブロガー」

 明里は出勤した事をツイートする為にTwitterを開いた。

 すると、AV女優のアカウントの方にダイレクトメッセージが来ているのに気付いた。

「突然すみません、これって明里さんですよね?」

 メッセージと共に、Twitterのリンクが貼られていた。

 恐る恐るリンク先に飛んでみると、そこには明里の顔が良くわかる画角のハメ撮り動画がアップされていた。

 はじめは昔のAVを誰かが流している

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明里の暴露 前編 「AV女優の内緒の副業」

明里の暴露 前編 「AV女優の内緒の副業」

 明里は金欠で悩んでいた。

 AV女優歴はもう15年になるが、熟女と言われる年齢になってからは単価も下がり、高級コールガールとしての仕事もほとんどなかった。

 そこで明里は以前出演した、客にエステをしていたら発情してしまったマッサージ嬢というシチュエーションのAVを思い出した。

 実際にそんな仕事があるとスタッフが言っていたので、調べてみると、給料が高く、なにより現金日払いが魅力的だった。

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まりこの暴露 後編 「もし抜いてたら」

まりこの暴露 後編 「もし抜いてたら」

ひと月前..... 

 その客は、三十代半ばの中肉中背で、きっちりとした七三分けの髪型で、寡黙な感じだった。

 彼は90分コースで、前日予約をしていた。

 まりこは笑顔で出迎えたものの、客は強張った表情をしており、感情が読み取れなかった。

  会計は現金払い。

 シャワーに案内すると、五分くらい時間をかけて出てきた。

 うつ伏せからの施術を始め、

「メンズエステにはよく行かれるのです

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まりこの暴露 前編 「摘発」

まりこの暴露 前編 「摘発」

 年の瀬も押し迫った底冷えのする寒い昼下がり。
 

 まりこは麻布十番の古びたアパートの一室で、マットにタオルを敷き、客を迎える準備を整えていた。

 

 一人目の客が来るまで、三十分ある。
 

 茨城に住んでいるまりこはここに来るまで片道一時間半掛けてきていた。

 いつもなら、十五分前に来て急いで客を迎える準備をするのに、この日はたまたま早く着いた。

 私服から制服の厚手の生地のミニス

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えみりの暴露 「よくあるメンエス嬢の1日」

えみりの暴露 「よくあるメンエス嬢の1日」

 そこは住むのに決して魅力的な物件ではないが、麻布十番の駅から徒歩五分圏内にあるコンクリート打ちっぱなしのデザイナーズマンションであった。

 一の橋の交差点から二の橋へ向かう麻布通りを右側へ少し入り込んだあたりで、昼夜問わず、人通りがそれほど多くない。

 麻布十番商店街の外れであり、レストランなどが軒を連ねている場所からも少し離れている。

 道から見える各階のベランダには生活感がなく、どんな

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小百合の暴露 「ポストにあった不穏な白い紙」

小百合の暴露 「ポストにあった不穏な白い紙」

 まともな客は多くない。

 それに、まともなセラピストも少ない。

 さらに、まともなオーナーもあまりいない。

 全てがヤバイひとたちで回っている業界が、メンズエステと思っても過言ではない。

 もちろん、例外もあるが、見つけるのは至極困難だ。

 一見まともそうな人間も、裏側を知ってしまえば、異常である。

 27歳の小百合は今までいろいろなメンズエステ店を転々としており、三ヶ月前までは恵比

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杏里の暴露 「君は地雷」

杏里の暴露 「君は地雷」

 汐留のメンズエステで働く23歳杏里は、掲示板や口コミサイトで地雷と噂されている。

 杏里はソロで活動する地下アイドルである。

 といっても、いつもライブに来てくれるファンは3人程度しかいない。

 ファンがメンバーよりも2人多いだけだ。
 

 いつか、ももクロのような国民的アイドルになることを夢見ている。

 アイドルといっても、杏里はあまり可愛くない。

 モアイ像に似ていると言われたこ

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ゆりの暴露 第8話 「幻のハリーウィンストン」

ゆりの暴露 第8話 「幻のハリーウィンストン」

 それから、ゆりはチビでハゲの客にちょくちょく呼び出されては、狭いビジネスホテルの部屋に連れられてセックスすることになってしまった。

 最初は紳士的なひとだと思っていたのに、結局は体目的の獣だったことに気付かなかった自分が情けなく思えた。

 愛情なんてひとかけらもなく、ただただ辛いだけで、無感情に相手が言うまま従った。

 全てはハリーウィンストンの時計を受け取るまでだ。

 時計を受け取った

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ゆりの暴露 第7話 「484万円のお礼」

ゆりの暴露 第7話 「484万円のお礼」

恵比寿のお店で働き出して1年ほど経った秋の頃、四十過ぎと思われるハゲでチビの弱々しい体格の男がやって来た。

 その男は魅力的なルックスとは到底言えないが、ディオールのスーツを着ていて、金は持っているように思えた。

「これお土産で買ってきたんだけど、よかったらどうぞ」

 男は銀座にある予約しないと買えない空也の最中を渡してきた。 

「わー、ありがとうございます」

 ゆりは高い声を出して、喜

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ゆりの暴露 第6話 「ゴミ箱からコンドーム」

ゆりの暴露 第6話 「ゴミ箱からコンドーム」

 それから数ヶ月して、ゆりは他のセラピストから、ヨレヨレのスーツの客(第五話参照)のことを聞くことになった。

 メンズエステのマンションタイプの部屋では、他のセラピストと会うことはよくある。

 早番と遅番で同じ部屋を使う場合、入れ替わりの時に顔を合わせるのだ。

 ゆりはいつも19時からのシフトなので、同じ部屋を使うことが多く、早番のマリアと挨拶程度に会話を交わす。

 彼女は特段顔が可愛いわ

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ゆりの暴露 第5話 「退店、そして再び」

ゆりの暴露 第5話 「退店、そして再び」

 泣きながら風俗行為をしてから、一ヶ月も経たずに、ゆりはその店を辞めた。

 しかし、昼のまともな職をと探したが、やはり給料が安く感じる。

(9時間働いても1日1万円ももらえない。メンズエステだったら1本つけば1万円貰えるのに…)

 メンズエステは神経をすり減らすが、働く時間が自由で、シフトも1週間ごとの提出でよく、嫌な客でもその時間を我慢して頑張るだけで普通の仕事の1日の給料が貰える。

 

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ゆりの暴露 第3話 「初めての客」

ゆりの暴露 第3話 「初めての客」

 朝目覚めてから、ゆりの心は浮き立っている。

 もっと講習を積んでからのデビューだと思っていたのに、面接に行った日の2日後には初出勤だ。

 マッサージに自信がない。それでも、お客さまは満足してくれるのだろうか。

 ゆりは不安で仕方なかった。

 ゆりの出勤は午後一時からで、ちょうどその時刻から120分コースで、フリーの予約がある。

 部屋は面接と講習をした所と同じである事、少し早く来てもら

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ゆりの暴露 第2話 「魔の講習」

ゆりの暴露 第2話 「魔の講習」

 そして、翌日。

 ゆりは緊張しながら、再びその部屋を訪れた。

「ようこそ」

 と、笑顔で部屋に招き入れてくれたのは、三十代半ばくらいのロングの黒髪で、膝丈のワンピースを着た品のよさそうな女性であった。

 後に知ることになったが、彼女はメンズエステ界では有名なHという講師だった。

 廊下を伝い、奥のワンルームに入ると、バスローブを着た短髪の爽やかな男がいた。

「私の彼なんだけど、モデル

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ゆりの暴露 第1話  「面接」

ゆりの暴露 第1話 「面接」

 ゆりは現在二十六歳、独身。

 小さな丸顔で、少女のような可憐さと、大人の女性の色気を併せ持つセラピストだ。

 大学まで新体操を続けており、線は細いがメリハリのある体で、引き締まったお尻が魅力的である。

 大学を卒業した後、恵比寿にある加圧トレーニングジムで働いていたが、毎日働きづめの割に薄給な上に、ジムの経営者からセクハラまがいの行為を受け、就職した年末に思い切って辞職した。

 ジムのト

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